BanG Dream!〜私が送る音楽ライフはいろいろ楽しすぎる!!〜 作:レイ1020
友希那とセッションをすることになったあことリサ。そこで奏でられたのは誰しもが奏でられるものではないキセキの音だった。それを実感した友希那はあことリサのバンド加入を認めるのだった。
美久「私の感想も一緒かな?みんなが一つにまとまって演奏出来てて、こっちまで痺れてくるようなすっごい演奏だった!」
友希那「美久もそう感じたらしいわね。それならよかったわ」
感想を求められたため、軽く私が思ったことを伝えてみた。ゆき姉はそれで満足したみたいで、少し頬を緩めていた。久しぶりに見たなぁ、あの顔。
紗夜「そういえば、池田さんは今日何故ここに?バンドに入るためではないのでしょう?」
美久「私はただの付き添いですよ。リサ姉とあこには少し手助けもしましたし、ちゃんとバンドに入る瞬間を見ておきたいなって思ったので!」
紗夜「そうですか...それならいいのですが...」
氷川先輩も納得したことだし、そろそろ帰ろ......
友希那「美久、せっかくスタジオに来たのだから少し演奏していったらどうかしら?」
あこ「そうですよ!せっかく来たのに何もしないで帰るなんて勿体無いですよ!あこ、美久さんの演奏聴いてみたいです!」
......せっかく帰れるかと思ったのに...ちょっとリサ姉に助けを......。
そうしてリサ姉の方に視線を向けるが、何故かリサ姉は苦笑いをして両手を合わせて【ごめんね】というポーズをしてきた。
美久「で、でも私の演奏なんてそうでもないよ?趣味程度で弾いてるくらいだし、氷川先輩もそんな人の演奏聴きたくないですよね?」
一縷の望みを掛けて氷川先輩に訴えかけた。だが......
紗夜「私も貴方の演奏には興味があります。湊さんが認める貴方の技術が知れるチャンスですから」
美久「......」
もうやるしかないね。しょうがない、腹を決めよう。
美久「分かった。やる。で?何が聴きたいの?」
友希那「じゃあ、キーボードを...」
美久「りょーかい。ちょっと準備するから待ってて!」
準備するために私は荷物を置いて、キーボードを借りに行った。ここで借りるのは初めてだね。サクラじゃないのがちょっとあれだけど......。
私がキーボードを借りに行ってる間、スタジオ内では......
紗夜「湊さん、先ほどの池田さんの言い方ですと、彼女はキーボード以外のパートも弾けるということですか?」
あこ「それ!あこも気になりました!美久さんってどれだけ弾けるんですか?」
友希那「あの子はバンドの楽器全てをこなすことが出来るわ。この前はベースを聞かせてもらったわ」
リサ「そうそう!あの時の美久の演奏はマジでヤバかったよ!あたしも友希那も衝撃的すぎて演奏終わったの気付かなかったぐらいだもん!」
紗夜「それは...とても興味深いわね...」
そんなことを話し合ってた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
美久「さて!準備オーケーっと!そっちはもう始めてもいい感じかな?」
準備を終え、ゆき姉たちに確認をとった。
友希那「ええ、いいわ。始めて」
美久「よし!じゃ!行くよ!」
自分で自分に掛け声をかけて、私はキーボードに指を踊らせた。サクラじゃないけど意外と問題無かった。弾く曲は『そばかす』。結構気に入ってる曲だからよく演奏してる曲。いつもの私のペースで、激しくだけど、すっごく楽しく、Enjoyしながら演奏した。
美久「(やっぱり、音楽ってのはこうでなくちゃね!)」
その調子のまま、私は最後まで演奏を続けた。
美久「ふ〜〜!やっぱり楽しいね〜!」
演奏を終えて、1人楽しさに興奮してると、ふと視線が気になった。もちろん、ゆき姉達の視線が...。
美久「ん?どうしたの?」
友希那「いえ......やっぱり貴方を諦めるのは惜しいと思っていただけよ...」
紗夜「はい、これは想像以上でしたね。湊さんが認めるのも納得だわ...」
あこ「あこもそう思います!なんかこう...目覚めし闇の力が神来を解き放ち......えっと...なんかこう...バーンってなってましたよ!」
リサ「あはは!あこ〜それじゃわからないって!でもあたしも改めて実感したな〜。美久ってすっごいミュージシャンだってことが!」
みんなそれぞれ思ったことを言ってくれた。そのほとんどが私のことを褒めるようなことばっかりだったけど...。
友希那「美久、少しお願いがあるのだけどいいかしら?」
美久「バンドに入れってお願い以外だったらいいよ!」
友希那「一緒にセッションをお願いしてもらってもいいかしら?私たち4人と」
3人「「「!!!」」」
3人同時に驚いていた。そりゃそうだ。
美久「いいけど?何で?」
友希那「もしかしたら、貴方とやってみればまた何か掴めるような気がしたの。だからお願いできるかしら?」
美久「ん〜、でも多分、ゆき姉の考えてるみたいなことにはならないと思うけど、いいよ!やろう!みんなもそれでいい?」
他の3人に確認を取り、みんな了承してくれたから、さっさと準備にとりかかった。
友希那「じゃあ、行くわよ!」
さっきと同じ掛け声で演奏が始まった。結果はわかっていたことだけど、さっきのキセキの音は一度も奏でられる事は無かった。原因は私だね。完全に。
美久「ね、やっぱりこうなったでしょ?やっぱり私はこのバンドには相応しくないよ」
友希那「そうは思えないけど...でも何故かしら?さっきの演奏と比べると美久の演奏が...」
私の演奏がどうかしたのかな?
紗夜「ええ、私も同意見です。池田さんの演奏が先ほどよりも迫力に欠けていました」
あこ「はい...あこもそう思いました...」
リサ「美久...何か隠してない?何か問題があったら言ってよ?」
美久「いや、だから単純な話だって。私の演奏はゆき姉のバンドには合わない。それだけだよ」
本当は理由知ってるんだけど、ここでいう必要ないよね。だから私は黙ってた。
美久「だからさ、私以外のキーボードの子見つけなよ!それじゃ!」
リサ「あ!ちょっと美久!?」
後ろでリサ姉が何か言った気がしたけど聞かなかったことにして私はスタジオを後にした。
はい、と言うわけで美久はRoseliaに相応しくないと自分で言い放ち、バンドには入らないと言う展開にして見ました。その理由は次の話で明らかになります。
次回はその理由について書けたらと思います。
池田兄妹にはバンドを組んでもらいたい?
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組んで欲しい!
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組まないで!
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どちらでもない!