ガンダムビルドダイバーズ:狙撃屋商売外伝   作:ACGUYMAN

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後書き見ろよ!!(`・ω・´)
大事かもしれん事書くからな!!!


-弐-

─────時刻にして12:50。

 

"前年通りの"襲撃予告は『14:30』であり、

ざっと1時間半前にフォースアヴァロンの選抜戦闘要員の他にも、フォース第七機甲師団の選抜戦闘要員といった錚々たるメンバーが多数ログインし、ベアッガイフェスのような装飾で行われるELダイバーとの交流祭典パレードに待ち構えていた。

 

 

 加えて"一応"そこに、ベアッガイの被り物を被り賑わうダイバーらとの間の空気にだいぶ飲まれていなさすぎるSS軍服アバターのケーゴもおり、コンソール画面に表示されたルートを辿れば、裏口を通り抜け事務室の様なスタッフルームに行き着く。

 そこにアヴァロンのクジョウ・キョウヤに加え、白い小動物の様なアバターの姿をした第七機甲師団のフォースリーダーことロンメルも居た。

 

 「君か、相手の"犯行"が爆破では無く狙撃と見抜いたスナイパーとは…」とロンメルはケーゴに告げる。やはりどうもケーゴがキョウヤやゲームマスターと出会うよりも前の最初から、キョウヤとゲームマスター、及びおそらくロンメルとの間で相手のやった手口が爆破では無いと検証されており、その上でどういった見解が導き出されるのか、キョウヤとゲームマスターからケーゴは試されていた事が明白となった。

 

 「恐縮っす。ってかホントに手口解ってたんですね?」

 「試すようなマネをしてしまってたらすまない。僕とて君の腕前を知らない訳じゃ無かったんだ」と改めて謝るキョウヤだったが、ケーゴは飄々と、

 「別に、よくある事ですよ。ソレより作戦は?」

と切り返す様に質問を投げかける。

 

 「あぁ…。今回は僕等のフォースに居たツバキという索敵人員が急用で来れなくてね、代わりに君にその"観測者"<スポッター>を探して欲しい。

そして場合によっては君が、"実力行使を以てこれを排除しても構わない"。」

 

 と答えるキョウヤ。狙撃に必要なフィールドの情報収集を行う"観測者"を探す役目も一任するが、加えて要は探り当てた観測者を狙撃しても構わない、という返答だった。

 

 「了解です。僕の配置の座標教えてもらえますか?」と、作戦概要諸々のブリーフィングが行われる事となった──────────────────────────────

 

 

 ─────────────────────時刻、13:55頃。

 「配置完了ですエミリアさん…。」

 

 とカルナの操縦するインパルスガンダムランシエが、賑わうパレードの側面の隅の位置という指示された場所に取り付きながら、メインカメラ越しに、パレードの列を挟んでから斜め後部の位置の向こう側の遠くへ向かうケーゴのスニークジェガンを不満げに見ていた。

 「どうかしたか?」コンソール画面越しにエミリアがカルナに尋ねる。

 「いや…どうして隊長はあんなポッと出のルーキーなんて誘う気になったのかなって」

 「不満か?」

 「ま、納得出来ねーっていうか、戦闘記録は見たけど、どうも戦いの運び方が"仕込み"か"八百長試合"みたいに出来過ぎてるていうか…」

 

 「お前、あのバインダー型の装備が何だか解るか?」とエミリアは尋ね、カルナは、

 「"アレ"尖り過ぎてますけど、幾ら遠くから目視しなくちゃならないからって目立ちすぎじゃ…」と飾りであるという理由を言いかけたが、

 

 「私は奴が対MA戦のミッションであの"装備"が展開され起動した直後、広範囲の一定距離内において、"敵味方関係なく周囲のレーダーや大方のセンサーに強烈なジャミングの様な障害"が起きた記録映像を見ている。機体を操縦していない肉眼認識映像では見えていたがな…」

 とエミリアは答えかけた。

 

 案の定ケーゴのスニークジェガンは配置完了したかに思えた直後、凡ゆるレーダーから反応が消失しており。

 

