このすば〜もしもカズマがポケモン大好き野郎だったら〜   作:クロウド、

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レジェンズの熱とポケモンデイが楽しみで復活しました。久しぶりなので前の話と作風が違うかもしれませんか合わせていきますのでよろしく尾根語彙します。


ポケモン青空教室開講

「それでカズマ。このロトム?というポケモンは一体」

「こいつは体がプラズマ、要するに電気みたいなものでできててな、機か……じゃなくて、電気で動く道具に取り付いて悪戯をするっていうポケモンなんだが……。」

 

 俺はめぐみんに説明をしながらロトムが取り付いたことでスマホロトムとなった俺のスマホを見る。今はゆんゆんが興味深げに見ている。

 まさか、俺のスマホが剣盾に出てくるスマホロトムになるとは―――もっと早く気付けばよかったかも。

 

「でも、なんでこの子他の子と違って話せるんですか?」

「多分、スマホの中の情報を読み取ったんじゃないか?」

「―――聞きそびれてましたけど、あのスマホとかいうアイテムも何なんですか?ポケモン並に謎のアイテムですが」

 

 めぐみんの質問はまぁ、もっともだろう。このファンタジーの世界にスマホなんてあるわけ無いし、アクア……様のおかげでアイテムボックスよろしくなんでも出し入れできる不思議アイテムに変化してたし、そういやずっと気になってたけど、ホームに預けてるポケモンってどこに転送されてるんだろう?

 思考が脱線しているとめぐみんにくいっくいっと袖を引っ張られる。

 

「カズマ?」

「あぁ、いや……そうだな、我が家に伝わる伝説のアイテム的なものかな」

「ほうっ!どうりで便利なアイテムなわけです、伝説のアイテム……実にいい響きですね」

 

 適当にごまかしておき、スマホロトムに近づく。

 

「それでロトム、お前なんでいきなり出てきたんだよ?」

『ピピッ!実は頼まれたんロト、ユーザーカズマ、君をサポートしてくれって』

「頼まれたって、誰に?」

『ピピッ!それは―――「お〜い!」―――ロト?』

 

 ロトムに俺をサポートするように言った人物の名前を聞こうとすると、背後から声がかかり振り返るとそこには見慣れた銀髪の少女が見慣れない金髪の鎧をまとった女性を引き連れてやってきた。

 

「久しぶり、カズマくん」

「クリスじゃないか、久しぶり」

「町の外でテント張ってるって聞いて見に来たんだけど、ホントだったんだねぇ」

「ブイッ!」

「わっ!あはは!イーブイちゃんも久しぶりだねー」

 

現れたのはいつだったか俺にお金を恵んでくれた盗賊の少女、クリスだった。イーブイはクリスの姿を確認すると俺の肩からクリスの肩に飛び移った。クリスは久しぶりにあったイーブイの毛並みを楽しむ。

 そんなクリスを他所に俺は隣にいる女騎士さんに目を向ける。

 

「ところでクリス、そちらの方は?」

「ああ、この子は私の友達の―――」

「―――ダクネスだ、クルセイダーを生業としている」

 

 そう名乗る金髪碧眼の女騎士。クルセイダーといえばナイトの上位職、さらにぴしっと固めた鎧姿も相まってザ☆女騎士って感じの女騎士だなぁって思ってみていると、彼女の視線がジュカインやジュナイパーに向いているのに気がついた。

 

「あれが最近噂になっている君の使い魔か」

「えっ、あっ、うん、そうですけど」

「しかし、噂に聞いていた馬のような奴と、巨大な岩のような体の奴がいないな」

「バンバドロとドサイドンのことですかね」

「そうか、そういう名前なんだな。しかし、あの二体もいいかもしれない……。」

 

 なんか、うちのポケモンたちを見ながらぶつくさ言ってるけど……。

 

「カズマさん、カズマさん」

「カズマだよ。どうした、ゆんゆん?」

「こちらの方とはお知り合いですか?」

 

 あっ、そっか。クリスと会ったときはまだゆんゆんとめぐみんとは会ってなかったんだった。とりあえず、クリスに二人を紹介して、五人と二匹は腰を下ろす。ロトムの騒ぎから全員立ちっぱだったしな。ちなみにイーブイはクリスの膝の上だったりする。

 

「それでクリス、さっき俺に会いに来た風なことを言ってたけど、なんか用か?」

「そうそうっ!悪魔対策のためにここでキャンプしてるって聞いてね。私達も混ぜてもらおうかと思って」

「えっ?どうして?」

「どうしてって?悪魔なんて害獣この世にいちゃいけないし、すぐにでも駆除しなきゃいけないじゃん?でも、今は魔王軍の幹部に動きがあったとかで、王都から戦力を送れないらしいんだよね。そこで!強い使い魔を使役してるっていう君に協力したいなぁって」

「なるほど……ダクネスさん、ちょっと」

「ん?どうした?」

 

 俺はハイライトを失いやたら早口で話すクリスに一旦背を向けてダクネスさんに話しかける。

 

「何あの子、悪魔に親でも殺されたの?悪魔の話をしてるときの殺気半端なかったけど……!」

「いや、そんなことはないはずなんだがなぁ……。」

 

 ダクネスさんの言葉に耳を疑う。

 いやそうでもなきゃあんないい笑顔でこんな殺気出せないって!めぐみん達ビビって両手繋いで震えてるじゃん!ジュナイパー達もいつでも戦闘いけますっ!みたいな顔してるし、イーブイもさっきまでくつろいでたのにプルプルしだしてるじゃないか!

