この素晴らしい世界でエリス様ルートを 作:エリス様はメインヒロイン
本編以上に作者の自己満が入ってます。
時系列?なにそれおいしいの?
設定も本編と乖離してる部分が多いと思います。
ただ書きたいものを書いてるだけです。
それでも良ければどうぞ。
注 パロネタも入っているので読みたくなければスルーしてください。
短編集1
《銀髪盗賊団 in ダスティネス家》
「じゃあ行ってみようか、助手君」
「アイアイお頭」
時刻は11時50分。スムーズにことが進めば問題なく間に合うだろう。この家の間取りはよく遊びに来るから完璧に把握している。まずは外壁を登るところから。助手くんの狙撃スキルでローブを設置。それを登って庭に降りようとすると、敵感知スキルに反応がある。どうやらあちらも警戒網を敷いているらしい。
ならばこちらも用意していた陽動を使うまで。協力者は一日にもう一爆裂できるなら構いませんよと快く引き受けてくれた。
そろそろ時間だろう。
ズドーーーン
屋敷の近くで轟音が鳴り響く。とゆうかかなり近かった気がするのだが。いっそ屋敷を吹き飛ばしてしまうつもりだったのだろうか。しかし陽動の甲斐あって警備の人は戦々恐々としている。まあ一歩間違えていれば吹き飛ばされていたかもしれないのだから仕方ないだろう。
その混乱に乗じて2人して屋敷に侵入、すぐさま二手に分かれた。助手君はダスティネス家当主、ダクネスの父親のところに。謝罪は早い方がいい。あたしはダクネスの部屋に。
潜伏スキルを使い進んでいたが残り時間が少ない。陽動のための待ち時間によってこのままだとかなりギリギリのようだ。仕方ない、穏便に行くのはここまで。今から強行軍に移るとしよう。
スキルを解くとそのまま部屋に向かって駆け出した。さすがにこれだけ堂々と走れば衛兵にバレる。だけど闇夜のなかなら経験値はこっちの方が上だ。バインドを使って衛兵を縛りあげていく。目的地はもう目と鼻の先。走った勢いを緩めつつするりとドアの中に入った。
部屋の中にはターゲットがこちらを睨んでいる。時計を見ると時刻は11時59分。どうやら間に合ったようだ。あたしは腰にぶら下げていた荷物を外し覆面を取る。時計の針が周り12時を刺す。作戦は成功。あたしは笑みを浮かべて、
「ダクネス、誕生日おめでとう!」
ケーキを差し出した。
「どうしてお前は毎年屋敷に潜入してくるんだ」
「だって1番最初にお祝いしたいし。ケーキを崩さず持ってくるのって大変なんだよ」
「だったら泊まり込みに来ればいいじゃないか」
「それだとつまんないよ」
「そうゆう問題じゃないだろう!」
「お頭ー、謝ったら許してもらえましたよー。お頭はうまくいきましたか?」
「うん、バッチリ。ナイス働きだよ助手君」
「まあ俺は謝っただけなんですけどね」
「カズマ、お前まで来てたのか。というか1番の問題児はどうしたんだ」
「そろそろ来るんじゃないか、と噂をすれば」
「あ、ここでいいです。運んでくれて感謝しまーす」
「めぐみん、確か今日はもう爆裂魔法は撃っていたはずだが?」
「カズマのドレインタッチでクリスから魔力を分けてもらいましたので。やはり一日に2回も爆裂魔法を撃てるのはいいものです。ダクネス、次の誕生日はいつですか?」
「一年後だ、馬鹿者。まったくお前たちはどうしてこう」
「それにしては嬉しそうですね」
「そ、そんなことは」
「お頭、やっこさん照れてますぜ」
「そうだね助手君。頑張ったかいがあるってもんだよ」
その後、切れたダクネスを諫めて4人でケーキを食べたとさ。
《SCPパロ》
屋敷での人形騒動時
あれがなんなのか、わかんねえ。
アンタは死ぬよ、残念だけど。
俺は佐藤和真。俺はこの部屋の中にいて外にいるめぐみんに話してる。
そこにいると死ぬぞ。俺もすぐに死ぬだろうけどな。
だから出れねえ。俺に出来たことは唯一つ。呪われた扉を閉めることだ。俺はこの扉を出ることはできない。だけど奴らは本気になれば入ってこれる。
