このすば〜もしもカズマがポケモン大好き野郎だったら〜   作:クロウド、

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お久しぶりです!ソードやりました、今回はそっからアイディアを頂きました


このポケモンだいすき野郎のスマホに新たな機能を!

 ーーーある朝、アクセル郊外の草原で二体の影が激しくぶつかり合っていた。

 

「ジュナイパーは『かげぬい』!ジュカインは影に気をつけて回避からの接近!」

 

 二体は俺の支持を受けると、指示のとおりに動き出す。ジュナイパーが翼からむしった羽根を弓にしてジュカインに放つ。ジュカインは自分だけでなく影にもその攻撃が当たらないように体制を低くしてジュナイパーの懐に潜り込む。

 

「ジュカイン、ジュナイパー、『リーフブレード』!」

 

「ジュラッ!」

 

「ジュパッ!」

 

 ジュカインの腕についた葉っぱとジュナイパーの羽根が鋭い刃に変わりガキンッと言う金属のような音を立てて交差する。

 

 ジュナイパーは一度一度空中に飛び上がると一気に降下してジュカインに迫る。しかし、その攻撃をジュカインはバックステップで回避し助走をつけてジュナイパーに斬りかかる。しかし、ジュナイパーは再び空中に逃げて回避する。

 

「ジュカイン、『いわなだれ』だ!」

 

「ジュカァ!」

 

 ジュカインが吠えるとジュナイパーが飛行している空中から無数の岩が現れ地面に落ちていく。ジュナイパーは難なく回避するが、回避に専念するためにリーフブレードが解除されてしまう。だが。

 

「今だっ、ジュカイン!岩を足場にジュナイパーに『リーフブレード』!!」

 

「ジュッカァ!!」

 

「ジュパッ!?」

 

 ジュナイパーはジュカインが持ち前の俊敏さで岩を蹴りながら自分のところまで駆け上がってくるのを見て驚きの声を上げる。そして、リーフブレードを鋭くして斬りつける。

 

「ジュッ……!」

 

 ダメージを受けて少し離れるジュナイパー、既に『いわなだれ』は終わっており飛行に問題はない。

 

「ジュナイパー、『ブレイブバード』!ジュカインは『りゅうのはどう』で迎え撃て!」

 

「ジュパァァァァァ!!」

 

「ジュッカァァァァ!!」

 

 ジュナイパーの全身が青く光そのまま凄まじい勢いでジュカインに向かっていく。それを迎え撃つようにジュカインの口から放たれた龍の形をした波動が放たれ激突し、爆発が起こった。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 朝の特訓が終わり、俺達はアクセルで買ってきてあったサンドイッチを昼食として食べていた。イーブイ、ジュカイン、ジュナイパー達ポケモンは木の実シリーズと一緒に入っていたポケモンフーズを食べている。俺もちょっとかじってみたけど、意外とうまかった。

 

「……駄目だな。」

 

「ジュカッ!?」

 

「ジュパッ!?」

 

 俺がポツリと漏らした声に自分のことを言われたと思ったジュカインとジュナイパーがポケモンフーズを食べていた手を止めてこっちを向く。

 

「あぁ、悪い悪い……お前らが駄目なんじゃなくて、駄目なのは俺の方だよ」

 

 二人を落ち着かせながら弁明を口にする。

 

「駄目って何がですか?」

 

「いや、二人に指示を出すとどうしても片方に集中しちゃってな……同時に指示を出せてないんだ」

 

「え?そうですか、私は互角だったように見えたんですが」

 

「いいや、例えばさっきの『いわなだれ』からの『リーフブレード』、ジュカインにばかり指示がいってジュナイパーに回避の指示を送れなかった。」

 

 やっぱり、一人二役は難しいな……。かといって、この世界に俺以外のポケモントレーナーなんているわけがないしな。だけど、こんな特訓であの悪魔に勝てるのか?いや、伝説のポケモンならほぼ確実に勝てるだろうが、森は吹き飛ぶか二度と命が育たない地になるかも知れない。いや、それを直す力を持つポケモンもいるが……この世界のパワーバランスを崩すことになるだろう。

 

「どうしたもんかねぇ……。」

 

「ふっふっふっ、どうやら私の出番のようですね」

 

「どうした、めぐみん。自分が相手になるとか言って爆裂魔法を打ち込むとか言ったら俺達の関係はここまでだが」

 

「違いますよっ!私をなんだと思っているんですか!?」

 

「何ってお前、毎日のようにポケモンたちのバトルに惹きつけられて集まってくるジャイアントトードに爆裂魔法を打ち込んでドサイドンやバンバドロにその後始末を任せるはた迷惑な同居人だけど?」

 

「いや、あの……。」

 

「おいおい、どうしためぐみん?いつも爆裂魔法を打ち込んでクレーターを作って俺達がそれを直してる間、魔力切れでぶっ倒れて何もしないでそれを見ているめぐみん?」

 

