東方神喰録   作:朱鎌蟹

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始まり

~プロローグ~

 

「っしゃーー!!」

 

やっと………やっと倒したぜ!アルダノ‐ヴァ!!

 

「ここまで長かったなぁ………武器を強化して、装甲もタワーシールドに慣れるために強化序でに練習して、銃もアサルトに慣れるまで苦労して……うぅ!だがその苦労も遂に実を結んだ!」

 

よしよし。早速作れるようになった神機を確認して…「危ない!」……え?

そこでゲーム画面から目を外して声がした方向に向くと、目の前に大型ダンプが迫っていた。

 

『キキーっ!』『ドンッ!!』

 

「子供が轢かれたぞ」「血が……救急車を!誰か、救急車を!」「何でだ!?さっきまで満タンだったのに充電がない!」

 

死ぬ間際に聞こえたのは、周りの人間が慌てふためく声だった。

 

 

 

~神界~

 

「ごめんなさい!ダメな神様でごめんなさい!!」

 

目が覚めたら、目の前にDO☆GE☆ZAしている幼女……もとい神様がいた。

 

「……あの~?状況が全く掴めないのですが?」

「あ!そうでしたね。…ごほん!簡潔に申しますと、貴方は死にました。」

「何となくそんな気はしていたけど、やっぱりか。」

「あれ?驚かないのですか?普通ならパニックになるのですが」

「さっきも言ったけど、そんな気はしていたんだ。死んだときの状況を思い出したらね」

「冷静なのですね。あ、自己紹介がまだでした。私はあなたたちで言う神様です。そしてあなたは私のミスで死んでしまったのです。」

「神様のミス?」

 

一体どんなミスだ?神様だし、忙しいから誤ってミスしたとかか?

 

「えぇ。徹夜続きで眠たい中で、誤って貴方の人生書類に『死』のハンコを押してしまったのです」

「そーなんだ。それは仕方ないね。」

「フフッ。貴方は変わっていますね」

「え?」

「普通なら、神様に向かって怒るじゃないですか。でもあなたは怒るどころか許しました。貴方のような人間は初めてです。」

 

初めてとか言われても、俺はほんとに気にしていないし、そんな理由があるなら怒る気にもならないし。

 

「決めました。貴方には新たな人生を歩んで貰いましょう。いわゆる、転生です。」

「いいのか?」

「はい。貴方は神の手違いで死んでしまいました。それに、貴方は仮にも神様である私を何度も驚かせました。怨むなとは言いません。ですが、貴方は心から私を許しています。そんな優しい貴方に褒美を差し上げます。さぁ、好きな所に行きたいと言いなさい」

「じゃあ、東方の世界にいきたい。」

「何か欲しいモノは有りますか?」

「アルダノーヴァになって、行きたいです」

「分かりました。では、目を瞑って下さい。」

 

そう言われて、俺は目を閉じた。

 

「貴方に神の御加護が有らん事を」

 

それが聞こえた瞬間、俺の意識は途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 

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