名探偵コナン 探偵世界の転生者〈レインカーネイター〉   作:げろっぱ

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資産家令嬢殺人事件!!

~~~~~~~~『Feel Your Heart』 song by VELVET GARDEN~~~~~~~~

 

 

【SIDE:ASAMI AKECHI】

 

えっ!?何opから入るの!?つかopいる!?

まぁそんな大人の事情はおいとくとして…。ウゥッ!?

 

周りの現状…伯父さんに関係あるのか分からんが、とある資産家の御令嬢の誕生日パーティーという、どうでもいい状態。

 

俺の現状…下痢による腹痛の為、トイレで苦痛に呻いているというかなりどうでもよくない状況。スタートから汚くてすいません…。

ぬおぉぉぉぉぉぉうぅぅぅぅぅぅぅぅ…。

近頃、なんか変なモン食ったけか!?

いや蘭さんの飯しか食ってねえからってアゥッ…

―――おふぅっ!?…出た~。アハハハハハハハハハハ…。

 

 

 

 

 

 

【SIDE:STORYTELLER】

 

会場に盛大な拍手が響き渡る。

「「「誕生日おめでとう!!!」」」

会場に集まった、百人近くの招待客がそう言う中、赤と黒のドレスに着飾った二十代くらいの女性が、大きなケーキに刺さった蝋燭の火をフーッと吹き消した。

盛大な拍手と一瞬の暗闇の後、明かりが灯り、一人の男性がその女性に近づく。

「24歳、おめでとう、麗花(れいか)

麗花、と呼ばれた、先ほど蝋燭の火を吹き消した女性は、

「有難う、お父様」

と返答。どうやら両者は親子のようだ。

そのやり取りの後、父親の方が周りを見て

「本日は娘の為に、わざわざこんな山奥の別荘まで足を運んでいただき、感謝の念にたえません。今後も娘共々、我が四井(よつい)グループをどうぞ宜しく!!」

と挨拶し、また拍手が沸き起こる。

 

彼は四井。

資産家「四井グループ」の会長である。

そして、このパーティーの主役である、赤と黒のドレスを身にまとった美女。

彼女は四井(よつい) 麗花(れいか)。四井グループ会長の一人娘で、本日24の誕生日を迎えた、花も恥らう乙女である。

もうお分かりだろうが、このパーティーは彼女の誕生日パーティーである。

 

そんな中、周囲の人間の咎める様な、あるいは呆れた様な視線にも気付かず、用意されたご馳走をガツガツと食べまくる男がいた。

言わずと知れた、名探偵(笑)、毛利小五郎である。

「あんまりがっつかないでよ!!恥ずかしいなぁ…」

とやはり娘としては恥ずかしいのか、毛利蘭が小五郎に苦情をぶつける。真の名探偵、江戸川コナンも半眼で見ている。しかし小五郎は

「うるせーな。お前らも食っとけよ。こんな料理、滅多にお目にかかれないぞ」

とにべも無い。グラスに注がれた赤ワインをゴクゴク飲んで「プハ~!さすがビンテージワインは違う!!」などとやっている。

同じ親娘でも千差万別である。

しかし責めるなかれ、彼らは一般の小市民、このような会に参加することも、そこに出るご馳走に舌鼓をうつことも滅多にないのだ。

「では、ご歓談の前に本日お呼びしたスペシャルゲストをご紹介しましょう。毛利小五郎大先生!!!」

やがて、四井が小五郎を紹介すると、衆目の元に晒された名探偵は

「あー、コレ包んどいて。持って帰るから。残すと勿体無いですからなぁ!」

と満面の笑顔で近くの給仕に要求している。四井の紹介など聞いちゃいない。

「毛利さん!!!」と四井がもう一度呼ぶと、小五郎もようやく気付き、「おっ?」と声を上げる。

周囲の客が「へ~、あの方が!!」「平成の明智小五郎!」「あの有名な!」などとザワメキだすと、小五郎も照れたように「どーもどーも!」などと返事をする。そんな中、小五郎との間柄を四井が説明する。

「彼には先日娘がお世話になったのですよ」

いつそんな依頼があったかは定かではないが、小五郎も

「イヤ~、な~に」

と笑っている。

「ねぇ、どんなお世話したの?」

と蘭、いや客全ての疑問を口にすれば、名探偵はフフフフ、と不敵に含み笑いをもらし、

「ちょっと難事件をな」

と尤もらしく返す。

(難事件…?)

