このすば〜もしもカズマがポケモン大好き野郎だったら〜   作:クロウド、

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遅くなって申し訳ない!後日談です。


このパーティ結成に祝福を!

「ふわぁ……久しぶりのベットは気持ちよかったな。イーブイ?メラルバはどうだった?」

「ブイッ!」

「メラッ!」

「そうか、気に入ったか」

 

 俺はあくびを噛み殺しながら肩に乗ったイーブイと手の中に収まるメラルバに尋ねると二人共元気よく返事をする。

 

『僕もぐっすり睡れたロト』

「お前はスマホの中にいるんだからどこでも寝れるだろうが」

 

 ―――俺は今、ギルドに向かっている。三日前のホースト討伐が成功した報酬を受け取るためにだ。

 なぜ、三日も日を空けたというとまぁ俺達全員結構な重傷だったからなんだけどな。それがたった三日で治ったのはめぐみんとゆんゆんの知り合いであるアクシズ教のプリーストのおかげだ。一回会ったが、少し……いや、かなり我の強い人だった。

 ただ、アクシズ教……つまりあのアクアを信仰しているプリーストなら『あぁ、なるほどな』と納得してしまうあたり俺の中のアクアの株は地の底まで落ちているのだろう。

 

「しかし、ロトムに続いてお前まで勝手についてくるとはな」

「メラッ!」

 

 因みになぜ手持ちから外したはずのメラルバがいるのか、それはシャンデラたちを回復のために天界に送ったときにロトムと同じように勝手に天界から転送されてきたのである。エリス様に問い合わせたところ、『どうしてもカズマさんのそばにいたいらしくて……』と困った声で言われた。

 そういうことなら仕方無しと、イーブイに続いて俺の固定メンバーの一体になったのである。

 

「メラ?メラっ!?」

「イブイッ!」

「ん?どうした、メラルバ、イーブイ?」

 

 手の中のメラルバに話しかけながら歩いていると前方を見ていたメラルバとイーブイが声を上げる。俺も顔をあげると、そこにはちょむすけを抱いて、足元にフカマルを待たせているめぐみんが立っていた。

 

「めぐみんじゃん。どうした、今日はギルドで集合のはずだろう?」

「その……カズマに話があったので先に会いに来たんです」

「?」

「とりあえず、ギルドに行きましょう。話はその途中で」

 

 めぐみんはそういってギルドの方にあるき出す。俺もその隣を歩いていく。

 若干もじもじとしながら俺の顔を覗き込んでは前に向き直るめぐみん。お兄さんね、そういう態度を男の隣でやるのは良くないと思うよ。俺じゃなかったら勘違いする顔してるぜ。

 俺? ハハハ、子供の頃結婚の約束をした子に振られて一時引きこもったほどのショックを受けた男だぞ? その上勘違い男にまでなったら……生きていける自信がありませんッ!

 そんな過去の自分の黒歴史から覚えた教訓を復唱していると、めぐみんがようやく口を開いた。

 

「―――カズマ、ありがとうございました」

「?」

「ちょむすけのことですよ」

「!聞いてたのか……。」

「えぇ、その後直ぐに気を失いましたけど」

 

 ってきり、ホーストの魔法からふっ飛ばされたときに気を失ったと思っていたが。そういや、こいつだけ他の三人とは違って俺だけじゃなくギルガルドとシャンデラにも助けてもらったんだったな。だから、俺も肩が外れる程度で済んだわけだし、そこに俺が庇った分も合わせて衝撃が緩和されたんだろう。

 

「……別に礼を言われることじゃねぇよ。イーブイが同じ立場にいたら何をしてでも助ける、お前にとってはそれがちょむすけだってことを知ってただけだからな」

「でも、ちょむすけはポケモンじゃないし。戦う力もないのに……」

「役に立つ、役に立たないがそんなに重要なことか?」

「えっ?」

「役に立たなくたって、お前がちょむすけを大切に思ってる。重要なのはそこなんじゃないか?」

 

 ―――昔、何度か好きなポケモンだけでパーティを組んで冒険をしたことがあった。ただ、そいつらが皆進化するまで時間がかかったり、弱点が多かったりとなかなか難しい旅になったのを覚えている。

 ただ、面倒くさいとかパーティを変えようとか思ったことはなかった。大切な仲間と旅がしたい、それだけで十分だったからな。

 俺の言葉にめぐみんはなにも答えなかったがどうやら、納得はしたらしい様子だった。

 そのまましばらく歩いてると、めぐみんがまた口を開いた。

 

