BanG Dream!〜私が送る音楽ライフはいろいろ楽しすぎる!!〜   作:レイ1020

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前回のあらすじ

ハロハピのメンバーに新曲を披露してもらった美久。自分が体験したスマイル号での出来事を一気に振り返れるその新曲に気持ちを揺すぶられた美久は、ハロハピとともに大いに盛り上がるのだった。


第6章 PoppinPartyの誕生
文化祭の開催は楽しみすぎる!!


 

 

 

 

香澄「もうすぐ文化祭だね〜」

 

 

昼休み、屋上でいつものようにスイレンを弾いていた私に唐突にそんなことを言ってくる香澄に聞き返した(ちなみにいつものメンバー、おたえ、りみ、さやちん、有咲もいるよ!)。

 

 

美久「そういえばそんな時期だね〜。香澄達のクラスは何の出し物するの?」

 

 

たえ「ウサギの触れ合い!」

 

 

有咲「はあ!?なんでウサギ......ってかそれっておたえがやりたいだけだろ!?」

 

 

相変わらずの鋭いツッコミ...。この2人でコンビ組めるんじゃないかな?

 

 

沙綾「あはは、私たちのクラスは購買かな?いろんな食べ歩きができるような食べ物を売るんだ〜。やまぶきベーカリーのパンも販売するよ」

 

 

りみ「え!?じゃあチョココロネもあるの?」

 

 

沙綾「もちろん!他にもいろんな種類持ってくるから楽しみにしてて!」

 

 

やまぶきベーカリーのパンか〜、購買で買えるのは嬉しいな。その日になったら寄ろう!話しているとどんどん文化祭が楽しみになってきた私たちだった。

 

 

香澄「みっくと有咲のクラスは?」

 

 

有咲「うちは休憩所だな。何か買ったものを持ってきて食べたり、おしゃべりしたりできる共用スペースみたいなもんだ」

 

 

美久「水とかは常備してあるから、飲み物が欲しくなったら来てみてね。中も飾り付けとかするみたいだからさ」

 

 

うちのクラスは、本当はお化け屋敷を希望してたんだけど、抽選で外れちゃったから休憩所になった。正直すっごくやりたかったけどね。

 

 

美久「あ、そういえば香澄達って文化祭のライブって出たりするわけ?」

 

 

文化祭のライブというのは体育館でダンスや演劇、そしてバンドなどが演奏や講演をする催しのことだ。その日のために、学校内では下校時間ギリギリまで練習に明け暮れてる生徒もいるだとか。香澄達も出るのかな?

 

 

香澄「うん出るよ!ライブだもん、出ないわけにはいかないよ!」

 

 

美久「そっか、ライブって前言ってた”クライブ”以来?」

 

 

たえ「うんそうだよ」

 

 

さっき言った”クライブ”というのは、少し前に有咲の蔵の中で行われたミニライブのことだ。蔵の中でライブ...略して”クライブ”らしい。もちろん蔵だったため、人もそんなに多く入れるわけじゃなかったみたいだから、呼んだのはさやちんを含めた5〜6人ほどだったみたい。私も呼ばれてたんだけど、その日は仕事があったから行けなかったんだよね。香澄達に楽器を教えてる身としては行きたかったけど残念だったな〜。

 

 

美久「それならやっと香澄達の演奏がライブで聴けるってことか!ますます楽しみになってきた!」

 

 

有咲「お前...あんまりハードル上げるなよ...。こっちが緊張してきちまうだろ?」

 

 

香澄「大丈夫だよ有咲〜!私たちたくさん練習したんだから!みっくもきっとすごいって言ってくれるよ!」

 

 

有咲「わかったからすり寄ってくんな〜!!」

 

 

相変わらず2人は仲がいいこと......って有咲に言ったらめちゃくちゃ怒られるだろうな〜......っと、話に夢中で弾く手が止まってたね。また最初から弾こう。

 

 

そう決め、またゆっくりとスイレンを弾き始めた私だった。

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

美久「さて、久しぶりだけど、何か教えて欲しいとこあれば聞くよ?」

 

 

放課後、少し久しぶりになってたけど有咲の蔵で香澄たちに楽器を教えに来た。それから少しの間はみんなに楽器の弾き方や細かいポイントとかを教えた。ポイントを押さえておくと、体力の消耗を減らせたり、演奏に支障が出ない弾き方にできたりするから意外と重要なんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