とコナンが疑問に思っていると

「聞きましたよ、毛利名探偵。麗花お嬢様の愛犬バブルちゃんを見事探し出した大手柄!」

と間抜けそうな顔の男が小五郎の解決した“難事件”をあっさりばらしてしまう。さも「すごいですねぇ」と言わんばかりの口調だが、その仕草は明らかに小馬鹿にしている。

「あ…イヤ…」

その事件ともいえない“お世話”の真相に小五郎はたじろぎ、蘭やコナンの目は冷たくなる。

「申し遅れましたが、私は、一枝(いちえだ)というものです。あの噂に高い名探偵にお会いできるとは、光栄です」

小五郎に名紙を渡し、一枝、と名乗った男。

彼は一枝(いちえだ) (たかし)。某都市銀行本店の調達部から来た男である。

「いやいやそんな…」

と小五郎。

そこにもう一人。こちらは二枚目、ニヒルな表情がなんとも…。

「まったくです。その鋭い眼光でにらみつけられたら、いかなる犯人もたちどころに罪を認めてしまう。さすが、お嬢様がお選びになった名探偵」

名前は二階堂(にかいどう) 優次(ゆうじ)。広告代理店営業部に勤務している。

とそこに更に、もう一人。今回はゲストが多いのである。

「その辺にしとけよ。ゴマすり野郎共」

「み…三船…」

いかにもキレ者、という顔をしている彼は三船(みふね) 拓也(たくや)。三船電子工業社長だ。

「お嬢様におべっか使ってるつもりだろうが、俺にはどうみてもただの冴えない中年のおっさんにしか見えねえぜ」

と、挑発的な様子で彼がいうと、小五郎と二階堂が「な…なにを~!」「失敬な!!」と怒り、コナンは三船の発言に対して(アハッ!!鋭い!!)とか思っていた。

「なぁ。お前もそう思うだろ」

一方、三船が隣にいる男にそう振ると、

「あっ、ハイ…。僕も今日は楽しみにしてたんですが、想像していた人物とはちょっと…」

と、これまたいかにもインテリビジネスマンといわんばかりの風貌の男は答える。五条商事総務課長、五条(ごじょう) (おさむ)である。

小五郎は(き、貴様ら…言わせておけば…!)と歯軋り。

彼があとちょっとでキレそう、と言うタイミングで

「コレだからガキは困る」

と新たな男が現れる。

「『能ある鷹は爪を隠す』と言う言葉を知らんのか?」

と、小五郎を擁護する男。六田(ろくだ) 将司(まさし)、四井物産専務。

ただしその擁護、毛利探偵の場合は割と脳が無いので当てはまらないのだが…。

「不甲斐無い仕草は相手の警戒心を解くために名探偵が好んで使う手段の一つ。そうですね、毛利さん」

とフォロー。

小五郎は「え?えぇ、いやぁあのあははははは…」とごまかすように笑い、コナンは(戦術ね…)と半眼になる。

 

 

ここで腹痛から開放された朝巳が便所から帰ってきた。

「あ、朝巳くん。お腹大丈夫?」

朝巳の帰還に気が付いた蘭が彼に声をかける。

「あ、大丈夫です。おかげで腹ん中すっからかんですけどね」

苦笑いしながら応対する朝巳。すると、それよりも更に苦笑いの表情になった蘭は

「ごめんね、お昼ごはん、全部ちゃんと火は通したはずなんだけど…」

と謝罪。―――こんな美少女に心底からすまなさそうな表情で謝られて、責めることなど誰ができようか。いや、できまい。

「いや、別に蘭さんの所為とかじゃないですから。どうせ何か拾い食いでもしたんじゃないですか、俺のことだから。ってか伯父さんは?」

「なにその他人事みたいな言い方…。お父さんはあっちだよ」

蘭が指差す方向を見た俺。一瞬、そのまわりに人がたくさん集まっていることに面食らったが、

(うん、まぁどうでもいいや。とりあえず飯食おう飯。美味そうだし)

と、ガツガツと食べものに手をつけ始める。

その食べ方をみて、蘭は

(うわー、お父さんそっくり…)

としらけた目で思っているのだが、朝巳に知る由も無い。

 

 

それはそれとして、大人達のトークは続く。

「お嬢様はそれを見越してらしたんだよ」

六田が発言すると、周囲の男衆も麗花に視線を向け、

「全く、大したお方ですね」

「その上、美しくて、気品があって」

「一体、どんな方が、彼女のハートを、射止めるんでしょう」

上から五条、二階堂、一枝。いくらかヨイショを含んだ発言だが、皆一様に羨望の視線を向けている。

そこで三船が〆の一言

「フンッ、誰だか知らんが、そいつは幸せモンだぜ。四井グループの総帥の座が、約束されてんだからな」

 

 

そんな大人たちの会話を、ご馳走を味わいながら聞くとも無く聞いていた朝巳は、周囲を見回しふと気付いた。

(ん?あれ?そういえば我が(ライバル)、江戸川コナンは何処???)

 

 

 

 

 

【SIDE:CONAN EDOGAWA】

 

えっと~。トイレトイレ。くっそ~広間から出てくる時に明智に聞いときゃよかったぜ。

ったく。

しっかし、薄暗ぇなこの廊下。なんで電気点けねぇんだろう。

おっ、扉発見。

「よいしょっと…。何だ物置か…」

次のは…

「お風呂…」

次は?

