あと3話でこの小説は終了します。
そのためラストは作者が趣味に走り、シリアスの連続です。
ご注意ください。
なお今回は、夢落ちではありません。
あと、今までのお話は時系列がめちゃくちゃです。
なので今回のお話はある意味本編となります。
ご理解のほど、よろしくお願いします。
そして今回キャラたちの性格は本人重視ではありません。
ご注意ください(殴
最近、死神の姿を見ない。
まあ、アイツにも大切なリアルの用事があるのだろう。
だから、ログインしないって言うのは、まあ珍しくない。
だけど、どういうことなのか、あいつがログインしなくなってからは段々とこのPSO2から人がいなくなっていくのだ。
「どういうことなんだろうなぁ・・・」
と、いつものチームルームのバーカウンターに寄りかかりつつ、天井を見上げる。
つい最近になって、ハイレもポートもクロッピーも和歌もザイカも、クレアもボーっとすることが多くなった。
「全く、あいつらもうボケが始まったんかねぇ・・・」
そう思いつつ、バーカウンターの棚の部分を物色する。
「・・・こんばんわ」
「うおっ、死神!?いつの間にそこに」
「また、勝手に漁ってるんですか?」
「すまんすまん、いつもの。頼むぜ」
「もー・・・はいはい。わかりました。」
死神がトコトコとカウンター裏に移動し、ガサゴソと酒の瓶を取り出す。
俺のお気に入りの酒を手に取ると、カウンター裏でコップを出し氷を入れそれに酒を注いて、俺に出してくる。
「ありがとうな。」
「いえ、むしろこっちこそ。」
こまったような笑みを浮かべて、礼を言う死神。
何だ?何か違和感を感じる。
「・・・セラさん。」
「ん?どうした?」
意を決したかのように頷くと、俺に声をかける死神くん。
「もし、明日にでも私が居なくなるってわかったら・・・どう思います?」
「どうって・・・まあ、寂しいな。とは思うな、なんだチーム脱退か?」
「いえ、その・・・」
しどろもどろに視線を下に向ける死神。
「どうした?なんか嫌なことでもあったのか?」
「・・・いえ、むしろ。セラさんはらしいなって。」
そんなことを言う死神に対し、ちょっとだけ疑問が浮かぶ。
さっきから感じるこの違和感、そして死神のこの反応。いったいなんだというんだ。何故だが、心の底から・・・不可解な気持ちがわき出してくる。
「おっと・・・そろそろクエスト行くわ。これ、サンキュウな!!」
「・・・はい。」
コップを死神に渡し、出入り口に向かう。
「セラさん!」
いざ入ろうとしたときに、死神が声をかけてくる。
俺は、駆け足をしながら死神の方を振り向く。
「一緒に行くか?」
「いえ・・・お世話になりました。」
大きく一礼すると、死神は手を振ってくる。
チーム脱退ではないのに、お世話になりましたって・・・どういうことなんだろう。そんな疑問を抱えながら、俺はゲートエリアにワープしたのであった。
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相変わらず、誰もいないロビー。
そういえば、樹液を吸うのを忘れていた・・・
そう思い、再び戻ろうとするが・・・
「ありゃ?戻れねぇ。」
エラーコードが目の前に浮き上がり、ワープはできなかった。
何回か時間をおいて試してみたが、入れなかった。
「・・・セラ。」
「ん?クロッピー・・・どうしたんだ?そんなところで?」
「・・・ここにいるってことは、そういうことなんだね。」
「??」
クロッピーが謎にそういった後、振り返って歩き出す。
何なんだ今日は・・・おかし・・・い。ひ・・・だ・・・な
その瞬間、意識は拉致られた