BanG Dream!〜私が送る音楽ライフはいろいろ楽しすぎる!!〜   作:レイ1020

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前回のあらすじ

バンドに入らない代わりに楽器を教えるという条件で納得してもらった美久。今後は微力ながら霞達の力になろうと決意する美久だった。


第2章 Roseliaの結成
兄妹喧嘩は日常的すぎる!!


私が花女に入学して半月ほど経った。まだ半月だって言うのにいろんなことがあった。学校不登校だった市ヶ谷さんと友達になったり、幼馴染のさやちんと再開したり、香澄からバンドに誘われたり、色々と慌ただしかった。それでも楽しかったからいいんだけどね!

 

今私はお兄ちゃんと美樹でショッピングモールに買い物に来ていた。何でかって言うと、今日が土曜日でみんな特に用事もなかったからたまには3人で出かけようと私が言い出したからだ。意外とすんなり2人共オーケーしてくれたから嬉しかったな!

 

 

蓮「そういえば最近美久って友達に楽器教えてるって言ってたっけ?」

 

 

美久「うん。そうだよ」

 

 

蓮「でもお前って今まで人に教えたことってなく無いか?そんなんで教えられるのか?」

 

 

美久「意外と大丈夫だったよ?相手目線で考えながら教えたりしてるから問題なく教えられてるし、香澄達もわかりやすいって言ってくれてたよ?」

 

 

美樹「まぁ、お姉ちゃんって抜けてるように見えてやるときはしっかりやるから大丈夫だと思うよ?おにーちゃん」

 

 

蓮「あ、ああ。それならいいんだがな...」

 

 

なんか歯切れのある言い方だったからちょっと追求してみることにした。

 

 

美久「でも何でそんなこと聞くの?」

 

 

蓮「いやさ、友達には教えて何で俺にはベース教えてくれないんかな?って思ってさ...お前俺よりベース歴長いんだから教えてくれてもいいんじゃ無いか?」

 

 

美久&美樹「「???」」

 

 

私と美樹はお兄ちゃんの言ってることができなかった。何でかって言うと、

 

 

蓮「おい...何で2人して首を傾げる?」

 

 

美樹「だって...ねえ?」

 

 

美久「うん。だって別に私が教えなくてもお兄ちゃんもう十分すぎるくらい上手いじゃん。この間だってバンドに誘われてたでしょ?」

 

 

これはお世辞じゃなくて本心。私よりもベース始めたのは遅いくせにもう立派なベーシストになってる。私よりも...とまでは言う気はないけど、それでももう何も教える必要はない気がする。それは美樹も分かってる。

 

 

蓮「そうなんだが、なんつーか、実力が同じくらいの奴とベース弾き合うとなんか楽しいっつーか何と言うか...まあつまりだ!たまには俺と一緒にベース弾かねーかって話だ!」

 

 

...なんか実力が同じって言われたことがちょっと釈。

 

 

美久「ふ〜ん?お兄ちゃんは私と実力が同じって言いたいんだ〜。私の方が早くベース始めたのに〜?」

 

 

蓮「始めた時期なんて関係ないな。要は実力があれば問題ないわけだ。それを考えても俺は美久に劣ってる気はしないな!」

 

 

美久「よ〜し!それなら勝負しよ!どっちが上かはっきりさせてあげる!」

 

 

蓮「おう上等だ!返りうちにしてやるよ!」

 

 

美樹「は〜、また始まった...」

 

 

こんな私とお兄ちゃんとの衝突は日常茶飯事だ。こうなった場合、負けを認めるか、お互いが疲れるかしない限り治まらない。美樹も半ば呆れながら私たちの様子を伺っていた。

 

結局その勝負はお店の人の仲裁が入ってしまった為、一旦中止になった。とりあえず店の迷惑になりそうだったから外に出た。

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

ーーView Change ?ーー

 

 

 

 