「あ…あった!!トイレだ!!」

良かった。じゃあ、電気のスイッチを…

「あれ?電気が点かねぇ」

「これ!!そこで何をしておる!!」

後ろから、しかも突然声が。びっくりするからイキナリ大声を出さないで欲しいなぁ。

「あ…ちょっとトイレを…」

後ろを振り向いたらおばあさんが立っていた。たしか名前は七尾(ななお) (よね)さん。この家の家政婦をしている方だ。

「ココのトイレの電球は切れておるから、向こう側のを使いなされ」

「う…うん」

向こう側にもあったのかよ…。

「ケド、おかしいのぅ。廊下もトイレも風呂場の電球も皆、切れておる。ついこの間取り替えたと思ったんじゃが…」

へぇ~どうしたんだろ…。

 

 

 

 

 

 

【SIDE:STORYTELLER】

 

何時間かした後、誕生日会もお開きとなり、小五郎と会話していた人たちは別荘の入り口の前辺りに集まっていた。

そのとき、運転手がその場に駆け込み、

「会長ぉ!!お嬢様をお乗せしてきた車がパンクを!!!」

と焦りながら報告した。

「何ぃ!」

会長は割りと吃驚していた。高い車だったのだろうか。

「まぁ、どうしましょう…」

麗花も戸惑っている。

そこへ…

「仕方がない、私のフェラーリでお送りするといたしまs「いえ、ここは私のポルシェで「ぼ…僕のベンツの方が…」

二階堂、一枝、五条の三人が空かさずかつ互いを邪魔するように名乗りを上げる。

醜い。実に醜い。下心見え見えである。

しかし、

「あの~その三台も同じくパンクをしてるんですが…」

「「「えっ!!?」」」

運転手の報告に三人揃って驚いていた。

高い車で来るにも相応の覚悟はいるものである。

ちなみに朝巳の反応は(ザマァwwwwwwww)である

 

「チッ!!俺の車までパンクしてやがる」

三船は明らかにイラついている。

「私の車もだよ…」

六田は少しは落ち着いている。さすが年長者は違った。

「誰だ!!こんな悪戯したのは!!!」

三船がまたキレた。

 

「お父さんのレンタカーは無事だったみたいね」

蘭は少し安心した様に呟き、とっくの昔にトイレから戻ってきていたコナンは「うん」と相槌を打つ。

 

「パンクをしている車は全部で六台か…」

と六田が言った。

「やむをえん。無事だった車に六人が一緒になって乗れば…」

と四井会長が提案しかけた所で、

「イヤですわ!!」

と、空かさず麗花が拒否。

その否定の早さに面食らったように六田が「え?」と間抜けな声を上げる。

「今日は私の誕生日ですわ!なのに他人の車に寿司詰めにされるなんて…」

一見我侭お嬢様だが、パーティーの主役の主張としては割と尤もな事を言う麗花。

咎めるように「オイオイ麗花…」と言う会長の言葉も一顧だにせず、彼女はこう言い放つ。

「今夜は米と一緒にこの別荘に泊まります。明朝、改めて迎えに来てください」

まあ、彼女の家の別荘なのだから至極当然ではある。

しかし、お嬢様がそう発言すると、

「では、私も一緒に残りましょう」「でしたら、私も」「僕も…」

空かさず二階堂、一枝、五条の男衆も主張する。もう下心を隠す気なんか彼らには無いのであろう。その流れを見た六田が口を開く。

「私も留まって若い狼たちからお嬢様をお守りいたしましょう」

「ああそうだな、六田君がいれば安心だな。じゃ、娘を頼んだぞ」

「畏まりました。会長」

どうやら会長も六田には信用を置いているようで、そういう方向で決まった。

 

 

そして会長らの乗った車が帰った後、

「さ、お嬢様、中に…」

と一枝が先導し、一同は屋内へ。

それを見ながら

「馬鹿な奴等だ。二年前にもうお嬢様の相手は決まっているのに…」

と不敵な笑みを浮かべて二階堂が呟くのをコナンは聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

【SIDE:ASAMI AKECHI】

 

あっ!?俺が今まで何してたかって?

ぶっちゃけ寝てたのさ!!!

何時間寝てたのか知らんがなッ!!

 

だが起きた時には、「お嬢様が消えたから、探そうぜ!!」的なノリになっていた。

うっわ!面倒くさッ!!!

