BanG Dream!〜私が送る音楽ライフはいろいろ楽しすぎる!!〜 作:レイ1020
SPASEで披露したライブが思いがけない反響を招き、以前のように注目をされてしまった美久達。次第に注目は薄れていくと楽観視していたものの、その考え虚しく噂は広がる一方だった。その問題を事務所に掛け合ってみたところ、蓮と美樹を事務所に加入させるという提案を事務所に飲んでもらうことに成功したのだった。
美久「ってなわけで、明日私と一緒に事務所に来て欲しいんだけど......良いかな?」
私は事務所から戻った後、篠田さんから言われたことを細かく2人に説明した。まず明日、2人は事務所に来てもらい、話し合いをしてもらう。そして話し合い次第で事務所のオーディションを受けさせることも考えているということも2人は伝えた。
蓮、美樹「......」
美久「勝手なことしちゃってごめんね。でもこうした方が私たちのためだって思ったから......。それに、私だけ事務所に守られてて、2人だけを犠牲になんてできない。だからお願い!話だけでも聞きに行って?」
私はすっと頭を下げた。家族に頭を下げるなんて初めてかもしれない。でもこの際手段を問いてる場合ではないってのは分かってる。だからこそ頭を下げてでも2人を事務所に行かせたかったんだ。
美樹「おねーちゃん。頭上げて?」
美樹にそう囁かれ、私はゆっくりと頭をあげた。
美樹「おねーちゃんがそこまでしてあたしたちのことをその事務所のとこにいかせたいって気持ちはわかったよ?でも......やっぱり少し拒否感があるかな?」
蓮「俺もだな。そんな事務所やスカウトなんかとは何度も話をしてるが、どこも同じようなとこばかりだった。人を飼殺しにするような奴らにバックを任せることなんてできない。お前の事務所だってそうなんじゃないのか?」
お兄ちゃんにそう言われ、私は少しムッとした。私を含めたパスパレのみんなも所属しているあの事務所を他の事務所と同類に見られたことに腹が立ったからだ。
美久「そんなこと......」
蓮「無いなんて言い切れるか?お前はまだ所属して日が浅いから知らないだけかもしれないだろ?事務所なんて所詮俺らみたいのは道具のようにしか思ってねーんだよ。金稼ぎと事務所の宣伝のためのな。そして、そんな奴らの下にいる連中もろくな奴がいない。どの連中も上のやつの犬になっていつも事務所のために命令をただただ聞いてるだけだろ?そんなとこなんかに俺らがーーー」
美久「っ!いい加減にして!!」
蓮、美樹「「!?」」
部屋の中に私の怒声が響き渡った。近所迷惑になるんじゃ無いかってくらいにね。でも今の私にはそんなことを考えている余裕はなかった。...許せなかったんだ。私が初めて信用した事務所を、そしてかけがえのない仲間を......友達を馬鹿にされたことが......。
美久「2人に何がわかるの!?私たちの事務所をそこらの事務所と一緒になんかしないで!金稼ぎ?宣伝?もちろんそれもあるよ!芸能事務所だもん!でも、それをぶら下げて所属している人たちを飼殺しになんてしてない!そんでもって誰も道具なんかじゃない!一人の人間として誇りを持ってその事務所で働いてる!誰が犬よ!?誰が道具よ!?事務所の中のことも何も知らない人が......私の......私たちの事務所と仲間を馬鹿にするな!!」
蓮、美樹「......」
普段、滅多に怒らない私が怒ったことが余程意外だったみたいで2人とも言葉をなくしていた。いや......違う意味でもまた言葉をなくしていたのかもしれない。でも、それを問いただすような冷静さを今の私は持っていなかった。
美久「......もう知らないから」
美樹「あ......おねーちゃ...」
美樹が何か言いかけていたけど聞かなかったことにして私は家を飛び出した。今、2人の顔を見て話し合える状態じゃないと判断したからだ。最もそれは私自身もだけどね......。
美久「少し頭冷やそう......」
そう決めた私はどこに行くでもなく、適当にぶらぶらすることに決めたのだった。
はい、今回は終了です。池田姉妹間で不穏な空気が.......。この後どうなるか......。
次回【亀裂】
お楽しみに!
池田兄妹にはバンドを組んでもらいたい?
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組んで欲しい!
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組まないで!
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どちらでもない!