BanG Dream!〜私が送る音楽ライフはいろいろ楽しすぎる!!〜 作:レイ1020
美久の芸能界入りを祝うために日菜に羽沢珈琲店に誘われた美久。そこで出迎えてくれたのは日菜の後輩でその店の子であるつぐみだった。日菜関係で仲良くなった美久とつぐみはお互いに自己紹介をして親睦を深めるのだった。
美久「ご馳走様でしたー。また今度も寄らせてもらうね!」
ケーキセットを平らげ、十分に日菜さんに話を聞けたところで私たちは店を出た。ちゃんと挨拶を忘れずにね!
つぐみ「はい、またのご来店お待ちしてます!」
日菜「よかったねつぐちゃん!常連さんが出来て!」
いや、勝手に常連って言わないでくださいよ......。まあ、この分だと私もその常連になっちゃうと思うけど...。
美久「それじゃ、帰るね。じゃあね!」
日菜、つぐみ「「じゃあね〜!」」
2人に見送られながら私は家に帰った。家では羽沢珈琲店の自慢話をたくさんさせて貰った。案の定、次はみんなで行こうという話になった。
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美久「ちょっと山吹ベーカリー寄って行こうかな?」
次の日、学校に行く前に山吹ベーカリーに行くことにした。何だか今日はあそこのメロンパンが食べたい気分だったからだ。朝ご飯は食べてるから昼にでも食べよう。そう考えて私は山吹ベーカリーに向かった。
沙綾「いらっしゃいま...あれ?美久じゃん?朝に来るなんて珍しいね?」
美久「いやね?何か急にここのメロンパンが食べたいって思ったからさ、時間もあったし寄っていくか〜って思ってさ〜」
沙綾「それなら連絡くれればよかったのに?そうすれば学校に持っていってあげたよ?」
美久「いや、それだと何となくさやちんに悪いかなって思ったからさ」
さやちんと軽く喋りながら、パンを受け取ることにした。ちなみにさやちんは学校に行く前までお店の手伝いをしてるみたい。何でもお母さんの手助けだとか。そうしてメロンパンを紙袋に包んでもらい、少しあったかい状態で受け取った。
美久「ありがと!それじゃ私行く...」
?「ほうほーう?パンの匂いがモカちゃんを呼んでますな〜」
行くね!と言おうとしたと同時に店のドアが開いた。どうやらお客みたいだ。入ってきたのは銀色に近い白髪をした女の子だった。見たところ、羽女の制服を着てたから彼女は羽女の生徒らしい。
沙綾「ああ、モカ。いらっしゃい。今焼きたてのパンもあるからたくさん見ていってね」
モカ?「おおー、それはモカちゃんにとってはとてつもない朗報ですな〜。ではでは〜、拝見させていただきます〜」
なんか鑑定士みたいなこと言い出したけどこの子?でもさやちんの知り合いみたいだし、変な子ではないんだろうけど...。何か彼女のことが気になったからさやちんに聞いてみることにした。
美久「ねえ?あの子ってさやちんの知り合い?」
沙綾「うん。あの子は青葉モカ。うちの常連さんなんだ〜。よくうちにパン買いに来てくれてそのうち仲良くなったの。ちなみにわたしたちと同い年だからね?」
モカ「そのとーり。モカちゃんはこの山吹ベーカリーの常連さんなのだ〜。というわけで沙綾〜、これよろしくね〜」
いつの間にかモカが大量のパンをトレーに乗せてが後ろに立っていた。見た感じ10個以上は乗ってるな...。
美久「そんなに食べるんだ...」
モカ「こんなのモカちゃんなら当然のことよ〜」
沙綾「美久、モカっていつもこんぐらい買ってってくれてるからいつもそんな感じで驚いてたらキリが無いよ〜?」
美久「そうなんだ...。覚えとかなきゃね...」
沙綾からしっかりと大食らいモカの忠告を受けた私だった。
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美久「ふ〜。終わった終わった。今日は特に予定無いし、このまま帰るかな?」
授業が全て終わり、予定がないことを確認した私は今日はそのまま帰ることにした。最近は芸能人になったこともあっていろんな手続きやら証明写真やら色々予定があったからこうして何もない日があるのは久しぶりなんだ。だからゆっくりしたいってわけ。
美久「あ〜...でも今日って昼にちょっと用事入っちゃって
そう。今日はなぜか知らないが昼休みに先生の書類運びを手伝わされたんだ。多分ちょうどその場にいたのが私だったってだけなんだろうけど。おかげでお昼をとってスイレンを弾く時間がなくなっちゃったんだ。
美久「さすがに何も弾かないで帰るのはちょっと嫌だから近くの公園にでも行こう」
今まで私は家以外で楽器を弾いてから帰るという決まりを自分に課していた。何でかっていうと、単純に家以外で楽器を弾くと心が落ち着いて楽しい気分になるからだ。もちろん家で弾くのも楽しいけど違ったところで弾くのもまた楽しいって思ってるからそうしてるんだよね。最近は結構忙しかったから疲れてる。そんなときだからこそ、楽器でも弾いて気分転換しないとね!