 

俺が寝てる間の出来事を江戸川に聞くと、

 

・お嬢様のと野郎共の車がパンクしてて、彼らはこの四井家の別荘に泊まることになり、伯父さんが酔いを醒ます間探偵事務所一行も付き合うことになった

・失礼な発言をして着替えに行ったお嬢様と、寝ていた俺を除いたみんなでカードゲームしながら、事務所一行と米さんを除いたこの館にいる皆が同じヨットクラブのメンバーで、『二年前の“あの事件”』があるまでは楽しかったことなどを長らく話していた

・お嬢様がなかなか戻らないことを気にした事務所一行と三船さんを除くメンバーが探しに行くことになり、屋敷内の各部屋を見てみたもののどこにもいなかった

・ので、伯父さんの一言で皆で探しに行くことになった ←今ココ

 

ということらしい。

…メンドイが起きてよかった。下手したら放置だったろ俺。

 

 

そんなわけで、探し始めて約一時間後。

雨が降ってきたので、一回別荘へ戻ることに。

その途中、噴水に顔突っ込んで沈黙している人を発見。

「ねぇ、伯父さん。あの人あのままじゃ、風邪引くんじゃない?」

と自分で言いいながら、うわー、ヤッベェ、って思ったね。うん。

「あのひと、二階堂さんじゃない?」

「ちょっと、アンタ!こんな所で寝てる場合じゃな…」

蘭さんの発言のあと、伯父さんが彼に近寄り、その肩を揺すると―――

 

 

―――――ドスン。

 

 

倒れた。その際の音は、何か硬いものが落ちる音に近い。

そして、明らかになったその顔は、事切れた二階堂さんだった。

「「「「ッ!!??」」」」

驚愕する一行。無論俺も含む。

 

「キャァァァァァァァァァッ!!!!!」

 

蘭さんが悲鳴をあげた。

 

 

その悲鳴に皆が集まってきた。

三船さんが二階堂さんに駆け寄り、

「オイ!!二階堂!!オイ!!」

と大声で呼びかける。

「無駄だ。もう死んでるよ…」

と伯父さんは言う。

「な…何だってぇ!!」

三船さんが驚きの声をあげた。声を上げないだけで、皆一様に驚愕している。俺はネタに走ろうかと思ったが自重しといた。

その後、伯父さんが事件概要を説明した。

「死因は溺死。恐らくそこの噴水に無理やり顔を突っ込まれたんだろう」

「そんな馬鹿な!!!」

「だって二階堂はさっきまで生きて…!!」

と三船さん、一枝さんの二人が間髪いれずに言った。

まぁそりゃ友人の死だもんな。

でも、パターン考えれば犯人この中の誰かだな。どこぞのWHEN THEY CRYみたいに未知の犯人Xだとかはこの世界にはいらないんだよ。

「あぁ、そうだ。彼はついさっき殺されたんだ。この別荘の近くにいる誰かにな!!!」

うん、そうだけど、でも伯父さん、言われなくても分かるから、それ。

そこで出し抜けに蘭さんが小さな声で言った。

「酷いわ…。一体誰がこんな事を…」

え…蘭さんこんな時に不謹慎だとは思いますけど…これから何十回、イヤ何百回こんな事件があると思ってるんですか。

 

「フンッ!いるじゃなぇか。尤も怪しい人物がな…今行方不明の…麗花お嬢様だよ!!!!」

三船さんの言うとおり、今一番怪しいのは麗花さんだわなそりゃ。あの典型的なお嬢様にあんな殺しが出来るとも思えないが。というか女に男を殺させようとすると睡眠薬でも使って自由を奪わなならんからその線も怪しいしなぁ…。

 

「いやわかりませんよ。彼女もすでに殺されている可能性もある」

う~ん。どうだったっけ?麗花さんどうだったっけ?思い出せねぇなぁ。

 

「とにかく警察を呼びましょう。話はそれからです…」

おっ!やっと戻れるわ。とっとと戻ろうぜ屋内に。

 

屋内で頭をタオルでゴシゴシ拭いていると、

「何!?電話が通じない!?」

と米さんの声が聞こえた。

「はい。どの電話もぜんぜん…」

んなこったろうと思った。

「まさか、犯人が電話線を?」

犯人以外誰が電話線なんか切るってんだよ。

 

「では私の携帯電話で…」

一枝さん、あるんだったらとっとと使えよ…。

「無駄だ。ここは使用圏外だから繋がらんよ」

ダメじゃん。ケータイダメじゃん。

「仕方ねぇ、ここは探偵さんの車を使うしかねぇみたいだな」

いやな予感しかしねぇ。

わーい伯父さんが帰ってきたぞぉ。

「あぁ、俺もそう思って車を見て来たが、俺のレンタカーもパンクさせられてたよ。つまり!!私たちは何者かによってここに閉じ込められたんだよ!!!」

わーい。状況最悪じゃん。しかも事件解決した後、金払わないといけないんじゃね??

