和響の一日。【PSO2二次創作】   作:ライドウ

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あと3話でこの小説は終了します。

そのためラストは作者が趣味に走り、シリアスの連続です。
ご注意ください。


なお今回は、夢落ちではありません。
あと、今までのお話は時系列がめちゃくちゃです。
なので今回のお話はある意味本編となります。

ご理解のほど、よろしくお願いします。


そして今回キャラたちの性格は本人重視ではありません。
ご注意ください(殴


第27話 死神くん

 

最近、死神の姿を見ない。

 

まあ、アイツにも大切なリアルの用事があるのだろう。

だから、ログインしないって言うのは、まあ珍しくない。

 

だけど、どういうことなのか、あいつがログインしなくなってからは段々とこのPSO2から人がいなくなっていくのだ。

 

 

「どういうことなんだろうなぁ・・・」

 

 

と、いつものチームルームのバーカウンターに寄りかかりつつ、天井を見上げる。

つい最近になって、ハイレもポートもクロッピーも和歌もザイカも、クレアもボーっとすることが多くなった。

 

「全く、あいつらもうボケが始まったんかねぇ・・・」

 

そう思いつつ、バーカウンターの棚の部分を物色する。

 

「・・・こんばんわ」

 

「うおっ、死神!?いつの間にそこに」

 

「また、勝手に漁ってるんですか?」

 

「すまんすまん、いつもの。頼むぜ」

 

「もー・・・はいはい。わかりました。」

 

死神がトコトコとカウンター裏に移動し、ガサゴソと酒の瓶を取り出す。

俺のお気に入りの酒を手に取ると、カウンター裏でコップを出し氷を入れそれに酒を注いて、俺に出してくる。

 

「ありがとうな。」

 

「いえ、むしろこっちこそ。」

 

こまったような笑みを浮かべて、礼を言う死神。

何だ?何か違和感を感じる。

 

「・・・セラさん。」

 

「ん?どうした?」

 

意を決したかのように頷くと、俺に声をかける死神くん。

 

「もし、明日にでも私が居なくなるってわかったら・・・どう思います?」

 

「どうって・・・まあ、寂しいな。とは思うな、なんだチーム脱退か?」

 

「いえ、その・・・」

 

しどろもどろに視線を下に向ける死神。

 

「どうした?なんか嫌なことでもあったのか?」

 

「・・・いえ、むしろ。セラさんはらしいなって。」

 

そんなことを言う死神に対し、ちょっとだけ疑問が浮かぶ。

さっきから感じるこの違和感、そして死神のこの反応。いったいなんだというんだ。何故だが、心の底から・・・不可解な気持ちがわき出してくる。

 

「おっと・・・そろそろクエスト行くわ。これ、サンキュウな!!」

 

「・・・はい。」

 

コップを死神に渡し、出入り口に向かう。

 

 

「セラさん!」

 

 

いざ入ろうとしたときに、死神が声をかけてくる。

俺は、駆け足をしながら死神の方を振り向く。

 

「一緒に行くか?」

 

「いえ・・・お世話になりました。」

 

大きく一礼すると、死神は手を振ってくる。

チーム脱退ではないのに、お世話になりましたって・・・どういうことなんだろう。そんな疑問を抱えながら、俺はゲートエリアにワープしたのであった。

 

===========

 

相変わらず、誰もいないロビー。

そういえば、樹液を吸うのを忘れていた・・・

そう思い、再び戻ろうとするが・・・

 

「ありゃ?戻れねぇ。」

 

エラーコードが目の前に浮き上がり、ワープはできなかった。

何回か時間をおいて試してみたが、入れなかった。

 

 

「・・・セラ。」

 

「ん?クロッピー・・・どうしたんだ?そんなところで?」

 

 

「・・・ここにいるってことは、そういうことなんだね。」

 

「??」

 

 

クロッピーが謎にそういった後、振り返って歩き出す。

何なんだ今日は・・・おかし・・・い。ひ・・・だ・・・な

 

その瞬間、意識は拉致られた

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