美久「よし!じゃあ一回通しでやってみようか!みんなの演奏聴くの久しぶりだから、どんな感じなのか確認してから指摘とかしたいから」

 

 

私がそういうと、みんなそれぞれ配置についた。そして演奏がスタートした。この曲は『私の心はチョココロネ』か〜、確かりみとりみのお姉ちゃんが作った曲って言ってたかな?曲調はゆったりで難易度もそこまで高くは無い。みんなには理に適ってる曲だね。そして一通り演奏が終わったところで私は言った。

 

 

美久「うん。前聞いた時よりは格段に上手くなってきてる。このまま練習を重ねれば文化祭でもいい演奏できるよ!ただ......」

 

 

香澄「?ただ...?」

 

 

みんなが首を傾げた。とりあえず続けることにした。

 

 

美久「やっぱり”ドラム”がいないと迫力が失われちゃうっていうか、演奏にも少し違和感があるよね...」

 

 

4人「「「「......」」」」

 

 

ずばりと正論を言われたせいか、みんな黙ってしまった。でも事実だからな〜。

 

 

香澄「うん、それは知ってるよ?私だってドラムがいた方がいいと思うけど...(ちらっ)」

 

 

たえ「ドラムやってる人いないんだよ...(ちらっ)」

 

 

りみ「本番は音だけでも撮ったのを流せばいいと思うんだけど...(ちらっ)」

 

 

有咲「そんな都合よくやってるやつが見つかるわけねーよな?(ちらっ)」

 

 

美久「......」

 

 

......何で私の方ちらちら見るの...?まあ、いいたい事はわかるけどね。大方私にドラムとして参加して欲しいっていいたいんだろうけど。もちろん協力はしてあげたい。友達だし。でも私が参加すると問題が出る可能性があるんだよね...。”前科”あるし...。とりあえず聞いてみることにする。

 

 

美久「()()としてなら、私がドラムをやってもいいよ?」

 

 

香澄「え!?ほんと!?」

 

 

そう言った途端、私に抱きついてこようとする香澄。話を最後まで聞いて欲しいんだけどね。

 

 

美久「でも、これは体験談なんだけど、前に私がサポートで入ったバンドはバンドの音が変わっちゃったの。私が入る前までは普通だったのに。多分私の演奏に問題があったんだ。そのバンドに合わない演奏をしたせいで。だから、もしかするとみんなと一緒にやってもみんなの”音”じゃなくなっちゃうかもしれない。もちろん可能性があるって話だからね?絶対になるわけじゃ無いけど、そうなる可能性もあるってこと。それでもいいなら私が少しの間、ドラムやるよ!」

 

 

例に出したバンドは無論Roselia。あの時はバンドの音を台無しにしちゃったからね。

 

 

香澄「ほんとに!?やったー!みっくと一緒にバンドできる〜!!」

 

 

有咲「ちょ!?おま、話聞いてたのかよ!?私たちの音じゃなくなっちまうかもしれねーんだぞ!そうなったらどうするつもりだよ!?」

 

 

香澄「その時はその時だよ〜!それよりもみっくと一緒に演奏できるのが嬉しいでしょ!有咲もそう思うでしょ?」

 

 

有咲「ぐ...そ、そりゃそうだけど......はぁ〜〜ったく、お前はほんとにあと先考えてないっていうかなんていうか...」

 

 

美久「......」

 

 

え〜と?結局はどっち?

 

 

香澄「おたえもりみりんもいいでしょ?」

 

 

たえ「うんいいよ!」

 

 

りみ「私も、美久ちゃんと演奏してみたい」

 

 

香澄「そういうわけだからみっく、一緒にやろ!」

 

 

やれやれ、まあ香澄たちならそう言うと思ってたけどね。しょうがない、ここは一肌脱ぎますか!

 

 

美久「わかった。どこまでできるかわかんないけど、最善のサポートはするから!みんな少しの間よろしく!」

 

 

こうして私は文化祭が終わるまで、香澄たちのサポートをすることになった。私ができることを精一杯やろう!

 

 

 




はい、今回は終了です!ついにポピパ誕生の章が始まりました!文化祭という単語でわかった人もいるかと思います!


次回、身近のドラマー。


お楽しみに!

池田兄妹にはバンドを組んでもらいたい?

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