 

「うーむ。やはり明朝迎えに来る車を待つしかないな。すみませんが米さん。コーヒーを淹れてきて頂けますか」

と六田さん。なんだかんだで一番指揮してるの六田さんっすね。流石最年長。

「わかりました」

「私も手伝います」

と米さんと蘭さんが台所に向かい、

「あれ?三船どこ行くんだ?」

と三船さんが、蘭さん達の後を追い台所へ…

「ちょっとトイレに行って来るだけだよ」

ってなーんだ。手伝いに行くんじゃないのかよ。

テメェが行けばギャップ半端無かったのによぉ。

「あ…じゃあ私も」

「僕も」

と一枝さん、五条さんもツレションへ。

つか、一枝さんと五条さん一緒に行動すること多くね?

「では、私も洗面所へ。皆雨で濡れてると思うので」

えっ!?勝手に取ってきちゃ駄目だったんですか!?めっちゃ一人で拭きまくってたよ!?

 

「詳しいね。おじさん。この家の事」

オイオイ、江戸川まさか六田さんを疑ってるわけではあるまいな?あの人はそんな馬鹿ではあるまいよ。

「まぁね。私たちはよくこの別荘に集まっていたから…」

「フ~ン」

イヤ江戸川。何そのガッカリした様な感じは?

とか思いながら俺は持っていたタオルを持って、江戸川の首元に掛けに行くわけだが…。

 

 

 

 

 

 

【SIDE:STORYTELLER】

 

チャポチャポチャポ…。

コーヒーを淹れる音が響く中、米が突如として声を出した。

「あれ?変じゃのう…」

「どうかしました?」

と蘭が聞くと

「砂糖がどこにも無いんじゃ…。すまぬが上のほうを見てくださらんか?」

と言う米にハイと短く返すと、棚の上を覘く。

「う~ん。ココには無いみたいですよ…」

そんな会話をしている二人に気付かれずに、謎の人物(黒マッチョ)が薄ら笑いを浮かべながらコーヒーの中になんらかの薬物を入れて何処かへ消えた。

「あ!!あった。五年前に買い貯めしとったのを忘れておった!」

とホッとした米に苦笑いを浮かべながら

(大丈夫かな…その砂糖…)

と蘭は思っていたとか。

 

 

 

 

 

【SIDE:CONAN EDOGAWA】

 

なんかちょっかいをかけに来たらしい明智を追い払いつつ考え続ける。

情報が少なすぎるな…。全員アリバイが無いから誰にでも犯行は可能だし…。

…そういえば二階堂さん、『二年前にもうお嬢様の相手は決まっている』とか言ってたな。仮にコレが真実で、誰かがコレを知ってれば動機に―――待てよ、二年前?。

…………。一応、聞いてみるか。

「ねぇ、2年前にヨットクラブでどんな事故があったの?」

「えっ!?」

うわ、皆タオルで体拭いてたのに一斉にコッチ見た。

「馬鹿、そんな話今はどうでも…」

「だって、殺される前二階堂さん言ってたよ。二年前にもうお嬢様の相手は決まってるって」

「なんだって…!?」

「もしかしたらこの殺人事件と何か関係があるのかもよ?」

「あぁ。どうやら話してもらう必要がありそうですな。二年前の事故と言うのを」

分かってはいたことだけど皆静かになっちまったな…。

少しの沈黙の後、六田さんが代表して口をひらいた。

 

「不幸な事故だったんですよ。嵐の日のね…。

二年前のあの日、我々は小さな島の近くに碇を下ろしそれぞれ遊んでいたんだ。嵐が来るとは知らずにね。

雷雨の中殆どの者がクルーザーに避難したが、ボートで釣りをしていた二階堂と一人で島に残っていたお嬢様は帰ってこない。

その島は潮が満ちれば沈んでしまうような小さな島。

やむおえず仲間の一人がゴムボートに乗ってお嬢様を助けにいったんだ

半日後、二階堂とお嬢様は救命具を着けて二人で海を漂っている所を助けられたが、助けに行った仲間はついに見つからなかった。

三日後水死体として発見されるまでは…」

「誰なんですか。その亡くなった方とは…」

おっちゃんが聞くと、六田さんの前に、別の誰かの声が。

「わしの孫娘の八重子(やえこ)じゃ。お嬢様をお助けするために命を落としたんじゃ。八重子とて本望じゃろう。

さ!!コーヒーが入りましたぞ」

米さんの孫…。これで、少なくとも彼女には動機があると考えられる、か

 

 

 

 

 

 

【SIDE:ASAMI AKECHI】

 

首にタオルをかけようとした俺を返り討ちにした後、事故の事を聞いてる江戸川を見ながら

(あと何ヶ月待てば重要なキャラ出てくんのかな~)

と不謹慎な事を考えていると米さんがコーヒーを持ってきてくれた。

つうか小学一年生相手にもコーヒーを出す家政婦に誰かツッコめよ。普通一年生って飲めねぇぞ?コーヒー。と思いながらコーヒーを飲む。

 

「とりあえず、お嬢様を探し出さなければ、話にならん。

まずは二手に分かれてもう一度家の中を探してみよう。

ただし、我々の中に犯人がいるかもしれないので、一人にはならないように」

おっ!?珍しく伯父さんが指揮取ってんじゃん。まぁ原作でもこういうときには基本指揮とってはいたけどさ。

「そうですね。お互いに監視し合えばそんなに危険は…」

―――っていやいやいや、一枝ぁぁぁぁ!!言うんだったら最後まで言えぇぇぇぇ!!何か怖えぇだろうが!!「…」で終わらせんなぁぁぁ!!

