BanG Dream!〜私が送る音楽ライフはいろいろ楽しすぎる!!〜 作:レイ1020
怪盗ハロハッピーから無事に花音を救出した美久達は、レストランに向かう途中、今まで姿を消していた薫と再会する。美久と美咲は怪盗ハロハッピーの正体を感づいていたため、薫に怪盗になった理由を聞いた。その理由に拍子抜けした2人だったが、実は自分たちは思ってた以上に楽しめていたということを実感するのだった。
美久「『CIRCLEに来て』って言ってたけど、何だろう?」
豪華客船での海の旅から5日後、美咲からそう言われた私はCIRCLEに向かっていた。CIRCLEにいるってことは演奏の練習だろうけど、なんかそれだけじゃない気がするんだよね...。
美久「ま、行けばわかることでしょ!」
そうして私はCIRCLEに向けて歩を進めたのだった。
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美久「こころ〜?おまた......せ?」
こころ「美久!待ってたわよ!早くここに座って頂戴!」
美久「ちょ!?わ、わかったから引っ張らないで〜!!」
スタジオに入った途端、こころに手を引かれて用意してあった椅子に腰掛けられた。何?この状況?
美咲「池田さん、急に呼び出してごめん...。こころがどうしても池田さんを呼ぶって聞かなくてさ...」
美久「別に良いけど、まずは何で私が呼ばれたのかを聞かせてもらえないかな?このままだと頭混乱したままいることになっちゃうから」
なぜだろう?船に乗る前もこんな感じだったような気がする...。ハロハピのみんなって用件だけ伝えて詳しくは後でって感じだからいつもこうなるんだよね...。この際もう良いけど...。
はぐみ「はぐみたちの新曲を聞いてもらうためだよ!この曲って”スマイル号”に乗った時の楽しいことをそのまま歌にしたから、みっくんにも聞いてもらいたかったんだ〜!」
薫「ふふ...この素晴らしい曲をあの時一緒に協力をし合った子猫ちゃんに聞かせないのはおかしいとこころが言うものでね。でも、それは私も同じ気持ちだ。美久、今日は私たちの素晴らしく儚い演奏をどうか聞いていってくれ」
あの船”スマイル号”って名前だったんだね。全然知らなかった...。それにしても新曲か〜、あの時のことを歌にしたって聞いたけどどんな曲になってるんだろ?音楽に関しては自分で言うのも何だけど”バカ”がつくほどに大好きだから、バンドの新曲ってのは自然とテンション上がっちゃうんだよね。
花音「あれから結構練習したんだよ?帰った途端にこころちゃんが曲を思い起こし始めて、それを美咲ちゃんが曲に変えて、そこから歌詞を加えて......ってなんか今日まで大変な毎日だったかな...?あはは...」
苦笑いを浮かべてる花音さんを見てまず思った。『相当大変だったのだ』と。とりあえず”お疲れ様です”と言っておいた。
美久「大体わかった。そう言うことならぜひ聞かせて!みんなの演奏もまともに聞くのは初めてだし!」
こころ「わかったわ!それじゃ美咲!ミッシェルを呼んできて頂戴!」
美咲「......はいはい。ちょっと待っててね...はぁ〜」
そう言って美咲はミッシェルを呼びに?行った。やっぱりこころ達は気付いてないみたいだね。多分今頃着替えてる頃だな...。
数分後、美咲改めミッシェルがスタジオに入ってきた。改めて近くで見ると意外と大きいんだね。
ミッシェル「みんな〜!今日はよろしく〜!ミッシェルも頑張るよ〜!!」
美久「(おお〜...キャラになりきってる...普段はあんな感じなのに...)」
こころ「ミッシェル〜!待ってたわよ!今日は美久に素晴らしい演奏を見せるから一緒に頑張りましょうね!」
ミッシェル「うん!