 ゴーストタイプもビビる顔してたよあの子!

 

「知っての通り、普段はあんなじゃないんだ。……思い当たる節があるとすれば彼女は熱心なエリス教徒だからだろう。エリス教は悪魔に対して過激だからその影響ではないだろうか?」

 

 エリス教って言えばこの国の国教になってるやつだよな。エリス様っていう女神様を崇めてるっていう。

 ただそれだけにしてはこう鬼気迫るというかなんというか……。

 

「いや、でもなぁ。多分俺たちだけじゃ勝てないぞあいつ」

「何弱気になってんのさ、君の使い魔と前衛職の私とダクネス、それにそっちの子たちアークウィザードでしょ?これだけの戦力が揃ってて、それでもだめなの?」

「あいつ俺のポケモンの攻撃を受けていってぇで済ませるんだぜ?下手に追い込んで報復に来られたらどうすんだよ。この街終わるぞ」

「それは……そうだけど……。」

「壁役なら任せてくれ、私はどんな攻撃でも受け止める自信がある」

「いや、タンクがいてもバランスのいいアタッカーがいないと」

「むぅ……。残念だ」

 

 よし。俺の正論でクリスが冷静に戻った。ダクネスさんも食い下がったがそれもバッサリ切り捨てる。そのまま追い打ちをかけるように「それに」と言葉を続ける。

 

「俺たちはこれからポケモン青空教室をやるんだ、どっちみちすぐは無理だよ」

「なにそれ?」

「聞いての通り、ゆんゆんたちがポケモンについて詳しく知りたいって言うからこれから、俺が基礎的なことを教えるんだよ」

『僕も手伝うロト!』

「なっ、なんだこれは?」

「そいつも俺の使い魔みたいなもん、あんがとロトム。確かにお前がいたほうがわかりやすいかもな」

 

 ロトムを初めて見るダクネスさんが驚くが、俺が短く説明する。昼飯食ってから大分たったし、そろそろ始めようかね。そう思って立ち上がろうとすると、クリスから声がかかった。

 

「ねぇねぇ、その青空教室私達も参加していい?やっぱ、もしものときはこっちから行かなきゃいけないと思うし、連携とかの参考にしたいんだよね」

「え?いや、別にいいけど。かなり長いぜ?半日かけるつもりだし」

「え?そんなにかかるんですか?」

 

 俺の半日発言にゆんゆんは面食らったようだが普通に考えてそれくらいはかかると思う。

 

「さっき言ったろ?バトルってのは奥が深いって、おまけにゼロから教えるとなると色々と話すことがあるんだよ」

 

 タイプ相性とか、特性、天候、他にも色々。おまけにここは現実。ゲームみたいにコマンドでどうにかなる世界じゃないから、そこらへんも考慮して説明しなきゃいけないからどっちみち半日はかかっちまう。

 

「頼んだのはこちらからですから文句はないですけど、そんなに多いんですか?」

「そりゃなぁ……俺は小さい頃から少しずつ知ってたけど、一気にってなると基礎知識だけでそれくらいは」

 

 流石にそれを聞いて若干うへぇって顔になるめぐみん。

 ―――あっ、そうだ。

 

「よし、めぐみん、ゆんゆん。全部終わったら、お前らにいいものをやる」

「「いいもの?」」

「あぁ、お前らが絶対に喜ぶものだ。これでやる気出るだろ」

「それは本当ですか? 紅魔族との約束を破ると恐ろしい目に遭いますよ?」

「え?そうなのゆんゆん?」

「いやいや、ないですよそんなこと!めぐみんも適当言わないの!」

 

 ゆんゆんが慌てて否定するのでどうやら冗談らしい。いや、紅い目が一瞬妖しく光ったからマジかと思った。そんなことを思っていると物欲しげな目を向けるクリスと目が合った。

 

「あっ、もちろん二人にも渡すつもりだよ」

「やった!でも結局いいものって何?」

「こういうのは内緒にしといたほうがあとの楽しみが増えるってもんなんだよ」

「ふむ、一理あるな」

 

 全員納得したところでそろそろ始めようと思ったときロトムが俺の近くにやってきて小さな声で尋ねてきた。

 

『カズマ、一体何をあげるつもりロト?』

「ん?あぁ、それはな―――」

 

 俺はロトムにしか聞こえないように口元を隠して上げるつもりのものを小声で教えてやる。すると―――

 

『えぇぇぇぇ!!アレあげちゃうロト!!?』

「あぁ、俺一人が持ってても仕方ないし。大事に扱ってくれるなら渡してもいいかなって」

『う〜ん、たしかにロト』

「だろ?」

 

 ロトムの返しに満足し、俺はいよいよポケモン青空教室を始める。




さて、カズマがみんなに渡そうとしているものとはなにか?勘の言い方はもうわかっているでしょうが、何も軽い気持ちで渡しているわけではありません。大切に扱ってくれることを信じて託していますので。

デストロイヤー戦はZワザを披露したいのですがどのZ技がいいでしょうか?

  • カプ【ガーディアン・デ・アローラ】
  • ソルガレオ【サンシャインスマッシャー】
  • ルナアーラ【ムーンライトブラスター】
  • ネクロズマ【天焦がす滅亡の光】
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