BanG Dream!〜私が送る音楽ライフはいろいろ楽しすぎる!!〜 作:レイ1020
些細なことで喧嘩になった美久と蓮。勝負しようとするも店の中ではダメだと言われ、外でやる羽目になった。一方で父の音楽の無念を晴らすために自身の歌の向上とバンドを作ることを考えている友希那は幼馴染のリサとともにライブハウスに向かっていた。そんなとき、美久達と出会った...。
ーーView Change リサーー
友希那はあの時から変わった。友希那のお父さんがバンドを辞めたあの日から。あの時の友希那の表情は今まで見せてた優しい笑顔とは対極な強い怒りの表情だった。そこからはもうあまり思い出したくない。今まであれだけ楽しく歌ってた友希那が無表情で歌うようになり、学校や日常生活も、必要最低限のこと以外は音楽に費やしていた。何でそうしてるのかって聞いてみたところ、「音楽をやるのにそんなこと必要ない」そう言われた。そして、あたしと過ごす時間も徐々に減っていった。その時あたしはすっごく悔しかったんだ。本当はそんな顔して歌なんて歌いたくないって分かってるのに、何もしてあげる事が出来ない自分にね。でも離れちゃったら、もうこの関係が修復出来なくなっちゃうかもしれないって自分でも思ってたんだ。だから少しでも友希那の力になりたくていろんなことしてるんだけど、どれもカラぶってばかりなんだ...。もしかしたらずっとこのままの関係なのかもしれない。そんなふうに暗い気持ちに打ちひしがれそうになってた時だった。美久達と出会ったのは...。
リサ「あっ!友希那ー!今日は一人でどうしたのー?」
今日は土曜日だから買い物にでも行こうって思って外に出たらちょうど友希那に会った。どうしたのかと聞いたが、その身なりですぐにあたしは察しがついた。
リサ「もしかしてまた歌の練習?頑張ってるのは良いと思うけど頑張り過ぎると行き詰まっちゃうからたまには息抜きも大事だぞ☆」
友希那「別に無理なんてしてるつもりはないわ。自分のためにやってることなのだからリサが心配する必要なんてないわ」
やっぱりと言うか分かってたけどねその反応。今まで何回もそう言う反応で返されてたもんね。でもそんな簡単にめげないよ!
リサ「でもさでもさ、やっぱり歌の練習だけじゃ面白くないじゃん?たまにはどっかに買い物行ったりとかさ、遊びに行ったりとか、した方が良いと思うんだけどな〜?」
友希那「私のために言ってくれてると言うのは分かっているわ。でもこれは私の問題なの。これ以上の口出しはしないでほしいわ」
...やっぱり今日も無理っぽいな。でもこのまま行くのはなんか釈だしちょっとは抵抗させてもらうよ!
リサ「う〜...じ、じゃあさ、これから友希那ってライブハウスに行くんでしょ?私も同じ方向に用事があるからさ、途中まで一緒に行こうよ!たまには幼馴染にも構ってよ〜?」
友希那「...はぁ、分かったわ。それじゃ早く行きましょう?時間がもったいないわ」
少し嫌そうな顔をしたけど何とか説得できた。友希那が突き放そうとしてもあたしは離れない。今は少しでも友希那のそばにいてあげたい。それが今あたしにできる数少ないことだからさ。
そのことを頭で整理して、あたし達はライブハウスに向かった。
ライブハウスに向かってる間、あたし達は軽くおしゃべりしていた......と言ってもほとんどあたしが一方的に喋ってるんだけどね。でもそれだけでも楽しかった。友希那も多分自分の世界に入ってるかもだけど問い掛ければちゃんと相槌打ってくれるし、それだけでも十分だった。こうしていればいつかまた前と同じような関係になれる。根拠はなかったけど、そう思いたかったんだ。今はそれを信じて頑張ろう!そう思って歩いているとなんか前から言い争いをしてる3人の子達がこっちに向かって歩いて来ていた。見る限り、言い争ってるのは薄茶色の髪をした男の子と、それより少し濃いめの茶色の髪をした女の子だった。もう一人の赤茶色の髪をした女の子は2人を宥めてるように見えた。
リサ「(あたし達と同じくらいの子だなぁ、でも何だろう?あの子達、どこか見覚えがあるような...?)」
ふと隣を見てみると友希那もその3人のことを凝視していた。やっぱり友希那も何か感じるものがあったんだ。
そうこうしてるうちに3人が私たちとすれ違った。気のせいかと思ってそのまま言ってしまおうと思っていたんだけど男の子から発せられた名前にあたしは思わず振り返った!