美久ちゃん...いつも名字読みの美咲からは考えられないな...。よくキャラ作ってるよ美咲は。
それから各々に準備に取り掛かり終了すると、それぞれが配置についた。
こころ「それじゃ!みんな、準備はいいかしら?」
はぐみ「オッケー!」
薫「私もいつでも大丈夫だ」
花音「わ、私も大丈夫だよ」
ミッシェル「盛り上がっていこー!」
こころが全員に確認を取った後、改めて前を向いた。そして私を向きながら言った。
こころ「美久!私たちの演奏であなたをとびっきりの笑顔にして見せるわ!それじゃいくわよ!【ゴーカ! ごーかい!? ファントムシーフ!】」
演奏が始まった。最初からテンポが速く、そして何より音に楽しさが乗っていてこっちまで楽しい気分になる。この気分は前にハロハピのライブを観に行った時と同じ感じだ。他のバンドとはまた違うハロハピだけが持っている”音”。こころの言う通りこの演奏にさらに磨きをかければ”世界を笑顔に”と言う夢も現実になるんじゃないかと思わせるくらいだ。歌詞の中にも船の中を思わせるような物が入っていた。スマイル号の中でのことを体験した私にとっては、その時のことを思い出せるような良い曲!そう思えた。このまましばらく聞いていたい...そう思いながらしばらく演奏に耳を傾けていた私なのだった。
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こころ「どうだったかしら?」あたし達の演奏!」
演奏が終わった途端、こころが私に感想を求めてきた。まだまだ元気だね。私の感想はもちろん!
美久「すっごく良かった!こころの言った通り、とびっきりの笑顔になって楽しめたよ!」
こころ「それなら良かったわ!あたし達もすっごく楽しかったもの!ね!みんな!」
4人「「「「うん(ああ)!」」」」
みんなそれぞれ満足そうな顔をしていた。自分でも良い演奏ができたんだって思ってるんだろうな〜。演奏に関しては改善するべきとこもあるけど、今はそこに触れなくても良いよね?とりあえず今はこの空気を楽しまないと!
はぐみ「そうだ!はぐみ、次のライブに向けてここであの”おまじない”やっておきたい!今回はみっくんもいるし、効果抜群だと思うよ!」
薫「それは名案だね。せっかく美久もこの場にいるんだ。一緒にやってもらおうじゃないか」
こころ「良いわね!美久、あなたも一緒にやりましょう!」
美久「はい?あの〜?」
だから説明してって!意味がわかんないし!主語を入れてって!何おまじないって?なんか儀式でもする気?この人たち...もしかして国語苦手か?
花音「あはは...おまじないっていうのはね、ハロハピの中で使ってる合言葉みたいなものだよ。これをみんなで一緒に言うと元気が湧いてくるの。合言葉は...【ハッピー!ラッキー!スマイル!イェーイ!!】。これを良ければ美久ちゃんにも言って欲しいなって」
ミッシェル「この際だから付き合ってあげてよ...このままだと私たちしばらく帰れなくなっちゃうから...」
美久「そう言うことね。うん、良いよ!」
一緒に言うことで士気が高められるんならやろう!そう腹を決めた私はこころにそう言った。
こころ「みんな行くわよ〜〜!!せーの!!」
全員「「「「「「ハッピー!ラッキー!スマイル!イェーイ!!」」」」」」
スタジオ内に私たち全員の声が響き渡り、みんなの気持ちが引き締まった。これがいつものハロハピらしい。みんなで掛け声を出すことでバンド内士気を上げる。良い方法だと思った。今度は違うバンドにでも試させようと、少し悪だくみ?を考えながら、その後のハロハピの練習にも付き合う私なのだった。
その練習の最中、ふと思ったことがあった。
美久「そういえばもう時期、”文化祭”だな〜」
はい、ハロハピ編終了です。いかがでしたでしょうか?次回からは違うバンドの話になります。ヒントは最後の美久の一言です。勘の良い方は察したと思います。
次回、文化祭開催に向けて!
お楽しみに!
池田兄妹にはバンドを組んでもらいたい?
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どちらでもない!