私はこの歌で、音楽で頂点を取って見せる!そう決めたのはいつの事だったかしら?おそらく、あの時、お父さんのバンドがFUTURE WORLD FESに出た後ぐらいから。あの時、お父さんのバンドの音は荒んでいた。いや、正確にはあの曲のせいでお父さん達の音がねじ曲がってしまっていた。お父さんは曲の作り手のせいで自分の音楽を踏みにじられて音楽の道を断念した。その時のお父さんの顔を思い出すたびに怒りがこみ上げてくる...。その時決心した。私がお父さんのなし得なかったFUTURE WORLD FES優勝の夢を代わりに成し遂げるんだって。その為ならどんな犠牲も厭わない。学校生活だとか遊びだとか、そんな事音楽には必要のない事...そう思ってた。あの子と出会うまでは...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「練習時間は3時から...まだ少し余裕があるわね...」

 

 

決意を決めてから3年ほど経った。あれ以降、私は自分の歌の実力を高める為にひたすら練習を重ねていた。もちろん喉のケアもかかしたことは無い。バンドを作るためにまず自分の実力を上げることを優先的にして来た。ライブも何度か出た事がある。そして周りからの評価も変わって来た。私のことを【孤高の歌姫】だとか、【10年に一人の逸材】だとか言ってるのを耳にした事がある。でもそんな評価どうだって良い。いくら評価が良くたって本番で悪かったら意味なんて無いから。だから今日も私は歌の練習に精を出す。自分が納得するまで......。

 

 

?「あっ!友希那ー!今日は一人でどうしたのー?」

 

 

友希那「...?リサ?」

 

 

練習する為にライブハウスに向かっていた時、後ろから声をかけられた。声を掛けてきたのは幼馴染の今井リサだった。

 

 

リサ「もしかしてまた歌の練習?頑張ってるのは良いと思うけど頑張りすぎると行き詰まっちゃうからたまには息抜きも大事だよ☆」

 

 

友希那「別に無理なんてしてるつもりはないわ。自分のためにやってる事なのだからリサが心配する必要なんてないわ」

 

 

リサ「でもさでもさ、やっぱり歌の練習だけじゃ面白くないじゃん?たまにはどっかに買い物行ったりとかさ、遊びに行ったりとかさした方がいいと思うんだけどな〜?」

 

 

こんな調子でリサはいつも私のことを心配してくれてる。その気遣いは嬉しいのだけど一度決めたのだから妥協なんてしない。妥協してしまったらこれまで築き上げてきたものが全て台無しになってしまう。そんな予感がした。

 

 

友希那「私のために言ってくれてると言うのは分かっているわ。でもこれは私の問題なの。これ以上の口出しはしないでほしいわ」

 

 

リサ「う〜...じ、じゃあさ、これから友希那ってライブハウスに行くんでしょ?私も同じ方向に用事があるからさ、途中まで一緒に行こうよ!たまには幼馴染に構ってよ〜?」

 

 

友希那「...はぁ、分かったわ。それじゃ早く行きましょう?時間がもったいないわ」

 

 

リサ「わ〜友希那〜待ってよー!」

 

 

結局私はリサの押しに負けて途中まで一緒に行くことになった。その途中話をしたのだけど、ほとんど一方的にリサが話している状態で私は自分の世界に入っていた。そんなリサの話をほとんど聞き流している状態でしばらく歩いていると前から何か言い争いながらこちらに歩いてくる3人の人達が見えた。最初はうるさい人達だと言う感想しかなかったけど、その人達に近ずくにつれて何故かどこかで会ったことあったようなと言った疑問が出て来た。でも今はそんなことはどうでもいいと思って再び、自分の世界に入った。でもその人達とすれ違ったときに聞こえた名前に私はまた自分の世界から出た。

 

 

蓮「今日こそ俺が勝つからな美久!」

 

 

美久「ふん!負けないからお兄ちゃん!」

 

 

友希那「...美久?」

 

 

その名前が聞こえた途端咄嗟に振り返った。リサも同じタイミングで振り返った。何でその名前が...?

 

 

友希那「10年以上前に引っ越したはず...」

 

 

そう呟き私はゆっくりとリサの方へ視線を向けた......。

 

 

 

 

 

 




はい、いつもよりもちょっと長めでいきました!今回からRoselia編に入っていけたらと思います。なのでもしかするとポピパのメンバーは出る回数少なくなるかもです。そこはご了承ください!

次回は美久達3兄妹と友希那&リサの関係について書けたらって思います!

では、次回をお楽しみに!

池田兄妹にはバンドを組んでもらいたい?

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  • どちらでもない!
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