BanG Dream!〜私が送る音楽ライフはいろいろ楽しすぎる!!〜   作:レイ1020

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前回のあらすじ

友希那にバンドに誘われた美久だったが、本人は全くそんな気はないらしく、断った。代わりにあこをバンドに入れようと美久が試みるが友希那に断られてしまう。この後起こす美久の行動とは?


断られた理由は単純すぎる!!

 

 

ゆき姉たちと別れた後、私は少し話があると言ってリサ姉とあこと一緒に近所の公園に来ていた。燐子には先に帰ってもらった。

 

 

リサ「それで美久、話って?」

 

 

美久「うん。ゆき姉のバンドメンバーについて何だけど...」

 

 

”バンドメンバー”という単語に一瞬あこが反応した気がするけど、気にしないことにした。

 

 

美久「私的にはそのメンバーにはあこはもちろん、リサ姉にも加わって欲しいな!」

 

 

あこ、リサ「「はい!?」」

 

 

案の定驚かれた。当たり前だよね。

 

 

リサ「ち、ちょっと待って、あこはわかるけど何で私なの?私なんて何も出来ないし...」

 

 

美久「嘘なくせに〜。リサ姉って今でもベース弾いてるんでしょ?何も出来ないことないって〜!」

 

 

あこ「ええ!?リサ姉、ベース弾けたの!?」

 

 

リサ「ど、どこでその事を...?」

 

 

美久「お母さんから聞いた!」

 

 

リサ姉がベースをやってたって知ったのはゆき姉のバンドメンバーを集めようと決めた2日前だった。あの後、お母さんが帰ってきて、どこに行ってたのか聞いたところ、リサママ(リサ姉のお母さん)ゆきママ(ゆき姉のお母さん)に会いに行ってたらしい。そのとき、話をしてたときに聞いてたらしい。リサ姉が今でも時々、ベースを弾いてる事を。それをお母さんから教えてもらったって知ったんだよね。

 

実はこのときからもう決めてたんだ〜。リサ姉にはバンドに入ってもらうって。

 

 

リサ「美久ママ(美久のお母さん)ったら余計な事を...」

 

 

美久「まあまあそんなことよりさ、リサ姉ってさ、前にゆき姉が心配だから傍にいてあげたいって言ってたよね?」

 

 

リサ「うん、言ったけど...?」

 

 

美久「だったらさ!リサ姉がバンドに入ればいつだってゆき姉の傍にいられるし、その時はもうただの幼馴染としてじゃなくて、バンドの仲間としてゆき姉を支えることができるよ?」

 

 

リサ「......」

 

 

押し黙っちゃったね。まあ考えてることは何となく理解できるけど。だからそんな考えを汲み取ってあげよう!

 

 

美久「そこで、ここからが本題ね!あこもしっかり聞いて!」

 

 

あこ「は、はい!」

 

 

2人の顔を見ながら私は言った。

 

 

美久「さっきあこには言ったけど、自分の気持ちを相手が分かってくれないと相手には響かないの。さっき、あこの気持ちが伝わらなかったのは多分”2番目”って言ったからだと思うけど...」

 

 

あこ「ええ!?何でですか?あこしっかり伝えたつもりでしたよ!?」

 

 

リサ「うん...多分だけど、友希那は頂点を目指してるからそんな1番を目指してないような子とは組めないって思ったんじゃないかな?」

 

 

あこ「あこ、そんなつもりなかったのに...」

 

 

リサ姉の言ってることが正しいね。私もさっき同じところに反応したんだから。でもそれは筋違いだよ?ゆき姉。

 

 

美久「あこにそんな気があったわけじゃないって事は知ってるよ?要はゆき姉は早とちりしたの」

 

 

リサ「どういう事?」

 

 

美久「さっき、あこは世界で2番目に()()()()()ドラマーになるってことしか言ってなかった。別にあこはバンドで頂点を目指してないって言ったわけじゃないんだよ。だから早とちりだって言ったの。そうでしょ?あこ」

 

 

あこ「はい、あこ、確かに2番目にかっこいいドラマーになりたいって言いましたけど、バンドでは友希那さんたちと一緒に大きなライブに出て1番になりたいって思ってます」

 

 

やっと本音が聞けたね。それなら後は簡単だ。

 

 

美久「話がそれちゃったけど、言うね。2日後、2人でゆき姉たちにセッションをお願いして?」

 

 

リサ、あこ「「え!?」」

 

 

何で?って顔してる。そうだね説明しないと。

 

 

美久「さっき、気持ちを伝えることが大事って言ったけど、何も全部が全部言葉だけで伝えられるものじゃないと思うんだよね」

 

 

あこ「じゃあどうやって伝えるんですか?」

 

 

美久「セッションお願いした時点でわからない?音楽で伝えるの!自分の音で今自分はこんな気持ちですって語りかけるの!目は口ほどに物を言うみたいに、音楽も言葉以上に気持ちを伝えることができるの!だから一度音を合わせてみて?きっと伝わると思うから!」

 

 

リサ、あこ「「......」」

 

 

美久「?どうしたの2人とも?」

 

 

あれ?なんか黙ってる?なんかわからないとこでもあったかな?

 

 

あこ「い、いえ...ただ何というか〜?」

 

 

リサ「うん...バンド入った事ない子が言うことにしては妙に説得力があるって言うか〜、ねえ、実はやっぱりバンドに入ってたってことは無い?」

 

 

美久「だから無いって〜!別に不思議じゃ無いでしょ?そんなの相手の気持ちになって考えれば簡単に出てくるって」

 

 

あこ、リサ「「そ、そうなんだ〜...」」

 

 

なんか最後は少しムッとしちゃったけど2人が理解してくれたならいいや。話が終わった後、帰る前に2人にゆき姉のバンドの曲の練習をしておくように釘を刺しておいて、今度こそほんとに帰路についた。

 

 

美久「(2日後が楽しみだ!頑張れ!2人とも!)」

 

 

 

 

 

 




はい、今回はほとんど3人の会話で終わってしまいましたが、次から長くなりそうなので区切らせてもらいました。

次回はついに4人のセッションが始まります!

お楽しみに!

池田兄妹にはバンドを組んでもらいたい?

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