 「"デスサイズのハイパージャマー"…?!…。だからプレイヤーにもNPDにも気づかれずに地雷源を?」

 

 「或いはおそらくその発展型と見るのが妥当だろうな。ミラージュコロイドの様な光学迷彩ではない分扱いは難しいが、

いずれにせよ通常の攻撃面を特化させた機体に対しては"アビオニクス殺し"の兵器といっても過言ではない筈だ…。

 

 …『一定条件での不可視性』と

『射程距離』と『索敵範囲』の強化された

ビームスナイパーライフルとエコーズ仕様特有のバイザー、更に卑劣な策に扱う武装を用いて、

 

より計算的に効率性を重視した挙げ句、"狡猾"<スニーク>に相手の対象を狩る…。

 

ソロの対戦で戦うなら、私は先ず相手にしない。相手は間違い無く、正面から堂々と近接戦闘は仕掛けないからな…。」

 

 と、カルナはよりケーゴのプレイの残忍性を認識したところでやや言葉を失ってから、

 

 「無駄話はここまでだ。ミッションに集中しろ。」

 「…了解です…。」

 と、2人の一時的な会話が終わる。──────────────────────────────

 

 ───────────────時刻、14:13頃。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 エミリアの察し通りハイパージャマーに近いステルスシステムの外付けパーツ『スペクトルジャムバインダー』を展開し起動後、レンガの建造物の高所、その最上階の内部から腹這いになるケーゴのスニークジェガン。情報によれば前年のパレードでは爆発物の様な痕跡は無く、遙か離れた遠方付近に、洞窟のようなフィールド地形に隠す様に陽電子砲に近い超長距離射程ビームの砲台パーツが確認されていた。

 

 狙いを言い当てたケーゴの発言通り、"結果として"、狙撃のフィールド状況を指示し指揮する為の"観測手"がパレードに紛れ込んでいる可能性をキョウヤは察し、その上でこの作戦にケーゴを緊急の臨時戦闘要員としてスカウトしたのは解った。

 

 

 ケーゴはスニークジェガンの強化されたアビオニクス

『ハイパーレーダーセンサー』を起動し、

 

 周囲の磁場を解析しながら、ある可能性を考えていた。

 というのもキョウヤから話された内容としては、何故"射手"の設置機材が事件の暫く後から見つかったか?である。

 ゲームマスターが悪戯と侮っていたとはいえ、プレイヤーの使用の反応とその履歴が解る筈、と察していたのである。

 

 そこでケーゴは仮説する。

 これがもし本来"観測手"と"射手"のツーマンセルによる狙撃ではなく、"射手"は遠隔制御故プレイヤーが制御している反応はなく、そしてその遠隔制御によって"観測手"はより効率の良い狙撃環境状況で犯行に及んでいた単独なら?…と。

 

 与えられた憶測の可能性ではあるが、遠隔制御の反応を探知機能で探る事が出来るならEWACジェガン並の索敵能力を持つ自分のガンプラしかない。導く最善の結論として、ケーゴはハイパーレーダーセンサーのコンソールを開き、磁場解析を行いながら索敵を開始し始める。

 

 そして大凡経過してから14:21頃…

 

 「…カルナさん、エミリアさん。座標転送します……!!!」と告げ、パレードの行列を挟んで向かい側の、行列部分のより後部に強行偵察型のザクⅡを確認する。

 がしかし、反応の影響を無効の索敵能力も察していたか、相手のザクⅡ強行偵察型の高精度メインカメラの照準からロックされたアラートがケーゴの操作スペースに鳴り響き、

 

 

 

 

 

 「あぁ…面倒くさい…もう"狙い撃ちまっす"」

 

 

 

 

 

 とこちらも強化ビームスナイパーライフルである『プラグマテックスニークライフル』の高出力ビームを放ち、パレードの末尾で相手のザクⅡ強行偵察型は飛び出したと同時に、携行していた手持ちのミサイルランチャーを撃ったところでビームがメイン照準装置に直撃され、さながら、パレードにサプライズである花火のように、"双方の閃光"が瞬く。