そう決めた私はいつもの公園に向かった。
美久「さて...みんな、今日は何が聴きたい?」
公園内で私は5、6人の子供たちにそう言った。
子供1「じゃあ『散歩』!」
美久「はいよ!それじゃ行くよ!」
リクエストを受けた私はそのまま曲を演奏した。演奏中、子供たちは手拍子やら一緒に歌ってくれたりやら盛り上がってくれた。この子たちはこの近所の子供達で、よくこの公園に遊びに来てるらしい。私が演奏を聞かせるようになったのはつい最近のこと。私が公園でギターを弾いてるのを見た子供たちがワラワラと寄ってきて次第に私の演奏をたくさん聴かせて欲しいって言ってきたんだ。それから私は時々この公園に来てみんなに演奏を聴かせてる。
それから私は子供たちが気が済むまでリクエストに応えてあげた。こういうのも楽しいしね。
美久「ふい〜、みんな今日は楽しかった?」
子供達「「「「「楽しかったー!」」」」」
美久「そっか!じゃ、また今度来たら聴かせてあげるね!それじゃ今日はもう帰りな?」
子供達「「「「「はーい!」」」」」
子供たちは満足した顔でそのまま帰ってった。あー言う顔見るとこっちまで良い気分になるな〜。
美久「さて、私も帰ろーか...な?」
帰ろうとしてスイレンをケースにしまおうとした時、ふと視線を感じたため、そっちに視線を向けた。するとそこには羽女の制服を着た女の子5人組がそこにはいた。どうやらさっきからの視線の主はあの子達みたいだ。そう思った私は声をかけることにした。
美久「あのー、何か?」
?「え!?あ、えーと...ごめんなさい。なんかこの公園から歌声とかギターの音とかが聞こえてきたからちょっと見に行こうって話になって...それで〜...え〜と?」
美久「?」
真ん中にいた薄いピンク色の髪をした女の子が何か言ってるみたいだけど最後は声が小さくて聞き取れなかった。すると、後ろから見覚えのある顔が姿を見せた。
つぐみ「美久ちゃん、昨日ぶりだね」
美久「つぐみ?あれ?何でここにいるの?羽女ってこことは真逆だよね?」
出てきたのは昨日羽沢珈琲店で会ったつぐみだった。知っている顔がいてほっとしたがまだ本題が解決してない。何でつぐみたちがここにいるのかだ。この公園は羽女とは真逆の方向に位置してるんだ。普通ならここには来ない。だから気になってるんだ。
つぐみ「うん。そうなんだけど、帰りにモカちゃんが山吹ベーカリーに寄りたいって言って今行ってきたところだったの。その帰り道に偶然ここを通りかかったら美久ちゃんと子供達が一緒になって楽しくセッションしてる姿が見えたから、ちょこっと見させて貰ってただけだよ」
美久「ああ、なるほどね。やっとわかった」
つぐみの説明で何とか理解することができた。まあ早い話、ただ私たちのことが気になってみてただけってことか。それなら問題ないけど、さっきまた知ってる名前が出たような......?その予想は的中した。
モカ「いや〜、誰かと思いましたが〜、朝に会った沙綾のお友達さんではないですか〜。きぐーですな〜」
美久「やっぱりモカだった...」
朝、山吹ベーカリーで会った大食らいモカがそこにいた。見ると、両手がパンが入った紙袋で埋まっていた。多分今朝と同じくらい......いや、もっとあるかも...。あれだけ食べてよく太らないな〜?そんなことを考えてると、赤いロングヘアーをした背の高い子が話しかけてきた。みた感じ私よりあるな。
赤髪の子「なあ、あんた?2人と知り合いなのか?」
美久「まあ知り合いかな。つい最近知り合ったばかりだけどね」
