第23話 パーティー
今日は珍しく殺風景では無くなった死神のマイルームに全員が集まっていた。
「じゃぁ、死神くん新マイルーム祝いにカンパーイ!」
「「「「「「「カンパーイ」」」」」」」
全員が手に紙コップを持っており明らかにパーティーをしているということが伺える。
だけど、そのパーティーの料理を作っているのは・・・
「うっま!!なにこれ?!」
「これ、森林シャケ?すっごいおいしい!」
「うっひゃ!このマルモスの肉うっま!!」
「「「死神くんすごい!!」」」
「あはは・・・どういたしましてーw」
(あれ、主役は私なのに?)
その集まってるマイルームの主、死神くんだった。
死神くんは疑問に思いながらも、手際よく料理を仕上げていく。買い出しに出していたサポートパートナーが1回帰ってきてもまた買い出しと調達に向かっていった。
「それにしても死神くん料理上手いね。どこで習ったん?」
ふとポートが死神くんにそう問いかける。
死神くんは、フライパンを片手にその疑問に答えた。
「一人暮らしなので・・・作ってたら自然に。あっ、これ出来たんで持っていってください。事前に連絡してくれればいつでも作りますよ〜」
「おっ、じゃぁ今度食べに来るよ。」
できた料理をポートに渡してまた別の料理を作ってゆく。そしてその話を聞いていたとある4人は・・・
(俺、カレーと朝食レシピ見てやっとなんだよなぁ・・・)
まあまあできるセラは少しだけ敗北感が
(兄貴の方がうまいし・・・・・・・・・なんて言えねぇ)
複雑な気持ちになるのはハイレ、
(じゃぁ死神くんに頼めばクッキーとか焼いてくれるのかなぁ・・・今度聞いてみよっと。)
普通に料理はできるけどお菓子の作りかたが分からないので、聞いてみようと思ったクレア。
((つまり、金欠になったら死神くんに頼めば・・・))
よくドゥドゥにぼったくられて金欠になるクロッピー、ザイカは、そんなことを。
((今度一緒に作ろうかな・・・))
ミーヤとポートはそんなふうに考えてる中。
「んー・・・ちょっと味が薄いな・・・」
死神くんはまだ作ってた。
=====================
死「デザートのアイスクリーム出来ましたよ〜」
クロ、クレ、ザイ(((これ頼りすぎると太らされる!!)))
死「?」←悪意なし
悩める女子の天敵でした。
======================
第24話 夏だ!サマーだ!バル・ロドス乱獲の祭りだ!!
「「「ロドス狩りじゃぁっ!!」」」
皆さんお元気でしょうか。死神です。
近頃こちらは梅雨明けをし、私は暇でPSO2にログインしたところ。
「メセタじゃぁー!!メセタをよこせー!!」
「邪魔だどけぇい!!」
「ふはははははは!!!」
世紀末覇者3人のバルロドス乱獲に付き合わされています。
ろ、ロドス乱獲三銃士を連れてきたよ!
Ω<ロドス乱獲三銃士だって?!
我らがリーダー、セラさん。
「ロドス乱獲で雑魚狩りは甘え。」
チームの主力メンバーの一人、ザイカさん
「銃座と銛?使わなくてもいける」
謎の多いラッピーマニア、クロッピーさん。
「欲しいアクセサリーのために・・・海岸よ!私は帰ってきた!」
・・・多分もう何回か回って疲れてるんだろうな。
============
30分後
============
「ふぅ、金欠から脱出できた・・・」
「これでさらに強化ができる・・・」
「ふへへへ、このアクセサリー最高やで。」
それぞれのサブキャラ合わせて15回ぐらいロドスを乱獲したあとチームルームで3人がいい顔でいた。
多分かなりの稼ぎになったんだろう。
そんなことを考えながらカウンターの裏で冷やしておいたアイスクリームを3人に提供するのであった。
・・・あっ、海岸で水着SS撮るの忘れてた。
=============
死「と言うより、金欠ならいらないアイテム売ればいいじゃないですか。生活するには困りませんよ?」
セ「そ、そうだね」←そもそも拾わない主義
ザ「う、うん。」←拾っても武器の強化に使う。
クロ「?」←そもそも生活でそんなに困らないぐらいは貯金してる。
==============