 

 

──────────────────────「ぶっ壊れたわー」と尚も棒読み口調で、バイザーの稼動を解除してから側面を振り向けば、御自慢装備のスペクトルジャムバインダーは片方破壊されているのを確認してから、

 

 「仕留めたのかよ?!」

 「知らねーです」

 

 とカルナの問いに、余程装備を破壊されて不満だったか、ぶっきらぼうな返事を返すケーゴ。だが二人のやり取りを聴きつつ、最初にザクⅡ強行偵察型の残骸、3kmはあろう距離からソレも針の穴を通すかのようにザクⅡ強行偵察型の頭部メインカメラを綺麗に空洞にする様に撃ち抜いているのを目撃したのはエミリアだった。

 

 「信頼に値する腕前じゃないか。ウチのフォースに欲しいくらいにな。」

 

 「あーそーですか。"買収"するなら"上納ポイント"とか分け前倍額とか貰いますが何か?あともう一つ、お二人に頼みたい事が…」

 

 と悪態のような言葉を呟いてから、なんと副次的に解析したデータから"遠隔操作で稼動する射手"の座標情報を送り、漸くカルナもその腕を察した。

 

 「なんか…すまないな。何というか、正直ここまで凄ェ奴とは思わなかったというか」と詫びるカルナと、溜息が出てくるエミリア。

 

 そんな中ケーゴは堂々と「毎度の扱いだから慣れてますよ。ミーティングしたら帰って良いですか?」と空気が物凄いズレた発言をかますのだった。

 

───────────時刻15:10。パレード後の現場にて。

 

 「ありがとうK5君。運営グループとして君の協力に感謝する。」

 厳かな返事を返すゲームマスター。草臥れたので早く帰りたいかのような表情をするケーゴは、物凄く鬱屈として嫌そうな表情をゴーグル越しに見せており、

 

 「取り敢えずポイント貰えたなら何でも良いというか…」

 

 と呟くケーゴ。良い加減報酬ポイント貰ったもうすぐ疲れたので良い加減ログアウトしたいが、そんな心持ちがゴーグル越しである為伝わらないのかゲームマスターは大分"硬い"握手を返す。

 

 

 加えて…第七機甲師団もフォースリーダー共々居合わせていた為、そのフォースリーダーである軍服を着た白いフェレットの様なアバターが、

 「見事な狙撃の腕だったね。情報収集も申し分ない。是非ウチのフォースに入隊しないかね?」と問いかけてくる。

 

 「こんな腕前でソロプレイヤーというのももったいない話でありますからなァ〜」

 「機体のベースも狙撃が戦法というのも中々渋いチョイス!我々好みですぞ!」

 筋骨隆々のジオン公国軍服姿のフォースメンバー共々ケーゴに迫る。

 

 ケーゴは正直、"ジム系紛れ込んだら絶対浮くから、あんたらのフォースだけは絶対無理"

 とでも言いたげな表情をしてから、「か…考えさせて下さい。」と有耶無耶なセリフを答えてしまう。

 

 「ハハハ…そんな強張らなくても良いんだよ?ケーゴ君。これで君も"ワーストランカー"という汚名から、晴れて抜け出せるのだからね。」

 

 

 アヴァロンのクジョウ・キョウヤは色々困惑しているケーゴを少しでもフォローするかの様な言葉をかけるが、ちなみにケーゴは、何か嫌な予感の様な言葉と認識する。

 

 「如何…いう意味でしょうか?」

 

 「君は、ELダイバーと我々の様なダイバーの友好を守ったじゃないか。

 無論公にこの事件の概要は表沙汰にはならないが、僕から名のあるフォースに君の様な有能なソロプレイヤーがいる事を吹聴しようじゃないか。

 なぁに心配は要らない。これからは一般ダイバーの冷たい目に晒されず、自分のやりたいチームのミッションに入りたい放題なのだから。

 もう君はワーストランカーじゃない、

 GBNを救った英雄<ヒーロー>なのだから。」

 

 

 「ちょ、ちょっ、キョウヤさん?」

 