「では、コレを飲んだら早速…」

 

「ふわぁぁ…」

おっと蘭さんココで睡眠入りますか。

じゃあ俺はその寝ている蘭さんの寝込みを襲うと言うか…

とか考えてた俺のヤラシい気配を感じ取ったのか

 

――――――ズン!!!!!!!!!!

 

と強烈な音がして(ちょっとクチャって音がしたかもしれない)、俺に運動神経抜群な江戸川のキックが、それも選ばれし者だけが使える必殺『玉砕キック』が突き刺さる。

悶絶。もう何と言っていいのか分からんくらい悶絶。

 

そんで悶絶中の俺をスルーして

「オイ、なんだこんな時に」

と伯父さんは蘭さんに話をする。

つってもさ!!

確かに、うん確かに、娘は大切よ!!

それは認める!!!

でもスルーは無くね!?

つーか俺このままじゃ泣くね。うん。

 

「ごめん。なんか急に眠たくなって…」

蘭さんかなり眠そうです。

「色々あって疲れたんじゃろ。そこのソファーでしばらく横になっていなされ。わしが傍についててあげよう。」

米さん、色々出来る良い家政婦。

 

で、捜索開始。

「おい、いたか?」

「いやいません」

 

「そっちは?」

「全く!!」

 

遠くから聞こえる、捜索する大人たちの声。スゲー。大人ってスゲー。くそ早ぇやり取り。

―――まあ俺、17で転生してさらに17年生きてるから精神年齢は34歳だけど。あいつらより10近く上だけど。大人(笑)。

 

俺は伯父さんや一枝、江戸川と一緒に探していたわけで。

今は台所にいるわけだが…

「これだけ探してもいないなんて…」

一枝、少し諦めてね?

名探偵・毛利小五郎は電子レンジを開けて

「オーイ、お嬢様ぁ」

と言い出す始末。

馬鹿だろアンタ。そこに入ってたらバラバラ殺人だぞ。

江戸川が(何やってんだコラ!!!)みたいな目で見てる。そういう俺も同じ目をしてる自信がある。

「じゃ次行きますか…」

仕方がないので伯父さんについていく。

 

次に調べたのは、風呂場的な場所。

みんな色々調べているのを見てて思うんだけど、伯父さんや江戸川が調べてる洗濯機の中はまあ、洗濯機がデカイからともかく、洗濯機と物置の間とか狭くて入れねぇよ!?常識を持とう、常識を。

対して一枝が調べている浴槽とか人一人位入りそうだよね。

なので、俺は浴槽まで歩いていって

「オォプン・ザ・バスタブゥゥゥゥゥ!!!」

ちゃぶ台返しのごとく浴槽の蓋をシュダーンッと開け…ようとしたら上からビシャーンッと閉じられた。

「ここはもう俺が調べたからね…」

とにっこりして言われた。

眼が笑ってない、眼が笑ってないすよ一枝さん。アンタまさか……?

 

皆で風呂場的場所を調べ、出てきた後伯父さん、一枝、江戸川は俺と並んで歩きながら

「これで一階は全部探したことになるな」

だのなんだのかんだのな会話をしていたら

 

―――――――カチッ!!!

 

と音がして、あ~ら真っ暗。

「停電!?まさかあっちで何か?」

一枝の言葉でダッ!!と皆が階段の方へ駆けていく。

俺も途中まではついて行こうとしたが、何か電子レンジの「チン!!」みたいな音を聞いて、今来た道を逆方向にダッシュ!!危険かもと分かっていながらもダッシュ!!後ろからガシャーン!!という音がしてもダッシュ!!

俺が最後までついて行かなかった理由を言わせてもらうと、何者かが皆を一箇所に集めようとしているように見えたんだ。そして浴槽の時のあの顔を思い出すと…。

テンプレ転生で17年もこの世界で生きていれば、テンプレ補正とでも言うべきかそれなりの頻度で色んな事件に巻き込まれる。巻き込まれ続ければこの手の勘も働くようになる。

ここがついさっき調べた風呂場だからもうちょっと奥の部屋だな。

あった!電子レンジのあった部屋!!