アイツがもう諦めてくれてるといいんだがな。俺はもう閉めた。外に出るのは諦めたんだ。それが今俺に許された最後の抵抗なんだから。何にせよ、アイツは死ぬ。死ぬ前に爆裂魔法でも撃っときな。
奴らは神に祈りを捧げて得られる力で殺すことができる。なんでかは知らないが、それでうまく行く。どの神かは関係ないがエリス様がおすすめだ。
俺にはもうできない。奴らが窓いっぱいに張り付いてるのをみちまったからな。
俺は逃げた。耐えられなかった。このくそったれな状況に対処する術なんて知らねえ。俺の後ろで何か聞こえた。待ってくださいカズマだの、アンデットめぶっ殺してやるだのと。それが仲間の声なのかはわからないが、俺はみんなと別れた。
ここでめぐみんがやることは一つだ。俺はやりきれなかったが、お前はできるかもな。今、家の中で浄化して回っているだろうエリス様を見つけることだ。誰かがやってくれなかったら、奴らはいつか外に出てくる。間違いなく。
俺はここから動けない。俺のちゅんちゅん丸が横にあるが、意味なんてない。もう祈れない。俺に代わってやり遂げてくれ。
幸運を。死にゆくものより敬礼を。
「馬鹿なこと言ってないで早く扉を開けてください!人形が、人形が⁉︎」
「いやだー!そんな怖いところ出ていけるか!お前がおとりになってエリス様のところまで逃げろ!俺はこの部屋に引きこもってる」
「私だって嫌ですよ。こうゆう時こそリーダーとして仲間のために命をかけるべきじゃないですか!」
「お前普段は好き勝手してるくせに、こうゆう時だけ頼るのは卑怯だろ!いいから早く行け!」
「何をーー!あ、やばいですマジで近くなってきました。開けてー、ここを開けてください、ちょあけ開けろーーーーー!!!」
「大丈夫ですかめぐみんさん!『ターンアンデット』!」
「信じてましたよエリス様ー!」
「この男は!」
元ネタはSCP 1983 先のない扉でググるんだ。
《バニルマン》
テレッテッテレ テッテー ♫
あれは誰だ 誰だ 誰だ
あれはバニル
バニルマーン バニルマーーーーン
魔王より強い かもしれない
お金のために たたかう男
バニルアイは 見通す目
バニルチョップは 破壊力
バニル人形 かわいいよ
殺人光線 相手死ぬ
悪魔の力 そのも〜の〜
悪魔の〜 ヒ〜ロ〜
バニルマーン バニルマーーーーーン
「おい、なんだこれ」
「なんだ、あの女神に手を出すかどうかを考えて日々悶々と過ごしている小僧よ。ああそれは我輩の新作、バニルさん人形MK-2の試作品だ」
「俺はそんなこと考えてない。考えてないがそれ以上はやめてくれ」
「見通す悪魔たる我輩の言葉に嘘などないのだがまあよい。そこな商品は我が店屈指の売り上げを誇るバニルさん人形をアップグレードしたものだ。以前のものは夜中に時折笑いだすものだったが、今回はなんと夜中に歌い出す」
「ただのホラーじゃねえか」
「何を言う。以前の悪霊を追い払う効果はそのままにして今回は子虫やコバエなどの主婦の敵の侵入をも防ぐ優れものだぞ。歌詞はもっか検討中である。ちなみにバニルマンと言っておるが悪魔に性別はないのでな」
「魔王がどうとか聞こえたんだが」
バキッ
「何をする。幸運をもたらすとは名ばかりの女神よ」
「こんなゴミが販売されるなんて我慢できないので壊しました。あの、それでカズマさん、そんなに悩んでるのなら私は別に構いませんよ?」
「え」
「盛るなら店を出て行くがよい。はた迷惑な客どもめ」
販売を開始したバニルさん人形MK-2は主婦とサキュバスの間で飛ぶように売れていった。
《女神、頑張ってますverエリス》
午前6時。
朝食の当番はめぐみんだが、朝早く起きて手伝いに来たらしい。
慣れた手つきで紅茶を用意している。
午前8時。
今日は朝から爆裂したい気分ですとめぐみんに無理矢理連れられて爆裂散歩に同行。
クリスもそろそろ爆裂魔法の魅力がわかってきましたか!