 

と、キョウヤはコンソールを開いてから、

 

 「じゃあ皆!解散!!!」

 

 と告げてケーゴの周りから一斉にログアウトしていく。

 

───────ケーゴの受難は、まだ始まったばかりである。




どうも=皆さん
ACGUYMAN<あっがいまん>です

第1話を書き込んでから書くネタが出てこず放置の様な状態の間にありがたい御感想をいただいたわけですが、


その内容に、

「夜行向けのスナイパーですか?」
「機体名がスニークジェガンなのに、"スニーク"してない」

という御意見がありまして、
こんな心の叫びを発狂しました、


やめろぉおォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

ネタバレしたくないんやァアアアアアアああアアア~~~~~~!!!!



という時もありましたが、

今回は敢えてそんなヘタレ根性ヘシ折る事をガンギまりました。


解説シーン?知るかボケェェエ!!!

という事でK5<ケーゴ>の機体のメカ解説やるよ!!




機体名/スニークジェガン

装備/
プラグマテックスニークライフル
:原型の概念を重視したままブラッシュアップしつつ、狙撃に必要最低限の実用性を追求し、その過程で更に強化した果てに辿り着いた強化型ビームスナイパーライフルの主兵装火器。
対艦レーザー仕様並の融解による貫通能力を有した光速超長距離ビーム狙撃が出来、発射速度と射程圏を落とさないまま貫通威力の強化に成功。
弾筒弾倉型排莢式コンデンサーをエネルギーとする光速ビーム狙撃を可能とし、コッキングによるボルトアクションで排莢するギミック構造となっている。
従来の実弾ライフルと同程度の発砲の光こそあるものの、肉眼での反応は極端に難しいビーム弾を高精度に発射する事が出来、また今回も細かい一点集中の直線的な攻撃範囲だが原型を超えた融解貫通能力にも特化し、従来仕様の装甲板であればVPS装甲までなら撃ち抜く事も可能。射程距離においては最高出力で約32kmである。

ナパームマグナム
:RX-78型のスーパーナパームを参考に作った中折式リボルバー型MS用ハンドガン。
フェイルセーフティ装備であると同時にMSレベルの機体の装甲板を焼く事を想定として可能にした仕様の装備だが、6発毎に弾倉交換の必要がある。

ヒートダガーナイフ
:コンロイ機に装備されてあった仕様の物を改良した汎用ダガーナイフ型装備。
主に戦闘フィールドに高性能爆薬トラップを仕掛ける突貫作業にも用い、
リーチはかなり短い装備では在るが、フェイルセーフティを含む近接格闘戦における取り回しには特化しており、
刃先がヒートサーベルと同様の仕様へ改良した為、機体同士の近接戦闘とその貫通威力のみにおいてはヒートサーベルに匹敵する。

カスタムビーンズファイアナッツ
:従来のファイアナッツの火力を広範囲に強化させるとともに改良した仕様の高性能爆薬装備。
発破の瞬間に爆炎に紛れて対装甲ヒートベアリング弾が拡散する構造になっており、無論従来通り投擲にも用いる事は出来るが、
更に自動信管機能と遠隔信管機能を新たに付け加えた為、
制御された信管による爆撃が可能である故、トラップにも使用可能である。

ボックス型MRビームサーベル
:リーチと出力の調節を可能としたボックスタイプのビームサーベル。
取り回しの良い近接格闘戦型熱光学兵器であり、マニピュレーターを塞がず使える装備でもある。
過剰な延長こそ出来ないが戦況に応じて出力調整により任意にリーチを操作する事が可能。
それ故リーチを汎用的且つ変則的に取り回すといった応用技も出来る。

グラップクローシールド
:対物理攻撃を重点的に想定とする上、
耐ビームコーティング処理も為されている故従来の機銃並のビーム迄なら辛うじて防ぐ事が可能な他、
ビームサーベルから受ける斬撃に対しても一定の耐性を有する。
更にフェイルセーフティ装備として拳の様に撲る攻撃手段から、
グラップクローを展開した後、攻撃対象のMSをフレームも装甲諸共握り潰すと言った荒技も可能とする汎用複合兵装でもある。

