京太郎のインターハイ短期バイト生活   作:リントラー

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どもです リスペクト元の人もそうですがほぼ毎日投稿できる人は本当に凄いと、
書く側になって改めて実感します 数日開いて劇的に内容が向上してくれたるどころか
筆が詰まる有様 現実は非情である
まあウダウダ言っても始まらないので今回後書きに簡単なアンケートを用意しました
詳細は後書きに記しておきます

んで今回は阿知賀の1年生コンビです
普段の京ちゃんはタメ相手には良くも悪くも気安い人ですが今回はどうなるか
それではどうぞ


穏乃と憧

松実姉妹と連絡を交換した翌日、今日も阿知賀女子の控え室で仕事である

といっても清掃は昨日一日で粗方片付いたのでやることは主に雑用だ

荷物運んだり飲み物冷蔵庫にセットしたり買出しに駆り出されるなどなど

決して気を抜いているわけでも雑用を軽視しているわけでもないが、

このくらい部のマネージャーに一任すればいいのにと思った京太郎

 

そんなことを考えていると「あ、京太郎じゃん!今日も来てたの?」

ジャージ姿のポニーテール、高鴨穏乃が来た

「おう、清掃は昨日大体終わったけど、他にも色々と雑多なことを赤土先生から任されてるぜ」

「京太郎は偉いな~私はそういう細々としたのは苦手だから素直に凄いと思う!」

「しょーじきそこまで褒められるようなことしてないと思うけどけどな」

部の雑用は、師と出会う前からやってきていた

寧ろ全自動卓一人で運ばせるような無茶求められない分今のほうが母校の時よりゆとりをもって取り組めた

「う~ もっと自信もっていいと思うんだけど」

「そうは言うけどなあ 俺のやってること部のマネージャーと変わらないし・・・」

「あ、シズここにいたんだ・・・ アンタもか」

「あ、憧ちょうどいいところに!ちょっと京太郎がさあ・・・」「なんかしたの?」

「京太郎って色々凄いのにちっとも自覚してくれないんだよ~!」

「い、色々って、アンタシズに何したのよ!?」「え??(ハモる)」「え?」

 

 

 

 

遂に化けの皮が剥がれて、よりによってシズに手を・・・!?と思ったらそうではないらしい

シズ曰くこれだけ掃除や手伝いが出来るのに本人は謙遜ばかりで面白くないとのことらしい

シズとは付き合いが長いから、こういうところで引き下がれないところがあるのは承知しているが

(玄とも宥姉ともあっさり仲良くなったけど、こいつのどこがいいのやら・・・)

憧は男に対していいイメージがない 宥もそうであるが、彼女の場合は

子供の頃のエピソードで、男の邪さや悪意のようなものに中てられたわけではない

しかし憧はお洒落に気を遣うようになった途端に色んな男に言い寄られた経験があり

男に対して恐怖と軽い軽蔑を覚えるようになった

 

 

 

 

そんな憧が京太郎を警戒し続けていると穏乃が

「そういえばさ、京太郎は何か欲しい物とかあるの?」

「? 別にないけど 急になんだ?」   「はあ?」思わず憧からそんな言葉が漏れ、

「え?何か欲しい物があるからバイトしてるんじゃないの?」穏乃もそれに続く

「・・・・・・そういえばそうだな 師匠に頼まれたとはいえ、なんか変な感じがするな」

「えぇ・・・」余りの人のよさに思わず間の抜けた声を漏らす穏乃

「・・・そういえばアンタ、麻雀部所属だけど麻雀は初心者って言ってたわね 

もしかしてあんまり指導されてないとか言わないわよね?」 そこに憧がもしやと思い追求すると

「確かに俺の高校、人数ギリギリでインハイ来たから指導後回しにして”貰って”るけど・・・

な、なんでわかったんだ!?」 この返事に思わず目が点になる二人

「・・・・・・京太郎私よりバカだ」

「全く同意見よシズ ”京太郎”は底抜けのアホよ」

「なんでそうなるんだよ てゆうか憧、今俺のこと名前で・・・」

「そんなことはどうでもいいわ 京太郎、連絡先を教えなさい」「あ、私も!」

「俺はいいけど、憧男苦手なんじゃ」「「いいから!!」」

憧はおろかシズも突っ込んできて、気圧された京太郎はそこから黙って交換した

 

 

 

 

 

 

その日の夜のホテル

「なんなのよあいつは 男とか女とか関係ないわよ全く」

毒つきつつも、その表情はどこか慈しみを感じる

京太郎に特別な感情を抱きつつあるのは親友の目にも明らかだった

「そうだよね でも憧は心配しすぎだと思うよ?」

「べ、別にあいつの心配なんか・・・」

「京太郎はどこぞの人間のふりしたロボットじゃないよ ちょっと人より優しくてお人よしなだけで」

「・・・そうね それでもとてもほっとけたものじゃないけど」「うぇひひ・・・」

「何よ気持ち悪い笑いして」「いやいやあの憧もすっかり男に夢中になったなって」

「ふきゅ!? そ、そんなんじゃないわよ!てゆうかシズに言われたくないわ!!」

憧の何気ない言葉 穏乃は女子高に入る前は男友達こそいたが

そういう浮いた話は全くなかった 小学生のときこそ気にもならないが、

中学生のときからお洒落を意識して女から見てもどんどん垢抜けて行った憧が、

その頃あたりに男子達から浮付いた見方をしていたのは彼女も勘付いていた

彼らとそういう関係になりたいとは思わなかったが、

自分には憧のような魅力がないのかと考えて、らしくなく考え込むこともあった

インターハイでかつての親友と遊ぶためという目標でインハイに全力をぶつけてき

努力の甲斐あって本戦まで来たのに、そこで京太郎という存在が憧を、そして自分の心を狂わせてくる

(京太郎は憧にも渡したくない 変だな 京太郎は誰のものでもないのに そんな考えが頭から離れない)

穏乃の中に女としての自分が首をもだけた 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、こうなりました 憧もシズもそれぞれ違う意味で他人をほっておけない人だと思います
でもそことは別のとこでシズのキャラがおかしくなってしまった・・・後京ちゃんが空気・・・
さて、前書きにも書きましたがアンケートを募集します
内容としては京太郎についてオリジナル解釈や設定を盛り込んでいいか、です
簡単に言うとお菓子好きなチャンピオンとの関係を深く掘り下げてみたり、
須賀→スサノウと関係を持たせて鹿児島の巫女さんと絡ませたりいいか等です
あまり京太郎のキャラを壊すつもりはありませんが、今の想定している京ちゃんでは
更新速度が更に遅れて富樫ってしまいそうなので・・・
駄目なら駄目に投票して下さい 覚悟決めてかかりますので

最後に、お気に入り評価感想ありがとうございます
早めに書けるように努力しますね・・・

京ちゃんにオリジナル(という名の自分好みの)設定盛り込んでいいかな?

  • いいよ
  • 駄目です
  • 好きにせえ

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