このすば〜もしもカズマがポケモン大好き野郎だったら〜   作:クロウド、

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はい、タイトルのとおりですかなり無理矢理ですが我慢していただきたい。


このパーティメンバーにタマゴを!

「「「「やっと終わった〜!!」」」」

「はいおつかれさん、皆さんよく頑張りました」

 

 五時間に渡るポケモン講座が終わり、皆はすっかりぐったりしている。

 いやぁ、俺も流石に疲れた。ロトムの映像資料がなかったらもっとかかったかもしれないしな。

 まっ、でも思ったより皆、真面目に聞いてくれて良かった。めぐみんはどうやらドラゴンタイプに一目惚れしたらしくやたら質問してきたけど。

 

「さて、それじゃ約束のものだロトム、例のものを」

『了解ロト!』

 

 俺の合図にロトムは画面を操作してあるものをストレージから取り出す。実体化されたそれは一抱えほどあるケース。それが四つ地面に並べられている。俺はそのうちの一つの上蓋を取り外し中身をみんなに見せる。

 それを見た皆が驚いたように目を見開いた。中に入っていたのは誰がどう見てもわかる―――大きな卵だったからだ。

 

「カズマさん、これってもしかして……!」

「そ。ポケモンのタマゴだ」

 

 ゆんゆんの言葉に答えると、めぐみんが恐る恐るといった様子でタマゴの表面に触れる。すると、それに反応したようにタマゴが一瞬ピクッと動く。その様子にダクネスさんは声を上げ、めぐみんはバッと手を引いた。

 

「動いたぞっ!」

「それに、ちょっと温かかったです。ホントにこれを私達に?」

「勿論、大切に育てることが条件だけどな」

「「ほわぁぁぁぁぁ!!」」

 

 俺の返しにゆんゆんとめぐみんはキラキラした目でタマゴを見る。あれだけ長い間ポケモンについてはなされたら自分のポケモンが欲しくなっても仕方ないから当然の反応だが。

 このタマゴも俺がゲーム時代に集めていたものだったりする。一時期タマゴ集めに没頭してた時期があってその時のものも反映されていたらしいのである。

 ただ、めぐみんやゆんゆんとは逆にクリスやダクネスさんは若干心配そうにして話しかけてきた。

 

「ホントにいいの?タマゴとはいえ命でしょ?そんな簡単に―――」

「だからだよ。俺だって全部のポケモンの面倒をまとめて見られるわけじゃないからな。なら知識を持ったパートナーを見つけて大事に育ててもらえるようにする。それがタマゴの中のポケモンにとって一番いいって思うしな」

「ひょっとしてさっきの青空教室はそのためのものか?」

「う〜ん、もともと頼まれてたしやるつもりはあったんだ。んで、ちょうどタマゴをどうしようかとな思ってたのを思い出して。ゆんゆん達はあの様子ならちゃんと育ててくれそうだしな」

「―――ふ〜ん、ちゃんと考えてるんだ」

 

 俺の説明に二人は納得してくれたようだった。

 

「それで、二人はどうする?育てる自信がないなら俺が引き取るけど」

「―――私も貰おうかな、めぐみんたちと一緒ってわけじゃないけど。私もあの話を受けたあとだと自分のポケモンほしくなっちゃったし」

「私も貰おうと思う。どんなポケモンが生まれるかが興味があるからな」

「それじゃ、タマゴを選んでくれ」

 

 俺に促されて四人は四つのタマゴケースを見る。そして、当然の質問を俺に投げかけてくる。

 

「カズマ!ドラゴンタイプ!ドラゴンタイプのポケモンのタマゴはどれですか!?」

「私はほのおタイプがみずタイプ、いや、鋼タイプも捨てがたいな……あの巨体に踏み潰されたら……くぅっ!」

「私はイーブイちゃんみたいな可愛い子がいいなぁ」

「あっ、私もできればブイちゃんみたいなこがいいなぁ……ところでカズマさんこのタマゴってなんのポケモンのタマゴなんですか」

「あ〜っ、え〜っとね……。」

 

 俺は聞かれたくなかった質問に明後日の方向を見る。

 

「えっと、まさかとは思いますが……。」

「なんのタマゴか忘れたとかじゃないですよね?」

 

 めぐみんの指摘に俺は慌てて弁明する。

 

「いや、違うんだよ。一時期タマゴを集めるのに熱中しててちょっと数え切れないくらいになっちゃって」

「「「「なっちゃって?」」」」

「どれがどのタマゴかわかんなくなっちゃったな〜って……。」

「「「「…………。」」」」

「……ごめんなさい」

 

 四人のジト目に耐えきれず、俺は流れるように土下座をして謝罪した。いやだって、ポケモンのタマゴって見た目が全部同じなんだもん!わからんわ!