機能/
ハイパーレーダーセンサー
:従来のエコーズ仕様のジェガンが搭載する高精度なレーダー及びセンサーといった機能を、重点的に強化したシステム。
主に稼動時はバイザーの展開により作動し、高精度狙撃に必要な情報の取得と把握に特化する形へ作る過程によって、
戦闘フィールドの凡ゆる効果情報を解析する事も可能にした他、
従来以上に強化されたハイパージャマーやミラージュコロイド、加えてGN粒子やミノフスキー粒子による全てのジャミングやステルス効果さえ解析し補足する事が出来る。
有効範囲は従来のエコーズ仕様型ジェガンの大凡1.78倍に匹敵し、
副次的な能力としてある程度まではEWACジェガンに近いレベルでの偵察機能と索敵能力をも獲得する。

スペクトルジャムバインダー
┗スモークディスチャージャー
:バックパックの2基のバインダーを象る高性能ステルスシールド兵装。
兵器としてはレドームの様な装置に匹敵し、
EWACジェガンやアイザック、00に登場する機体としてはガンダムサダルスードといった機体をベースとして索敵能力に強化させた機体を除いた場合のみ、
凡ゆる機体の全アビオニクス感知機能を任意に遮蔽出来る特殊な干渉電磁波を発生させるジャミングステルスシールド。
その為光学迷彩でこそ無いがハイパージャマーに近く、無制限にレーダーやセンサーに映らない状態で活動する事が出来、
また加えて万が一メインカメラに目視された場合、特殊粒子と煙幕による緊急回避も可能である。

バーサクEXAMシステム
:認識し得る近距離レーダー圏内の機体の機動システムに反応し、半自動的に迎撃するリミッター解除モード。
自動制御レベルを一定まで上げる事により、ダイバーの操作と遅延0秒未満での反応速度での迎撃行動が可能。
レベルの段階によっては近距離のみのレーダー圏内に入った凡ゆる死角の同時攻撃をも回避し、
サイコミュ系列のオールレンジ兵器の重複的な射撃攻撃でさえ全て弾き落とすことも出来る。
しかし、自動制御の段階レベル高くなるに連れ、
また稼働時間が長くなる程ダイバーに読み込まれる動体視力の酷使する他、
自動制御状態との操作を間の比率の高低差を行ったり来たりする程更に機体制御が疲労で困難を極める。
その為ガンプラである機体自体には意思はないが、本人曰く"マシンに喰われかねない機能"と呼ぶ。

備考/
コンロイ機を含むジェガンエコーズ仕様をベースに、対MS部隊殲滅汎用特殊強襲戦を想定として幾つかの特殊兵装を搭載することにより改良を重ねた末、
その戦闘ぶりがあまりにも異質かつ異形じみてしまった機体。
改良前からの強襲戦を想定とした超高精度狙撃能力に特化した機能と偵察能力及びステルス性能を保有していながら、極一部特殊なフェイルセーフティ装備も強化し、
より戦争じみた特殊強襲戦仕様に特化した機体となる。
超長距離狙撃と貫通能力のみに特化した強化型ビームスナイパーライフルの他、
遠隔信管や熱に反応する自動信管を用いた改良型ファイアナッツによるトラップ戦法や、
鉄血系のナノラミネート装甲の対抗手段としての物理兵装も多数装備しており、
またレーダーには映らずより高精度な索敵能力に特化したアドバンテージと特性から、隠密行動を可能にした
哨戒機としてのアシストにも一役買っているが、
単機での戦闘となると相手の反応されないまま戦局の優劣を一気に奪い制圧する戦法に扱う事が出来てしまう。
その為やはり正々堂々とは、お世辞にも果てしなく言い難い卑劣な戦い方に向いた機体でもあり、
そういった理由からチーム戦では味方機としては優秀であり目立つ様な派手なプレイは無い(というか見えない)が、
一度相手にすると二度と戦いたくない性根の腐ったクソゲー機体と呼ばれる事も多々在る。

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