前座の開会式を終えての、(話を円滑に進めるためのオリキャラ(?)が登場します)
最初に登場するのは元祖スピンオフ主役高校の阿知賀女子です
色々と京ちゃんと相性の良い子が揃っている印象があります
人が多い
京太郎が東京に着いて最初に抱いた印象だ
闇雲に流されると咲でなくても迷子になりそうだ
そうは思ってもそこは昔から件の幼馴染の迷子探しに借り出されていた者、
最初こそ不安げだったが、徐々に案内板の多さにも慣れていき
無事会場関係者が出入りしている場所に辿り着いた
「すいません こちらでバイトさせていただく須賀という者ですけど・・・」
とりあえず入って目に付いた人に話しかける
「すが? ああ今年は萩原さんじゃないんだった 月島さーん! 例の彼が来たよー!」
通る声で誰かを呼ぶとスタッフだろうか 若い女性がやってきた
髪を肩まで伸ばしていて落ち着いた大人の女性といった感じだ
「君が須賀京太郎君ね 初めまして 私は月島理奈、まあ平たく言えば貴方の先輩よ」
「月島さんですか ご指導よろしくお願いします」
「そんなに畏まらなくてもいいわよ 私も去年まではハギヨシさん・・・
じゃない萩原さんに仕事教えてもらってた側だから」
まあ体裁としては上司みたいなものだからその辺はよろしくねと付け加える月島さん
「じゃあまず開会式の準備ね 機材置いたりシート敷いたりね 早速行きましょう」
そういって開会式の会場まで行く二人 会場は全国の高校生が集まるだけ合って広い
これは初日から大仕事になりそうだと、京太郎は思った 既に作業が始まっていたので
すれ違う人に挨拶しながら月島さんに指示に従ったりここはこうしていいですかと聞いたり
して、準備をテキパキこなしていく 終わることには日はすっかり落ちていた
「いやー京太郎君凄いね 私が教えてたの最初だけだったよ 流石ハギヨシさんのお墨付き」
一緒のホテルに宿泊している(美人だけど東京の人じゃないんだな)らしい
ので帰り道を一緒に歩いていると、月島さんは
俺のことを認めてくれたかいつの間にか下の名前で呼んでいた
「師匠・・・ああハギヨシさんのことです あの人に比べれば俺はまだまだですよ」
「ハギヨシさんは凄いね 私の面倒見ながら10人分くらい仕事こなしてたからねー
まだ遊びたい盛りなのに私よりしっかりしていて・・・私駄目な大人かなって思ったもの」
そんなことないですよと言ってる間にホテルのフロントに着いた
「じゃあまたね おやすみなさい」「今日はありがとうございました おやすみです」
まだ固いなあと思いながらも月島はまだ時間はあるものねと思い部屋のドアを開けた
そんなこんなで開会式と抽選会が終わった 開会式は特等席で見せてあげると言うので
関係者側から間近で見届けることに 長野代表の部活メンバーがより眩しく見えた
京太郎は中学時代は運動部だったから雑用に徹することは苦ではないものの、
予選で負けた悔しさを忘れてないし、やはり全国と言う舞台に立ちたい気持ちはある来年は向こうで、皆と肩を並べられたらいいなと思った京太郎だった
ちなみに抽選会の準備に京太郎は元々戦力に入ってなかった
流石に勝敗を左右する場に代表校所属の学生を立ち入らせるのはまずいとのことだ
自分のせいで清澄がいらない疑念を持たれるのは当然嫌だったので京太郎もこの配慮に感謝していた
そして抽選会が終わり、いよいよメインの仕事がやってきた
「今日担当するのは奈良代表の阿知賀女子学院の控え室メンテナンスよ
あ、別にあいうえお順で回る訳じゃないからね」「わ、わかってますよ」
「ハギヨシさんから聞いてると思うけど、出場選手と会うから挨拶くらいはできるようにしておいてね」「はい 今スマホで阿知賀女子の県大会の牌譜見てます」
「君ほんと手が早いね」「誤解される言い方は勘弁してくださいよ」
そんな会話をしながら牌譜を見る京太郎牌譜自体の見方は牌譜整理のついでに
勉強になればと先輩達に既に教わっているものの、牌譜の情報からどういう打ち筋
の人なのかを把握できるほど京太郎はまだ麻雀に精通していない
ただそんな彼でもわかるのは先鋒の人のドラの乗りが異常なことと、
次鋒と副将の人の手づくりが染谷先輩にちょっと似ていることだった
(やばい・・・こんな漠然とした情報で麻雀の話題振られても期待に応えられねえよ・・・)
汗が出てきたのはきっと夏の暑さだけではないだろう
ここは恥を忍んで月島さんに・・・
「あ、私は京太郎君とは別の控え室のメンテナンスしてくるから
メンテナンスのマニュアル渡しておくね」「えっ」
「開会式の時はあんなに頑張ってたじゃない あの働きぶりなら大丈夫よ 自信持って!」
マニュアルを渡してくる月島さん 受け取らないわけにもいかず、目を通しても
出場校の詳細なんて書いてあるわけもなく、京太郎は東京に来て初めてのピンチを直感した
しかし、この直感は外れることになることを京太郎はまだ知らない
そんなことは知らず、重い足取りでマニュアルに書かれている控え室に向かう京太郎
「お、来たな勤労少年! 待ってたよ!!」
赤い髪をしたショートヘアの女性が話しかけてきた 顧問の方だろうか?
「あっ はい!須賀京太郎と言います!! よろしくお願いします!」
師匠の「傅くものとして、女性を不安にさせるような態度を取ってはいけない」
という金言を思い出し、はきはきと挨拶した京太郎
「そうだ 行く前から不安になってどうする 俺には師匠の教えがあるじゃないか!
麻雀初心者であることを素直に認めた上で、俺にできることをやればいい!!」
こうして京太郎は選手に会う前から完全に立ち直った
「初めまして!控え室の清掃等を担当する須賀京太郎と言います!よろしくお願いします!」
そう言って控え室に入ると
「こんにちは!って男の人なんだ!?」黒髪ロングの女子
「こ、こんにちは・・・」厚着が目立つ女子
「ふきゅ!?ちょっとハルエ! 男が来るなんて聞いてないわよ!?」お洒落している女子
「・・・よろしく」こけしな風貌の小柄で色白な女子
「うわっデカっ!なんか男子って感じがする! 私は高鴨穏乃!! シズでいいよ!」同じく小柄で何故かジャージ姿で颯爽と名前を名乗る女子
・・・こんな感想を抱いては駄目かもだが、退屈はしなさそうだと思った京太郎だった
出会う場面で終わってしまった・・・開会式に尺を割きすぎた 次は確定で描写します
お許しを・・・あ、尺割きすぎなんて言いましたが、
自分の労働経験はプリント1枚レベルに薄いので
開会式の準備絡みでここ変じゃね?ってのがあったら言ってください
月島さんの元ネタはライブラウスで働いている人のドッペルゲンガーだと思ってください
評価や感想等々待ってます