BanG Dream!〜私が送る音楽ライフはいろいろ楽しすぎる!!〜 作:レイ1020
日菜に何も知らされずに事務所に来させられた美久。戸惑うも、状況を理解した後は腹を決め、パスパレの臨時の楽器の指導者になるために事務所のスタッフ、篠田と、日菜の目の前で演奏することになった。演奏後、美久の実力を認めた篠田と日菜は改めて、美久にパスパレの指導者をお願いするのだった。
私のパスパレ指導が決まった後、篠田さんと日菜さんが他の4人がいる会議室に挨拶を兼ねて行く、と言ってきたため、私は2人の後ろを付いて行った。
篠田「ここです。私達が呼んだら入って来てください」
美久「わかりました」
日菜「みんなどんな反応するかな〜?特に彩ちゃんが楽しみかな〜!」
全くこの人は...。彩さん大丈夫かな〜?そうこう思ってるうちに篠田さんが中に入ってった。日菜さんもそれに連れ立って中に入った。
篠田「皆さん、お疲れ様です。先日話しました、レッスンの先生についてはやはり予定により、しばらく来ることが出来ないとのことです」
彩「それじゃあ、練習の方はどうなるんですか!?」
千聖「彩ちゃん...とりあえず落ち着きましょう?スタッフさんが喋れないわ」
先生が来ることが出来ないことを聞いた途端、彩さんが焦った様子で篠田さんに問いかけていた。まあ、後が無いってわかってるからなおさらだよね。
篠田「それについては大変申し訳ありませんでした。ですが、代わりに臨時としてですが先生をお呼びしておりますのでご安心を...」
イヴ「それって昨日ヒナさんがおっしゃっていた、ワタシ達と同年代の先生ですか?」
日菜「そういうこと!っというわけで、美久ちゃん!入って来て〜!」
呼ばれたため、ゆっくりと私は中に入った。そして篠田さんの隣に立った。
篠田「この方が今回から先生が来るまでの間、臨時として楽器の指導をしていただく先生になります。それでは美久さん。自己紹介をお願いします」
自己紹介を促されたけど、4人とも私のことずっと見てるな〜。そりゃそうか。自分たちとほぼ同い年の子に教わるだなんて普通はあまり考えないよね。しかもパスパレの未来がかかってるこんな時に。
まあ、とりあえず挨拶しておこう。私は一歩前に出た。
美久「本日から臨時として皆さんの指導をさせていただくことになりました、池田美久と言います。よろしくお願いします」
軽く礼をした。すると、その後5人から拍手を贈られた。どうやら認めてくれたみたいだね。よかった。
篠田「美久さんは今日ここに来たばかりでわからないこともあるでしょうから、皆さん美久さんにいろいろ教えてあげてください。それでは、早速スタジオに向かってください。私は譜面等を取りに行って来ますので、先に出させてもらいます。それでは失礼します」
そうして篠田さんは会議室を出て行った。残ったのは私とパスパレの5人。日菜さん以外は初対面なこともあって、みんな私に興味を持ってくれてるみたい。すると、彩さんが話しかけて来た。
彩「えっと、美久ちゃんだっけ?よろしくね!私は彩、丸山彩だよ〜!」
なんか変なポーズしてるけど、触れるとめんどくさくなりそうだから触れないことにした。
美久「よろしくお願いします。彩さん」
千聖「白鷺千聖よ。美久ちゃんでいいわね?貴方、花女の生徒だったのね。私と同じよ」
美久「そうなんですか?千聖さんと一緒は嬉しいですね」
次に声をかけて来たのはベースの千聖さんだった。やっぱり雰囲気が違うな〜。なんかこれぞ女優って感じの雰囲気が出てる。
イヴ「こんにちは!ミクさん!若宮イヴです!今後ともどうかオミ知りゆきを!」
美久「よろしくお願いしますイヴさん。こちらこそ!」
その次はキーボードのイヴさん。ヒナさんに聞いたところ、フィンランドから来たって言ったから日本語通じるかって思ってたけど、全然ペラペラじゃん!めちゃくちゃ勉強したな?
麻耶「美久さん。大和麻耶です。上から読んでも下から読んでも”やまとまや”なんですよ?なんか凄くないっスか?」
美久「よろしくお願いします麻耶さん。そうですね、なかなかいませんよね、そういう人」
最後はドラムの麻耶さん。人懐っこそうで話しやすそうな人だな〜。でもさっきの名前の話はいらなかった気がする...。
日菜「あはは!ね?みんなちょっと変わってるでしょ?だから面白いんだ〜!」
日菜以外の5人「「「「「それはあなた!!!」」」」」
5人の声が見事にハモった。みんな考えてることは同じだった。この人たちとはうまくやれそうだね。そう改めて実感し、私たちはレッスンスタジオに移動した。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
彩「へ〜、美久ちゃんって花女の1年生だったんだ〜。つまり私の後輩ってことになるのか...」
美久「はい、他の皆さんはどこの学校に通ってるんですか?」
彩「私と千聖ちゃんとイヴちゃんが花女で、日菜ちゃんと麻耶ちゃんが羽女だよ。イヴちゃんが美久ちゃんと同じ1年生で、それ以外はみんな2年生なんだ〜」
スタジオに着き、篠田さんを待ってる間、私たちは会議室での会話の続きをしていた。
千聖「日菜ちゃんとはいつ知り合ったのかしら?」
美久「それが...本当につい最近なんですよ」
麻耶「ええ!?そんなまだあって間もない人のためにこの話引き受けてくれたんですか?」
イヴ「ミクさんのウツワはとっても広いんですね!」
美久「いや、器はともかく...引き受けたというよりは強引に連れてこられたというか...」
その後、私がこの話を引き受けることになった経緯についてみんなに話した。案の定、みんな呆れた顔をした。
彩「美久ちゃん......なんか?ごめんね?」
同情までしちゃったよこの人!?なんかそこまでされると惨めに思えてくるんですけど!?
美久「き、気にしないでいいですよ。それにこんな機会なかなかないですし、むしろよかったって思ってますよ!」
千聖「そ、それなら良いのだけど...」
なんとかこの話をまとめた後、ようやく篠田さんが来た。篠田さんは私に曲の譜面を渡し、練習時間を教えた後、「それではよろしくお願いします」と言って、スタジオを出ていった。なんか緊張して来たな...。
美久「え〜、それではこれから楽器の練習を始めますけど...」
日菜「美久ちゃん固い固い!普段の感じでやってくれて大丈夫だからさ〜!」
そんなこと言われてもな〜。一応先生と生徒っていう関係だしな〜。
千聖「大丈夫よ。自分のやりやすい形でやって頂戴。その方があなたも気が楽でしょう?」
美久「みんながそういうのであれば......わかりました!ではそうさせて貰います!」
みんながそう言ったんだからいいんだ!そう自分で勝手に決めて、そのまま進めることにした。
美久「まずは、みんなの今の実力が知りたいので、1度通して演奏してみてくれませんか?」
私は先に、パスパレのみんなの演奏を聴いてみることにした。今のパスパレはどのレベルなのかを知るために...。
はい、今回は以上です。美久がパスパレと対面しました。ここから美久はどんな指導をするんでしょうね?楽しみです!
次回はパスパレの練習を書けたらと思います。
お楽しみに!
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