蓮「今日こそは俺が勝つからな美久!」
美久「ふん!負けないからお兄ちゃん!」
リサ「え!?」
一瞬聴き間違えかと思ったけどそうじゃない。しっかりと聞こえた。10年くらい前に引っ越した
リサ「友希那...今の人たちって...」
あたしが友希那の方を向くと、友希那もまたあたしの顔を見ていた。どうやら友希那にも聞こえていたみたい。
友希那「リサ、少し私に付き合って」
リサ「確認しに行くんだね?あの人たちがあたし達の幼馴染かどうかを」
友希那「ええ、行くわよリサ」
あたし達はあの3人を追って来た道を引き返した。もし美久達だったら、今の友希那のこと救ってくれるかも知れない。そんな淡い期待を込めながら後を追った......。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ーーView Change 美久ーー
ショッピングモールから移動した私達はベースの対決をするため家に取りに戻ってる最中だった。その間も喧嘩は続いていた。
美久「お兄ちゃんが私に勝つなんて絶対にないよ。私ってベースの腕だったらすっごく自信あるもん!」
蓮「その言葉、そっくりそのまま返してやるよ!ベースは歴じゃねえって事わからせてやる!」
美樹「二人とも...ここ住宅街だから、そんな声で喧嘩してたら近所迷惑だよ...?」
蓮&美久「「だって(お兄ちゃんが)美久が!!」
美樹「はあぁぁーーー」
そんな言い争いを続けてるうちに家にだんだん近づいて来た。やっと勝負できる、そう思ったのか、お兄ちゃんがまた勝利宣言して来た。
蓮「今日こそは俺が勝つからな美久!」
そんな高々と宣言されてはこっちも黙ってはいられない!そう思った私は周りの目も気にせず高らかに言ってやった!
美久「ふん!負けないからお兄ちゃん!」
何だか少しスッキリした気がする。やっぱり大きな声を出すって気持ちいいね!美樹は頭を抱抱えてた。なんかごめんね?そういえばさっきすれ違った私たちと同じくらいの子達にも思いっきり聞かれちゃったな...まぁ、終わった事だからもういいや!
少しスッキリした気分で家に向かってた時だった。後ろから声を掛けられた。
友希那「ちょっといいかしら?」
3人「「「???」」」
振り返ってみると、そこにはさっきすれ違った銀色の髪を背中まで伸ばしてる女の子と、茶色の髪をポニーテールで束ねて可愛いウサギのピアスをつけた今時の女子高生みたいな女の子が立っていた。でも何だろう?この2人、何だか懐かしい雰囲気があるような?
蓮「俺らに何か用か?」
友希那「ええ、ちょっとあなた達に確認したい事があるの」
美樹「確認したい事?」
リサ「ああ、大丈夫そんな難しいこと聞くわけじゃないから☆」
何だろう?そう思って2人の次の言葉を待った。すると銀髪の子が私の方を向いた。何で私の方を向くんだろう?何か言いたいことでもあるのかな?でも、そんな彼女から出た言葉は私たちにとってすっごく予想外だった。
友希那「あなた......美久?」
美久「へ!?」
リサ「その反応だと図星らしいね!」
何で初対面なのに私の名前知ってるの.!?..ん?初対面?でも考えてみるとこの2人って初めて見た時から初対面って感じしなかったんだよね...。どこかで会ったこと...銀髪...茶髪...ん?
美久「あ!?」
リサ「ふふ、思い出した?」
美久「もしかしてゆき姉とリサ姉!?」
リサ「大せいか〜い!久しぶりだねみんな!」
茶髪の女の子改め、リサ姉が私たちに抱きついて来た。ここに来て半月、私達は2人の幼馴染に再会した。
ほんとにここに来ていろんな事があるね!
とうとう再会を果たしました。ここからRoseliaの話が進んでいきます!お見逃しのないように!
次回は友希那とリサとの関係について書けていければって思ってます!
次回をお楽しみに!
池田兄妹にはバンドを組んでもらいたい?
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組んで欲しい!
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組まないで!
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どちらでもない!