あれ?この電子レンジって伯父さんが開けっ放しにした筈じゃあ…?誰かが触れた?

…てことはまさか、あの浴槽!!

 

 

 

 

【SIDE:STORYTELLER】

 

コナン、小五郎、一枝は廊下を走っていた。

まるで窓を破ったような音がしたから速く走った。

真っ暗の中猛ダッシュした為、コナンは五条の足におもっくそぶつかった。

「誰だ!電気を消しやがったの!!」

三船が叫んだ。

「イヤ、俺たちもたった今ココに」

と一枝が自分達では無いと強調。

「犯人だよ。我々が念入りに家捜ししだしたために逃げ場を失った犯人は暗闇を作って逃げたんだよ!!この窓を破ってな!!」

と小五郎が割れた窓を指差す。

「や…野郎ッ!!逃がすか!!」

と三船が窓から降りて走る。

「お…おい!!三船!!」

と一枝も三船を追って出て行く。

「まずい!!二人を止めるんだ!!」

と小五郎や、残っていた六田、五条そしてコナンが走っていく。

そしてとある森の中に入ったコナンと小五郎。

「くっそー、皆どこ行ったんだ?」

と小五郎が息を切らしながら言う。

「はぁはぁ…この森はよく人が迷うけんのぅ」

不意に、蘭の近くにいたはずの米さんが出てきた。

「よ…米さん!!どうしてここへ?」

小五郎が聞く。

「あんた等が血相変えて飛び出たから追いかけてきたんじゃよ」

その瞬間、コナンは戦慄する。

(オ、オイじゃあ待てよ!?じゃあ今蘭は一人!!)

 

 

 

―――別荘内。

一人の人間が蘭を抱えて真っ暗な廊下を歩いていた。

(誰?この人?)

蘭は睡眠薬によって朦朧とする意識の中、そう思っていた。

そして台所。

シャアァァァ…。

(水の音…)

そしてその人物は水を張り、そこに蘭の後ろ首を持った手を―――

 

 

――――――――「手を、どうするつもりだい?一枝隆(犯人)さん?」

 

 

「!!??」

ありえないはずの声に振り返る人影――――否、一枝。

そこには、奥の棚に背中を預け、カメラを向けた朝巳の姿があった。

彼はカメラに指をかけ、「ハイ、チーズ」と呟き、シャッターを切った。一拍おいて、フラッシュと共に「カシャッ」っという音が部屋に響いた。

 

 

 

 

 

【SIDE:ASAMI AKECHI】

 

いや、まぁ、喋りかけてはみたけど、正直犯人と面と向かって言うのって、何回やってもかなり緊張するね。特に今の体じゃ即殺されるし。

でもまぁこの状況なら現在進行形で現行犯だし、すくなくとも逮捕は免れねぇよな。うん。一枝にも見えるように写真撮っといたし。

にしても思い出せてよかったよ。初めてヒロインが殺されかかった話ってことで印象深かったからな。浴槽の中をちゃんと見たときにズキッと来た。

まあ、助けに来たのが江戸川じゃなくて申し訳ないが。

ん?この前は消極的だったのに、今回はえらい積極的だなって?

そりゃぁ、人が殺されかかるのがわかってて助けない人ってそうはいなくね?それが自分の従姉なら尚更だね。

さて、問題はこの人を俺一人の力でどう逮捕まで持ち込むか。仕掛けが間に合わなかったんだよね。体力も早さもない今の我が身が恨めしい。

 

「くっ!」

一枝は何故いる!?っていう顔。

言い訳されるのも面倒なので一気に仕掛ける。

 

「ついでに言っておくけど、お嬢様の遺体もそこの浴槽で見つけて頑張って引き上げておいたよ」

 

うん。遺体見たときは吃驚した。

本当にバスタブの中に遺体があるんだもん。吃驚した。

溺死体って思ったよりもかなり綺麗なのね。吃驚した。

「な…何…!?」と一枝は呟く。でも誤魔化そうと思えば誤魔化せるとか考えられそうだな。追い討ちを掛けるか。

 

「バスタブ調べたの一枝(アンタ)だよな…?

なんで遺体見つけたのに黙ってたの?―――答えは犯人だから。

おっと、後から誰かがやって来て遺体を入れた、なんてほざくなよ?悪いけど俺は馬鹿じゃないし、遺体の解れ方で前々からあそこにお嬢様が入っていたことくらい分かる。仮にも医者の倅だしな」

 

なんだこのガキ!?とでも考えてるのが丸分かりの表情だな、一枝。

 

「なんなら電気を落としたトリックも説明しようか?

レンジと各部屋の空調を使ったんだろう?

