このすば〜もしもカズマがポケモン大好き野郎だったら〜   作:クロウド、

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今回はなんとなく思いついた話です


この仲間たちと空の旅を!

「それで、カズマくん。今日はどうするの?」

 

 昨日の残りのカレーを朝食にとっていると、クリスがたずねてきた。

 ぶっちゃけ、タマゴから生まれたばかりのフカマルたちがカレー食えるのかとちょっと心配になったが、フカマルとダンバルはバクバク食ってるし、ラルトスとトゲピーはゆんゆんとクリスに手伝われながらちびちびと食べさせてもらっている。

 俺は口元のカレーを拭いながら答える。

 

「もともと、昨日の青空教室はめぐみんとゆんゆんにバトルの練習相手をしてもらうためだったからなぁ。今日は俺のポケモンを使ってもらってバトルの練習にしようかと思ってたんだが」

「私はそれでいいですよ」

「私もそれでいいんですが、その前に今日の分の爆裂魔法を撃たなくては。フカマルにも見せたいですし」

「あっ、そうそうめぐみんちゃんに守衛さんから言伝があるんだっけ」

「言伝?」

 

 めぐみんだけではなく俺とゆんゆんも耳を傾ける。

 

「爆裂魔法の音がうるさくて苦情が相次いでるって」

「はぁ……またですか」

「またってお前、前にも言われたのかよ……。」

「はい……今でこそカズマさんと私がいますけど、それまでは守衛さんに倒れたところを回収されてましたから……。」

 

 あぁ、そりゃ守衛さんからしたら迷惑な話だわ……。

 

「めぐみん、後で謝りに行くぞ。一緒に行ってやるから」

「うっ……わかりました。じゃあ今日からの爆裂魔法はどこで撃てば……。」

 

 撃たなきゃいいのでは、とは野暮なことは言わない。この数日でめぐみんの爆裂魔法への情熱は俺のポケモンへの愛に勝るとも劣らないのは接していてわかった。

 ―――悪く言えば、言っても無駄だということななので無駄なことはしない。

 そう思っていると、ダンバルが食事をしている様子をどうやって食べているのか観察していたダクネスが何かを思い出したように提案してきた。

 

「この街から少し離れたところに大きな湖がある。ちょうど、悪魔が現れる森とは反対方向だし、そこで撃ってはどうだ?」

「でもあそこまでは少しかかるよ?」

「カズマ、リザードンです!」

「いくらリザードンでもこの人数とポケモンを載せられるわけ無いだろ?」

「そうだよ、めぐみん」

「むぅ」

 

 俺とゆんゆんに反論されて、めぐみんは悔しそうにしてふてくされたようにフカマルを撫でる。まぁ、めぐみんだけ載せてとっとと撃たせて戻ってくればいいんだが、それじゃあつまらないしな。

 俺は食事の様子を記録していたロトムをちょいちょいと呼ぶとスマホの画面に指を滑らせる。

 

「用意しといてよかった」

 

 俺がスマホを操作すると気球とかで人が乗るような籠が2つ現れる。人が3人くらい入っても余裕そうな大きさのものだ。ついでに、ホームの手持ち入れ替え画面で二つのボールを入れ替える。

 

「なんですかこの籠は?」

 

 流石にもう何度も見ているせいか、スマホから物を取り出しても驚かなくなった俺のパーティメンバー。

 俺は食べ終えたカレーの皿を近くにおいて、立ち上がり籠のそばに立って呼び出したボールを空中に放る。

 

「出てきてくれアーマーガア!」

「「―――ガァ!!」」

「うっわ、おっきぃ!」

 

 現れたのは二体の巨大な黒い鳥ポケモン、アーマーガアだ。クリスもその大きな体に目を丸くしている。

 そして、初めて見るポケモンが現れたということではりきるのがうちのポケモン図鑑だ。

 

『僕の出番ロト!

 アーマーガア カラスポケモン はがね・ひこうタイプ

 ガラル地方の空では敵なし。黒光りする鋼の姿は相手を威圧し恐れさせる。飛行能力に優れていてとてもかしこいためガラル地方で空のタクシーとして活躍している。』

 

「この翼、鋼なのか?こんなポケモンもいるのか」

 

 はがねタイプが気に入ったらしいダクネスがアーマーガアの姿を興味深げに見ている。

 

「コイツラにこの籠を持ち上げてもらっていこう、俺はリザードンに乗ってくから二人ずつ乗ってもらって連れてってもらおう。お願いできるか、アーマーガア?」

「「ガァ!」」

 

 俺の問にアーマーガア達は自信満々の様子で答えてくれた。

 そして、いつの間にかカレーを食い終わったらしいゆんゆんとラルトスが籠の方をみている。

 

「カズマさん、もしかしてこれもテントと同じで?」

「いいや、俺ってゆんゆん達と組む前は結構宅配の依頼とかしてたんだよ。それに使えるように作ったんだ。かなり重い荷物も運べるように頑丈に作ったから安全性は問題ないはずだ」

 

 リザードンの背中に乗せられないような荷物を頼まれたとき、これに乗って行けたらと思って用意しておいた。本物のアーマーガアタクシーと同じってわけには行かなかったけど、なかなかのものにはなったはずだ。

 

「だけどホントに人を乗せられるの?」

「ロトムも言ってたけどアーマーガアはガラル地方ってところだとアーマーガアタクシーって言って、人を運ぶ役目を担っているくらい飛ぶ力が強いんだ。だから、一体で二人くらいは乗せて飛ぶことができるはずだ」

 

 俺の説明にクリスはへぇと言って納得した様子だ。

 