「―――もう一つ、聞いてもいいですか?」

「なんだよ?」

「……『頭のおかしい爆裂娘』とは誰のことか教えてもらおうか?」

「……………。」

 

 めぐみんの質問に冷や汗を流しながら黙り込む。

 やっべぇ……そういや、ホーストにいっちまったよそんな言葉。まずい、めぐみんが紅魔族特有の紅い瞳をギラギラと光らせてこちらによってくる。

 こうなったときのめぐみんはだいたいろくな事をしないとゆんゆんから聞いている。

 即ち。

 

「逃げるが勝ちッ!」

「させませんよ!フカマル、やりなさい!」

「ガフッ!」

「何ッ!?」

 

 駆け出した俺の足元にいつの間にかいたフカマルがめぐみんの合図と同時に俺の頭にかぶりついた。

 

「いだだだだだ!!!」

「フカマル、もうちょっと強めでもいいですよ」

「いい訳あるかッ!離れろっ、フカマルッ!!」

「ガブガブッ!」

 

 メラルバをイーブイの背中に乗っけて、両手で引っ張っるが凄まじい力で噛みついていて頭から離れないフカマル。畜生、すっかり息ぴったりになりやがって!

 その後、途中で合流したゆんゆんがラルトスのねんりきで引き剥がすように言ってくれたお陰で特に怪我もなく済んだ。

 

「将来ハゲたら一生恨んでやるからな……。」

「ふんっ」

 

 頭をさすりながらめぐみんに恨みのこもった目を向ける俺にめぐみんはフカマルを撫でながらそっぽを向く。コイツめぇ……。

 ―――俺たちは今、合流したクリスダクネスを合わせた五人で酒場のテーブルを囲っている。密やかではあるがホースト討伐の打ち上げのようなものだ。

 

「はいはい……そこまでそこまで。あっ、そうそう、将来って言えば皆はこれからどうする?」

 

 クリスが俺とめぐみんを宥めながら、今後のことを尋ねてきた。俺はとっくに決めてるので即答した。

 

「俺は元々ゆんゆんと組むことになってたし、これからもしばらくは冒険者として資金を稼ぐよ。夢を叶えるための資金はいくらあっても足りないしな。ゆんゆんはどうする?」

「は、はいっ!私もお付き合いします!」

「仕方ありませんねぇ。私も付き合いましょう」

 

 ゆんゆんが嬉しそうに返事をするとめぐみんがやれやれと言いたげにめぐみんが話に入ってきた。その上から目線な態度にゆんゆんがキレた。

 

「何言ってんの!爆裂魔法しか使えないくせに!カズマさん、めぐみんのことは放っておいてかまいませんよ」

「何言ってくれてるんですか、このボッチが!」

「何度も言わせないで!私にはもうラルちゃんもカズマさんもいるの!ボッチなのはめぐみんのほうよ!」

「ラ〜?」

「な、なにおう!私にもちょむすけとフカマルがいます!」

「カフ〜?」

 

 お互いの相棒を見せつけるように持ち言い争う二人。

 ホント、仲がいいんだか悪いんだが……。まぁ、めぐみんに関しては別に構わないんだけどな、なんだかんだ言ってこの三人でいるのがスタンダードになってきてたし。

 

「そっちこそ、このあとどうすんだ?」

「それなんだが、よければこのままこの五人でパーティを組まないか?」

「ちょうど、アタシ達もパーティメンバーを募集してたんだよね。前衛職一人と後衛職二人でね」

「あぁ、そういえばなんだか見た覚えがありますね。そんな募集」

 

 ゆんゆんとめぐみんが後衛職で、俺のポケモンが前衛職の代わりってことか。確かに丁度いいかもしれない。それに、二人に託したダンバルとトゲピーのことも気になるし。

 ちらりとめぐみんとゆんゆんに目配せすると、二人共喧嘩を中断して笑って頷いた。

 

「わかったよ。それじゃあ、この五人でパーティ結成ってことでいいのかな?」

「さんせーい!」

「チュギプリィ!」

 

 こんな感じで組んだパーティ。

 皆、それぞれ問題はあるがそれぞれ秀でた優秀な技術のあるメンバー。大変なこともあるだろうが、こうして俺の夢に向かっての第一歩がスタートしたわけである。




メラルバはなんとなく見ていた画像であっかわいいって思ってレギュラーメンバーに入れました。

デストロイヤー戦はZワザを披露したいのですがどのZ技がいいでしょうか?

  • カプ【ガーディアン・デ・アローラ】
  • ソルガレオ【サンシャインスマッシャー】
  • ルナアーラ【ムーンライトブラスター】
  • ネクロズマ【天焦がす滅亡の光】
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