赤髪の子「そっか〜。って言うかさ、あんたのギター凄かったな!なんかこっちまで楽しくなってたぜ?」
美久「そりゃそうだよ。だって楽しくなるような歌と弾き方してたんだから」
そう言った私の言葉に今度は赤メッシュの入った黒髪の子が反応した。
赤メッシュの子「楽しくする弾き方?」
美久「そう!楽器っていうのは弾き方とか姿勢とかで演奏に違いが出るんだ。例えばギターで言えば、強く弦を弾けば力強く元気で迫力のある演奏ができるし、逆に優しく弾けば心が安らいだり気持ちが落ち着く演奏ができる。私がさっきやった演奏は前者。子供達には元気が1番だから、盛り上がる弾き方をしたの。時と場合によってその2つを弾き分けると演奏するのがより楽しくなるよ?」
とりあえずわかりやすいように教えた。と言ってもほとんどお父さんの受け織りだけどね。
赤メッシュの子「なるほどね、あんた結構やるじゃん?名前は?」
美久「美久、池田美久。みんなと同じ1年生だからよろしく!」
赤メッシュの子「美久、か...よろしく。あたしは美竹蘭」
赤髪の子「アタシは宇田川巴。よろしくな」
宇田川?あれ?それってあこの名字だったような?聞いてみるか。
美久「巴...で良いかな?下に妹とかって居たりする?」
巴「?いるけど何でだ?」
美久「その妹ってあこって名前だったりする?」
巴「あこのこと知ってるのか?あいつはアタシの妹だ」
やっぱりね。何となく目元が似てる気がしてたんだよね。とりあえずわかったところで最後の子の名前を聞こうか。そうして私はピンクの髪の子に視線を向けた。
ピンクの髪の子「上原ひまり。だけどの5人のリーダーだよ!よろしくね!」
美久「はい!?リーダー?どういうこと?」
いきなりリーダーなんて言われたら誰だってそうなるでしょ!?何、この5人ってそういう関係だったの!?私の考えてることに察しがついたのかモカが助け舟を出した。
モカ「ちょっと、ひーちゃん?主語がないよ?主語が。それじゃみーちゃん、何言ってるかわかんないと思うけど〜?」
みーちゃん?私ってことで良いのかな?
つぐみ「ごめんね。実はわたし達バンドやってるの。『Afterglow』っていうバンドをね。ひまりちゃんはその『Afterglow』の中でリーダーっていう意味。わかってくれたかな?」
美久「うん。バンドの中のリーダーね。そりゃそうだよね。一瞬変な考えが思い浮かんじゃったけど...」
ひまり「うぅ〜〜。なんかごめんね〜?私って人に説明するのって苦手で〜」
美久「別に良いよ。気にしてないから。とにかくよろしく!ひまり」
ひまりとは変な空気になっちゃったけど、とりあえずお互いに自己紹介を終えることができた。
蘭「それで何だけどさ?美久っていつもここで子供達に曲聞かせてあげてるの?」
美久「ああ...それはね...」
蘭から聞かれたことについて私は丁寧に説明することにした。
はい、今回は終了です。やっぱり早く絡ませたいってことで一気に全員投入させました!
次回は、もう少しAfterglowと親睦を深めたらと思います。
お楽しみに!
池田兄妹にはバンドを組んでもらいたい?
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組んで欲しい!
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組まないで!
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どちらでもない!