???「我が魔王たちは普通の高校生活を送っていた」
???「しかし我が魔王たちはトータスへと召喚・・・おっと少しばかり読みすぎてしまったようです」
???「では我が魔王たちの序章をご覧あれ」
sideハジメ
「よぉ~キモオタ!また徹夜でゲームか?どうせエロゲでもしてたんだろ?」
「うわっ、きも~。エロゲで徹夜とかマジでキモイじゃん」
恒例行事は無視して自分の席手前まで来る
僕、南雲ハジメは『趣味の合間に人生』を座右の銘としている。
いきなりこんな語り口調を心の中でしてしまったのにも理由がある。先ほどの恒例行事にも関係がある。
「南雲君おはよう」
クラスメイトである白崎香織さんである。
「今日も遅刻ギリギリだね。もっと早く来よう?」
学校でも二大女神と言われている。そんな彼女が僕に話しかけていることをクラスメイトの大半から嫉妬やら敵意のようなものを感じている。
「あ、うん。おはよう」
感じているものがさらに肥大化した気がするけど置いておこう。以前親友から僕に気があると言っていたけど勘違いだと信じている。第一彼女の周りには僕なんかよりももっといい人がいるし
「南雲君。おはよう。いつも大変ね」
「香織、また彼の世話を焼いているのか?全く、本当に香織は優しいな」
「全くだぜ、そんなやる気ない奴にゃあ何言っても無駄だと思うけどなぁ」
二大女神のもう一人八重樫雫、オカnゲフンゲフン凛とした雰囲気とそのポニーテールが象徴的だ。
勇者、お前勇者でいいだろ勇者なんだろ?天之河光輝。成績優秀スポーツ万能。
脳みそ筋肉それ以上でもそれ以下でも語れない坂上龍太郎。
「おはよう三人とも。まあ半分くらいは自業自得だからね」
半分くらいはどっかの誰かに擦り付けておこう。まあきっと親友なら許してくれるよね(涙目)
「そう思っているなら「おい、他人の席の前で何をしている?」」
sideout
パイツァダスト時は巻き戻る
side巴式
「やっぱりお兄ちゃんの作るご飯はおいしいね!!」
「最近、式に料理の腕で負けそうで不安だわぁ」
俺の妹である巴那奈と全く不安そうにしていない俺の母の巴珠音。
これが俺の家族である巴家の朝食風景だ。因みに俺たちは全員血はつながっていない上に少々特殊ではあるがこの風景から家族でないと判断するのは無理があるであろう。
「当たり前だ。作るからには妥協などするわけないだろう。まずい飯を大切な家族に食わせるわけないだろう?でもまあまだまだ母さんに追いつける気がしないがな」
妹が笑顔で母さんがそんなに謙遜しなくてもといいたそうな顔でほほ笑んでいる。
~家族食事中~
「「「ごちそうさまでした」」」
「それじゃ、お兄ちゃんいってきま~す」
「行ってらっしゃい。弁当は入れておいてやったぞ」
「ありがと~」
「じゃあ式、お母さんも行ってくるね~学校に遅刻しないようにね~」
「分かってるよ。行ってらっしゃい」
さて、元気な家族を送り出したからな俺も食器を片付けて行くとするか。
まあ、片付けや準備の間暇だから自分語でもしてみるか。
俺『巴式』はさっきも言ったが血のつながらない家族である。なぜこうなっているのかはまあそのうちするとして。俺自身のこととなると一番はアルビノであることかな。まあ、しっかりと対策さえしておけば不便ではないが外での体育になるとさすがに問題があるが教員も理解してくれているので問題は現時点ではない。他にあるとしたらまだまだ複数のコンプレックスを抱えて・・・
何?それのほうを話せだと?まあいいだろう。
・・・・・
・・・・・
分かっている。心の準備をさせろ。
まあ一つ目に背丈だ。おおよそ160。厳密な数字?知らん。それに二十歳までは成長期だとどっかの人も言っていた。次に顔だ。男らしくもない。むしろどちらかといえば女子っぽい顔だ。さらに肩幅も広くないし声も高いほうだから困っている。
悲しい人生だよ。クラスメイトに影の薄さ日本一がいるが俺は対策をして素顔なんてほとんどみられていない。基本的にマスクに伊達ではあるが瓶底眼鏡で外に出るときは帽子やフードなどもかぶったりするから顔はわからないようになっている。
現実逃避をするなだって?別に?女子と間違われて案内されたり。女子用の制服を着ていたのにもかかわらず誰にも違和感を感じ取られずに一日を過ごしたなんてないし~
黒歴史を暴露するのはよそう。あと髪の毛もそのうち切ろう。
まあ自虐を行っているうちに準備完了だ。いつも通り始業のチャイムの一分前に教室の席に着ける。
~瓶底眼鏡移動中~
教室に着いたはいいがまたいつもの問答が行われている。それも俺の席のところでだ。まったくもって不愉快だ。
「そう思っているなら「おい、他人の席の前で何をしている」」