そんな勝手なことを言う爆裂魔神に苦笑いで返しながら背負ってかえる。
午前10時。
ギルドについてクエストを探しているが特に見入りが良さそうなものが見つからなかったようだ。
途中で、
よう、そこのにーちゃん、ってなんだクリスか。胸がないから間違えちまった!
とからかってきたダストにグーを返礼していた。
俺も今度会ったら殴りかかっておこう。
正午。
ギルドで昼食を取りつつ、クリムゾンビアーを飲んでいる。
昼間から飲むお酒は美味しいなぁーとどこぞの駄女神と似たようなことを言っている。
普段から頑張っているから大目にみよう。
午後1時。
ダクネスと一緒にエリス教の孤児院に遊びに行っている。
子供たちの遊び相手をしているようだ。
帰り際に
またね、にーちゃん。
と本日二度目の男判定である。
子供に手を出すわけにもいかず口をムニムニさせながら帰って行った。
あんなかわいいのにどうして男だと思うのか。
午後3時。
クレープ屋でダクネスと2人仲良く食べている。
頬についたクリームがチャーミングだ。
あの2人は俺が会う前から友人だったらしい。
その頃のクリスのことを今度聞いてみよう。
午後4時。
特に用事はないのか猫と戯れている。
うちにいる漆黒の魔獣には警戒されているので思う存分触っている。
ここがいいのかにゃー。
と満面の笑みである。
何あれかわいい。
午後4時半。
ウィズ魔道具店に入ってから10分後。
突然家の中が光ったかと思うと、クリスが出てきた。
今度は絶対滅ぼします。
そう捨て台詞を残して去って行った。
ドアからは
二度と来るでないこの忌まわしき女神が
と憤るバニルと姿が薄くなっているウィズが見える。
ウィズがいるんだから手加減してやれよ。
そこの思いつきで仲間をストーカーする小僧よ、こちとらも迷惑だからあの女神の手綱はしっかり握っておけ。
バニルはそう言って店の中に戻って行った。
午後5時。
エリス教の配給を手伝っているところにセシリーが現れる。
クリスさん、あなたはアクシズ教の素質があるんだからこんな邪悪なところに居たら駄目よ。それはそれとして私にもください。
頭アクシズなプリーストに絡まれて疲れた顔をしている。
周りのエリス教徒も気の毒そうに見守っている。
そういえば今日は俺が夕飯の当番だったな。
先に帰って何かうまいもんでも作ってやろう。
そう思って立ち去ろうとしていると、
「あれ帰るの?あたしも一緒に帰るからちょっと待っててね」
...どうやら始めからばれていたらしい。
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「それで何で後なんかつけてたの?」
「いや、クリスが普段どんなことしてるのか気になって」
「相変わらずデリカシーないなぁ」
「返す言葉もございません」
2人して慣れた帰り道を歩く。
陽はもうすぐ落ちて何でもない1日が終わる。
「まったく、そんな君に罰を考えたんだけど、」
隣を歩きながらこっちを向いて彼女は言う。
「明日は私と一緒に付き合ってくださいね」
やっぱり彼女は女神だった。
なんとなく思いついたもの。
地の文が少ないので誰が喋ってるか分かり辛かったら後で入れ直します。連絡よろ。