「それじゃ、皆食い終わったし食器を片付けて出発するか」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「皆、しっかり乗り込んだな」

「「はい!」」「カフッ!」「ラル」

「あぁ」「ダァン」

「うん」「チュッキ!」

「よしっ、リザードンは先導でその後すぐに来てくれアーマーガア」

「「ガァ!」」

 

 めぐみん達とパートナー達の返事を聞いて、俺はまたがっているリザードンといつでも飛ぶ準備ができているアーマーガアに指示を出す。

 

「リザードン行くぞっ!」

「グオォォォ!!」

 

 リザードンは雄叫びとともに飛び上がり、あとに続いてアーマーガアたちも飛び上がる。

 

「「「「おおぉぉぉぉ!!」」」」

 

 四人は空からの光景にテンションが上っているのかそんな声が上がる。めぐみんたちもリザードンに乗ったときは三人乗りだったこともあって結構低いところだったけど、今は結構高いところを飛んでいるから街がすぐに小さくなる。

 

「アクセルの街があんなに小さく……。」

「まさか、空を飛ぶ事ができる日が来るとはな」

「あれ?そういう魔法ってないのか?」

 

 リザードンのスピードを落として、アーマーガアたち並んで飛ぶ速度にしてもらう。

 てっきりファンタジーの世界だから、空を飛ぶ魔法くらいあるものだったと思ってたけど。そう思っていると、となりを飛んでいたもう一体のアーマーガアが近づいてきてめぐみんが答えた。

 

「ありませんよ、そんなもの。おとぎ話の中でくらいしか聞いたことありません。そんな事ができるのはそれこそ空を飛べるモンスターや悪魔、そしてこの子達のようなポケモンくらいです」

「風の魔法で落下を軽減させることくらいはできるけど、空を飛ぶっていうのはちょっと……。」

 

 ゆんゆんの答えにふ〜んと納得する俺。言われてみれば、リザードンに乗ったときも二人は随分驚いていた気がするな。そこからは皆、初めての空の旅で小さく見える地上を見下ろしていた。

 

 それから約20分ほど、空の旅を楽しみ、景色を楽しんでいると目的の湖が見えてくる。

 

「おっ、あれがダクネスの言ってた湖か?」

「あぁ、しかし、空から見るといつもと違って見える」

 

 多分ダクネスが言っているのは俺たちが湖の真上を飛んでいるから太陽の光が正面から反射しているのが見えて、水面がキラキラと光っていることだろう。こんな光景は空でも飛ばないと見れないものだからな。

 ロトムに言って、一枚撮っておく。

 

「そろそろ降りるぞ!」

「「ガァ!」」

 

 俺が声を上げて合図を送ると、リザードンとともに先導して籠が倒れたりしないようにアーマーガアたちがゆっくりと下降していく。

 無事着陸して、籠から四人が出てくる。

 

「どうだった、初めての空の旅の感想は」

「あぁ、滅多にできない体験だったからとても楽しかったよ。もし、落ちてしまったらと思うとハラハラして……悪くなかった!」

「ダァン……。」

 

 また変態発言をしようとしたダクネスの隣でダンバルが「うちのがすみません」と言わんばかりにゆっくり頭を下げた。ホントに大変だなダンバル……。

 

「私も楽しかったよ。この国でもさっきカズマくんが言ってたアーマーガアタクシーっていうのが流行るといいのにね」

「チュッキィ!」

 

 クリスがアーマーガアの頭を撫でながら、そんな事をいう。トゲピーは送ってくれてありがとうと言っているようだ。

 アーマーガアの進化前のココガラのタマゴも確か結構あったと思うから、根気よく育てればできなくはないと思うけど、国とかが認めてくれなそうだな。実際あったら便利なんだろうけど。

 

「さて、ここならぶっ放しても街には迷惑はかからないだろう」

「ありがとうございます、カズマ。フカマル、よく見ているのですよ、我が紅蓮の爆炎を!」

 

 スイッチが入ったらしく、マントをバサッと翻して杖を構える。俺もゆんゆんもしょうがないなぁって顔でそれを見守る。

 そして、湖の中心に何重もの紅い魔法陣が展開される。

 

「『黒より黒く、闇より暗き漆黒に我が真紅の混淆を望みたもう、覚醒の時来れり。無謬の教会に落ちし理、無行の歪みとなりて現出せよ』!!」

 

 やたらと厨二心をくすぐる詠唱の後に杖から光が放たれる。

 

「『エクスプロ―――ジョン』!!!」

 

 視界を埋め尽くすほどの紅い閃光の後に遅れて聞こえてくるドゴオォォォォォォンンという凄まじい音と風圧が辺り一帯に拡散する。

 

「相変わらず凄い威力だな……。」

 

 いい加減慣れたので感心しながらその光景を見る、俺。

 Z技やダイマックス技に勝るとも劣らない爆炎。いつかリザードンのキョダイゴクエンと威力を比べてみたいもんだ。

 

「ふふふ、どうでしたフカマル?我が爆裂魔法は?」

「カフッ!カフッ!」

「そうですか、そうですか。貴方にもわかりますか、この魔法の素晴らしさを」

 

 地面に突っ伏しためぐみんの隣で余程あの爆裂が気に入ったのか、フカマルが飛び跳ねている。なんというか、ホントに良いパートナーになりそうだよ、この二人。




ああっ!早くホースと戦終わらせてぇ!

デストロイヤー戦はZワザを披露したいのですがどのZ技がいいでしょうか?

  • カプ【ガーディアン・デ・アローラ】
  • ソルガレオ【サンシャインスマッシャー】
  • ルナアーラ【ムーンライトブラスター】
  • ネクロズマ【天焦がす滅亡の光】
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