昼休みの事。萩は菫がいるクラスを訪れていた。
「で、用って何?」
「明日から、一緒に4人でご飯食べない?」
「4人って?」
「菫とネソと土筆と私の4人!」
「あー!!いいね!でも、何処で食べるの?」
「屋上よ、屋上!」
「良いね!」
「ってことで、ネソにもそう伝えといてね!宜しく!」
そう言い萩は教室へと戻っていった。その数秒後ネソが図書室から戻ってきた。
「何かあったの?」
「明日から4人で一緒に屋上でご飯食べようだって。良いでしょ?」
ネソは少し躊躇ったが、頷いた。
***
次の日の昼食。4人は屋上にシートを引いてご飯を食べていた。4人以外にも数個のグループが屋上でご飯を食べていた。
「わあ、美味しそう!」
ネソの弁当に土筆は、目をキラキラと輝かした。
「あー、これは昨日のアングリフの食堂の残り物。弁当におかず詰めたのは、陽毬なんだけど...。食べる?」
「良いの?!」
「うん。こんなに食べれないから。」
土筆は箸で、ミニハンバーグを摘んだ。そして、口の中に運んだ。
「ん!美味しい!」
「菫の弁当も美味しそうね!」
「そう?これも、ネソと同様アングリフの食堂の残り物で、陽毬さんがおかずを詰め込んでくれたの!萩の弁当も土筆の弁当も美味しそう。」
その時、担任の先生が屋上にきた。そして、4人がいる場所まで歩いてきた。
「土筆さん。ちょっと職員室まで来てください。」
「え、あ、はい!」
土筆は、弁当を萩に預け職員室に担任の先生とともに行ってしまった。何かあったんじゃないかと3人は心配になった。
「何かやらかしたとか?」
「活発な子だから...。可能性はあるわ。それよりも、土筆の弁当箱どうする?」
「あと12分で昼休み終わっちゃうし。戻ってくるかわかんないし...。チャイムなったら教室戻って、土筆の弁当箱はクラスの人に土筆の机の上に置いてもらお。」
***
「なあ、樒?」
「何か用?」
駿河は樒にある事を聞こうとしていた。
「土筆が魔女だって信じるか?」
「...信じないと言うか、そんな事どうだって良い。魔女だったとしても僕には関係ない事さ。それに、自分が魔女だったら1番知ってるのは本人じゃないの?」
「だよな...。」
駿河は俯いた。
「どうして、そんなに他人を心配するんだい?」
樒は無表情でそう聞いた。
「他人じゃない!彼女とは幼馴染で、1番付き合いも長くて。俺の中で欠けてはいけない1人なんだよ!」
「(もしかしたら、こいつをうまく利用すれば紫の水晶が簡単に手に入る?)」