 正座をしている俺からタマゴに視線を戻す四人。

 

「全く、そうなるとどう選ぼうか……。」

「そうだねぇ……ねぇ、カズマくん」

「はい、カズマです。なんでしょう、クリスさん?」

「一応聞くけど、危険なポケモンとかが生まれてくる可能性は?」

「私はむしろそんなポケモンのほうがありがたいのだが」

 

 ―――気のせいかな、さっきからダクネスさんの言葉が特殊性癖を予感させる不穏な発言に聞こえるのは。

 

「いや、その四つはそういうポケモンのタマゴじゃなかったはずだ。うっすらだけど覚えてる。タイプは確か、エスパータイプとはがねタイプ、あとドラゴンタイプだったかな……あと一つはノーマルタイプだった気がするな」

「なんでそこまで覚えててなんのポケモンか忘れるかな……。で、どれがどれかもわかんない感じ?」

「面目ないっす……。」

「考えても仕方ありません。私はこのタマゴをもらいます」

 

 そう言ってめぐみんは一番最初に触ったタマゴを抱くようにして持ち上げる。

 

「いいのか?それがドラゴンタイプのポケモンとは限らないんだぞ?」

「なんなら、生まれてから選ぶって手もあるよ?」

「いえ、最初に触ったときビビッときたんです!この子こそ私の覇道をともに歩むパートナーだと!」

 

 そう言って自信満々にタマゴを掲げるめぐみん。あそこまで自信満々に言われると本当にあのタマゴドラゴンタイプが生まれてきそう。

 

「となると残りは三つか」

「……私、このタマゴがいいです」

 

 ゆんゆんはいつの間にか蓋を外したタマゴの一つに触れながらそう言った。

 

「あらら、ゆんゆんさんもなんかビビッときた感じ?」

「そんな感じですかね……なんかこうこの子って感じがしたような……。駄目ですかね?」

「ううん、いいよ。年下の女の子から掻っ攫うような真似、盗賊でもやんないよ。ね、ダクネス?」

「あぁ、そのタマゴはゆんゆんに譲ろう」

「ありがとうございます!クリスさん、ダクネスさん」

 

 ゆんゆんは嬉しそうにタマゴを抱きしめる。

 さて、となるとだ。

 

「あと二つか、クリスどっちにする。私は残った方でいいぞ」

「そっか、ダクネスとしてははがねタイプがいいんだよね?」

「そうだな……あの黒光りする鋼で殴られたり踏み潰されたした日には、くぅっ!」

「クリスさん、クリスさん」

「なに、カズマくん?」

 

 流石にそろそろ感化できそうにないので、俺はクリスに耳打ちしてダクネスさんに背を向ける。

 

「……ひょっとして、あの人あっち系でやばい人?」

「う、う〜ん、友達としては否定したいところだけど。残念ながら君の想像通りかなぁ」

 

 あっ、やっぱそうなんすか……。

 見た目が女騎士のそれだったから、ちゃんとした人なのかと思ったが、とんでもない爆弾を抱えていました。

 なんか、こっちに来てから癖の強い子にばっか会ってる気がするな。コミュ障、爆裂狂、悪魔嫌い、んでドMですか。

 こう言っちゃなんだがどんな色物パーティ?

 

「だ、大丈夫だよ!たまに過激なことを言うけど、いい子ではあるから」

「……いや、そうなんだろうけど」

 

 ここまで来たら付き合ってくしかないしなぁ。クリスと親友なあたり根はしっかりした人だと思うし。

 

「で、クリスはどれにするか決めたのか?」

「いきなり話戻したね。まぁ、うん。あたしはこの子にするよ」

 

 そう言ってクリスは残った二つのタマゴのうち右のタマゴを選んだ。これで残りの左のタマゴはダクネスさんが抱き上げる。

 

