BanG Dream!〜私が送る音楽ライフはいろいろ楽しすぎる!!〜 作:レイ1020
沙綾の家に向かった香澄。そこで沙綾にバンドの加入を勧めたが、頑なに断ってくる沙綾に香澄は心ない言葉を浴びせてしまう。それがきっかけで沙綾の今まで秘めてた気持ちが爆発した。香澄はその言葉を最後まで聞き、それでも諦め切れなかった香澄はひたすら声をかけ続けた。だが、自体は急転しそうはなかった。そんな時、2人の前に美久が現れた。
ーーView Change 美久ーー
香澄が出て行った後、私たちもすぐに後を追った。香澄が向かった先は恐らくさやちんの家だ。それがわかってるなら話が早い。目的地に向けて私たちは急ぎ足で向かった(途中、有咲とりみがバテて大変だったけどね)。
さやちんの家についた私達は、さやちんのお母さん(私はさやママって呼んでるけど)に事情を説明し、待たせてもらうことにした。本当は私も香澄とさやちんが降りてくるまで待とうと思ってたんだけど...。
さやママ「美久ちゃん...声をかけに行ってあげてくれないかしら?美久ちゃんの言葉なら伝わるかも知れないから...」
と、さやママに言われちゃったから、これから上に上がろうとしてるんだよね。そんな時だった。上からさやちんの怒鳴り声が聞こえてきたのは。その怒鳴り声のせいで、今にいた純と紗南は店の方に避難していっちゃった。
美久「(全く......弟と妹を怖がらせるなんて、なんて悪いお姉ちゃんだ事。お説教も含めて声をかけにいきますか!)」
そう決めた私は、みんなに『2人のとこ言ってくる』と言い残し、上に上がった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
美久「よ!話は終わった?」
さやちんの部屋に入ってみると、まず目に入ったのは”泣いてる”2人だった。こりゃ相当な事言いあったんだな〜と1人で考えてると、さやちんが涙を拭いて言った。
沙綾「美久...どうして?」
美久「ん?香澄の後を追ってきたらここについたからかな?そんで持って、純と紗南を怖がらせた悪〜いお姉ちゃんに説教しようと思ってね!」
沙綾「......」
怖がらせたというとこに思い当たる節があるのか、さやちんは黙ってしまった。見たところ、香澄との話は終わったってとこかな?じゃ、ここからは私の出番かな?そう割り振り、香澄には部屋から出ていくよう言った。意外と渋るかと思ってたけど、今回は素直に言う通りに従ってくれた。今はさやちんと面と向かって話したくないんだろうね。
そうして私達は2人きりになった。こうして2人きりになるのは再開して初めてじゃないかな?ま、とりあえず私の言いたい事を言おう。そう決め、沙綾の方を見た。
美久「こうして2人きりになるの久しぶりだね」
沙綾「うん...そうだね」
美久「...さやちんさ?私たちのこと”友達だって思って無い”?」
沙綾「え?」
急に予想外のことを言われたせいか、目を見開いて私を見たさやちん。ま、急にそんなこと言われたら誰でもそうなるよね。
沙綾「何言ってんの?美久も香澄達もみんな友達だよ?何でそんなこと聞くの?」
美久「本当にそう思ってんの?私たちにはなーんにも相談にこなかったのに。”友達”の私たちに。さやちんは私達には自分の秘密を話さなくても良いと思ってたんじゃ無いの?話したところで何も解決しないって決めつけて」
沙綾「それは、みんなに迷惑がかかると思って...」
美久「話しても無いのに何で迷惑だって決めつけてるの?それはさやちんの勝手な思い込みでしょ?話さなきゃ何も始まんないでしょーが?それとも何?さやちんは、私達は”友達の悩みを受け止めることの出来ない小さい人達”とでも思ってるわけ?」
沙綾「そ、そんなことーーー」
美久「さやちんのやってきたことはそう言うことだよ?他人に迷惑かけないようにするってのは良い心がけだよ?でも逆に言えば、それは友達の良心を踏みにじってるってことなんだからね?良かれと思ってやってることが誤解を生む可能性もあるんだよ?さっき香澄が言ってたこともそう。何で頼らないわけ?1人で解決しようとしても限度があるんだからさ?今のさやちんに必要なことは、仲間、つまり友達に頼ること!1人で抱え込まないでみんなで解決するの!それが出来ないんならさやちんはこれからもずっと、過去を引きずったまま過ごすことになるよ?」
沙綾「......」
さやちんは黙って聞いていた。私はさらに続けた。
美久「夏希達のことだってそう。誰が辛いなんて言ったの?やりたく無いなんて言った?何でさやちんに協力したいって言ったの?さやちんの力になりたかったからだよ?だって同じ仲間なんだから!仲間なら1人のために力を貸すのは当然じゃ無いの?それをさやちんは自分から切り離しちゃったんだよ...。今さやちんはまた同じことを繰り返そうとしてるよ?どうするの?また同じように切り離す?それとも?」
沙綾「わかった...わかったから少しそっとしておいてくれる...?」
美久「.......うん、わかった。少ししたら下に来な?みんな待ってるから」
そう言い残して私は下に降りた。言いたいことは言った。あとはさやちんがどう動くかによる。下に降りて数分後、さやちんが降りてきた。あのあと少し泣いたのか、目元が少し赤くなっていた。
沙綾「みんな......」
4人「「「「......」」」」
みんな何を言って良いのかわからないみたいだね。頼みの香澄も同じ感じみたいだし。ともあれ、こんな状況じゃまともに会話なんてできないね。しょうがない。
美久「今日は帰ろっか!」
有咲「私も賛成だな......」
香澄「え?でも......」
有咲「こんな状況で話し合いなんてできないだろ?まーでも、知らない人よりは私は山吹さんに入ってもらったほうが嬉しいかな...」
りみ「私も、沙綾ちゃんと一緒にバンドしたい!」
たえ「曲のデータ、送っておいた」
そう言って次々に家を後にするポピパのメンバー。みんなもやっぱりさやちんとバンド組みたいんだね。
沙綾「だから...私には...」
香澄「待ってる!待ってるから!!」
最後に香澄がそう言い残して去っていった。残されたのは私とさやちん。私が言えることはもう何も無い。ただ一つ言えるのは...。
美久「さやちん。どんなことがあっても私達は友達だよ?困ったらいつでも頼りに来な?それじゃ!」
そう言い残して私は家から出た。さやちん、あとは自分次第だからね?
はい、今回は終了です。美久の言ったことを沙綾がどのように受け止めたかですね!
次回、【文化祭開幕】
お楽しみに!
池田兄妹にはバンドを組んでもらいたい?
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組んで欲しい!
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組まないで!
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どちらでもない!