空調のタイマーをすべて同時に動き出すようにセットして、それとあわせて時間が切れるようにレンジの稼働時間を調節して動かす。

するとブレーカーが落ちて電気がおちる、というわけだ。

そのレンジに触ってみれば熱いからわかるね。

それに電気を点けてみれば空調の方も確認できる」

 

いやはや原作知識って本当にチートだね。特にこの世界って原作知識を活かして工作…なんて必要は無いわけで。そのまま語ればこっちの勝ちなんだからなぁ。

さて、トドメだ。

 

「―――まあ、今まさに蘭さんを溺死させようとしている所を写真で撮ったし、向こうにも名探偵はいるからすぐ駆けつけてくるだろ。諦めろ」

 

見せ付けるようにカメラを振り、告げる。

もう一枝は俯いている。一見諦めたように見える仕草だが、俺の勘が正しければこのパターンは…。

 

「―――いや、もしかしたら、お前からカメラを奪えば、まだ間に合うかもしれない…」

「…あの…渡さないよ?」

「もらうさ。―――――お前を殺してでも!」

 

やっぱりかィィィィイイイイ!!

一枝襲ってキタ――――――――――――――!!

なんつうか前回の安部みたいな感じでキタ――――――――――――――!!

台所を出て廊下へ逃れるが、蘭さん置いて全力で俺を追ってくる!!

逃げろ俺!!走り続けろ!!心臓がぶち切れるまでえええええ!!

ヒィィィィィ!!!自分でやっときながらアレだけどやっぱり鬼気迫る犯人怖えぇぇぇ!!!抵抗できる身体じゃない今、捕まったら最期あの世いきだぁ!!!

履いてるスリッパを投げてみるがさほど効果は得られず!!むしろ一瞬でも立ち止まったことがこっちの首を絞めることに!!くそっ、逃走続行!!

後ろを振り返ればうわ!!どんどん近くなってきてる!!クソォッ、所詮小学一年生の肉体など高が知れてるか!

そして俺がいよいよ捕まるかもしれないという刹那――――救世主の声が、響き渡った。

 

その声は二箇所。前と後ろから。

 

「明智ぃぃぃ!!」「朝巳君!!!」

「伏せろぉぉぉぉぉ!!!」「はああああああ!!」

 

俺が伏せた直後、ものっそい勢いでなにかが頭の上を通過し、後ろで痛そうな打撃音。次いでズメシャッ!!!という音が。

そして恐る恐る後ろを振り向くと、一枝が床にぶっ倒れていた。

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~『迷宮のラヴァーズ』 song by heath~~~~~~~~~

 

 

もうツッコまねえよ。

 

あのあと、意識を取り戻した一枝を問い詰めたところ、犯行の動機は原作通り七尾八重子さん。

二年前の事故の際、助けに来た八重子さんは二人分しか救命具を持っていなかった。だから二階堂と四井嬢は自分達が助かるために八重子さんから救命具を奪い生還、八重子さんは死亡した。彼女の遺体が救命具を持っておらず、生還した二人が救命具を持っていて、しかも八重子さんに会っていない旨を語ったことから不審に思った一枝が四井嬢を問い詰めた所、彼女は真相を語り、一枝は二人の殺害を決意した、とのこと。供述の際、一枝が八重子さんを『俺の大切な人』と語ったということは、やはりそういうことなのだろう。

そのとき、「四井嬢も二階堂も死んで当然だった」という発言をした一枝に対して、八重子さんの祖母であり、恐らく一枝と同等以上にその死を悲しんでいたであろう米さんが言い放った言葉は、個人的には印象的だった。

 

「馬鹿言うんでねえ!!

この世に死んでいい人間なんぞおりゃせんわ。

お嬢様が犯した過ちをすべて許すとは言わん。

じゃが、誰かが死ぬと言うことは、誰かが悲しむと言うことじゃ。

そんな思いをするのは、わしだけで十分じゃ。

わしだけで…」

 

………。

そうそう、ついでにあのとき蘭さんは、従弟が殺されかけてるのに無意識のうちに体が行動していた様で、一枝撃破直後に倒れた。

一枝にとっては不幸なことに、蘭さんは眠さで加減が出来ず、一枝の後頭部に思いっきり蹴りこんだそうだ。しかも前からは江戸川の蹴ったモンであるところのバケツが直撃してるので、衝撃が前に逃げられず―――――。し、死ななくて良かったですね!!いやホント!!

まぁ、悪いのは明らかに被害者だが、精々獄中で罪償えや…。

 

で、それはそれとして、今回の反省。

今回、武器の必要性が身にしみて感じたな。

生身で犯人と渡り合える時代は二週間も前に過ぎた。

やっぱり阿笠博士とお近づきになる必要がある。

 

それにしても…あ~畜生!速攻で貸し返された!!前に助けた時の貸し!!

だが諦めん!絶対また貸しつくってやるんだからなぁぁ!!

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