「えっと、その……。」

 

「なんだよ、言いたいことがあるなら言ってくれてもいいぞめぐみん? 最初は快く引き受けてくれてた二人に『そろそろめんどくせぇなぁ』って目を向けられ始めてきためぐみん? 俺も頼むのけっこう大変なんだぞめぐみん!?」

 

「す、すいませんでした……。」

 

 俺から怒涛の口撃を受けて、頭を下げるめぐみん。まぁ、ドサイドンたちには交代で他の地面タイプのポケモンと代わってもらうように言ってあるし問題ないけど……。それになんだかんだいって、ポケモンたちの手入れとかポケモンフーズ配るの手伝ってくれたり助かってる面はあるけどさ。

 

「それで?まさかとは思うけど、お前がトレーナー役をやるとか言わないよな?」

 

「逆にそれ以外、なにがあるんですか?」

 

「お前なぁ、ポケモンバトルというのは結構奥が深いんだぞ?タイプの相性とかも知らない奴が簡単にできるものじゃないんだ」

 

「だったら教えて下さい、我々紅魔族は魔力と知力が高いですから」

 

「しかしだな、ジュナイパーやジュカインは……。」

 

「大丈夫ですよ、ほら」

 

「ジュカァ♪」

 

「ジュパァ♪」

 

 めぐみんがジュカインとジュナイパーの頭を撫でると気持ちよさそうな声を漏らす。まぁ、もう一週間くらい一緒にいるしな。それにめぐみんやゆんゆんは二人に結構毛づくろいしてもらったり体を拭いてもらったりしてたからな。懐いても仕方ないが。

 

「仕方ない、わかっただけど午後から最低限の知識はもってもらうぞ。トレーニングは明日からだ」

 

「あの、私にも教えて下さい」

 

「ゆんゆんも?」

 

「はい。私ももっと、ブイちゃんたちのことを知りたいんです」

 

「ブイ〜」

 

 そういって膝の上に載せたイーブイを撫でる、ゆんゆんの目は真剣そのものだった。

 

 しかし、教えるにしたってどうやって教えるか……。

 

 俺は腰につけてあるモンスターボールを外して、目の前に持ってきて顎に手を当てて考える。だが、そのボールはモンスターボールではなく、黄色のハイパーボールだった。

 

「アレ?このハイパーボール……。」

 

「どうかしましたか?」

 

 このボール、俺が預かりシステムから呼び出したボールじゃないな。いつの間に、手持ちに紛れ込んだんだ?中身はなんのポケモンだろう。

 

「ん?」

 

 このボール……震えてる?

 

 パカン!という音とともにボールが開き、中から一体のポケモンが飛び出してきた。

 

「ケテテッ!」

 

「うわっ!」

 

「えっ?」

 

「キャッ!」

 

「ブイッ!?」

 

「ジュパッ!?」

 

「ジュカッ!?」

 

 俺達は各々、ボールから飛び出したそれを見てそれぞれ驚いた反応をする。ボールの中から現れたのは不敵な笑みを浮かべる電気のような体のポケモン。そいつはすごい速さで空中を飛び回っている。

 

「カズマ、このポケモンは一体!?」

 

「ロトムだッ、いたずら好きなポケモンだから気をつけろ!」

 

 プラズマポケモン、ロトム。電気、ゴーストタイプ。様々な電化製品に取り付きフォルムチェンジするポケモンだ。

 

 久々にボールから出てこれたのが嬉しいのか、縦横無尽に空を駆け回る。するとロトムが俺めがけてものすごいスピードで迫ってくる。

 

「ちょ、まっ……!」

 

 ロトムは俺の静止を聞かずに突っ込んできた。

 

 俺はとっさに両手で顔を守り、目を瞑るが。

 

「………?」

 

 いつまでたっても、衝撃が襲ってこない。

 

 目を開くとさっきまで空を飛び回っていたロトムの姿が消えていた。だが、皆が俺を驚愕したような目で見ていた。

 

「ロトム、どこいった?」

 

「えっと……。」

 

「和真さんの胸ポケットに吸い込まれたように見えたんですけど……。」

 

「胸ポケット……?」

 

 あっ、スマホ!

 

 まさかと思い、胸ポケットにしまってあった取り出してみるとスマホが激しくバイブし、スマホが空中に浮かぶ。そして、丸っこい手足が生え、画面に顔が浮かぶ。

 

 そして、その目が俺達を見定めるとくるりと回って、

 

『コンニチハ、僕ロトムロト!』

 

「「「しゃ、喋ったー!!」」」

 

 これが俺達とスマホロトムの出会いだった。




感想、評価、お願いします。

デストロイヤー戦はZワザを披露したいのですがどのZ技がいいでしょうか?

  • カプ【ガーディアン・デ・アローラ】
  • ソルガレオ【サンシャインスマッシャー】
  • ルナアーラ【ムーンライトブラスター】
  • ネクロズマ【天焦がす滅亡の光】
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