「それでカズマ、このタマゴどうしたらかえるんですか?」

「あぁ、それはな。ロトム説明よろしく」

『過去のデータによると、温めると早く生まれるらしいロト』

「一応、毛布が一枚あるけど」

「それじゃ足りないですよね」

「となると、ロトム。メラルバだ」

『了解ロト!』

 

 ロトムに頼んで、俺の預けているポケモンを呼び出してもらう。ロトムが抜けたからちょうど手持ちが六匹になるので手持ちの交換をする必要はない。

 ロトムが画面を操作すると俺の手元にモンスターボールが現れる。

 

「出てきてくれ、メラルバ!」

「メラッ!」

 

 俺がボールを放ると、現れたのはイーブイほどの小さな白い虫ポケモン。

 

「カズマくん、この子は?」

『そこは僕にお任せロト!

 メラルバ。たいまつポケモン。ほのお・むしタイプ

 全身がかなり暖かく角の先から炎を出し、天敵や獲物を威嚇する。はるか昔の人はメラルバは太陽から落ちてきたと信じていた』

 

 ロトムが図鑑の内容を皆に説明する。進化形のウルガモスでも良かったのだが、テントの中となると進化前のメラルバのほうがいいと思った。

 

「この子の特性『ほのおのからだ』はタマゴを温めて孵化を促す力もあるんだ」

「なるほど、では早速。メラルバ、お願いできますか?」

「メラッ!」

 

 俺達はテントの中に入るとメラルバを中心にタマゴを並べる。

 

「どれくらいでかえるんだ?」

「う〜ん、めぐみんのタマゴはさっき触ったとき動いてたし、ちょっとごめんよ」

 

 俺は他の三つのタマゴの表面に触れてみる。すると、三つともピクリと動きコロンところがる。

 

「あっ、こりゃすぐ生まれるな。」

『早くて明日、遅くとも三日ってところロトかね』

 

 ロトムの予測は多分、あってるだろう。それにしてもいいタイミングでうまれそうだな。

 

「でも、メラルバとタマゴがあるといくらこのテント五人は寝れないんじゃないかな」

「え?二人も泊まる気?」

「そりゃ生まれたときどうすればいいのかなんて私達知らないし」

「あ〜、それもそっか。わかった、俺は今日は外で寝るよ、作るものもあるし」

「作るものって、なんですか?」

「モンスターボールだよ、ポケモン持つなら必要だろ」

「あれってそんな簡単に作れるんですか?」

「流石に個人で作れるものってなると、ヒスイ地方ってところで昔使ってた簡単なものしか作れないけどな。ただなぁ……。」

「ただ?」

「ざいりょうになるたまいしっていうのが四つギリギリなんだよな」

 

 ぼんぐりに関しては沢山あったし、もともと植物だから栽培すれば増やせるがたまいしってなるとなぁ。

 

「それってどんなものなんです?」

「ロトム、画像を」

 

 ロトムの画面に紅い鉱石が映し出される。

 

「これ、マナタイトもどき、ですよね」

「マナタイトもどき?」

「えっと、これがマナタイトなんですけど」

 

 そういって、ゆんゆんは腰にさしてあったワンドを俺に見せる。その中心に紅い鉱石が埋め込まれている。ただ、たまいしには似てるがそれよりもいくらか色が澄んでる。そういえば、めぐみんの杖にも似たものがあったな。

 

 

「もともとは魔力を増幅するためのものなんだけど、純度が低すぎて使い物にならないマナタイトをマナタイトもどきっていうんです。多分それじゃないかな」

「街の外に結構ありますよ」

「この近くでも少し探せば多分あるだろう」

「ならよかった。心置きなく残りの分を使える」

 

 ―――ぶっちゃけタマゴはまだまだあるし。

 

「さぁて、残る不安は今日の晩飯か。よし、ガラルで世話になったカレーでも作るか」

 

 ―――その後、俺のリザードン級カレーを作ったカレーの腕が火を吹いたとだけ残しておこう。

 




この時点でそれぞれのパートナーはすでに決まっています。
さぁて一体どうなるのかな。
それにしてもついに第9世代ですね。それにアルセウスもいろんなポケモンが大量発生するのはありがたいですよね!

デストロイヤー戦はZワザを披露したいのですがどのZ技がいいでしょうか?

  • カプ【ガーディアン・デ・アローラ】
  • ソルガレオ【サンシャインスマッシャー】
  • ルナアーラ【ムーンライトブラスター】
  • ネクロズマ【天焦がす滅亡の光】
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