果たして、九鬼が出した答えは?
1000字きついです・・・。
数時間後、再び部屋に誰かが入って来た。
相手は玲綺と歳がほとんど変わらないくらいの女性で、服装も可愛いいのだが、その懐には武器を隠しているというのが一目でわかった。
ただし、玲綺自身はどうしてそれがわかったかは理解はしていない。
「初めまして、李静初と申します。本日からしばらく玲綺様のお世話をさせていただきます」
監視。それが一番に当てはまるだろう。それでも相手が女性であるのなら、それなりに落ち着くことができる。
「こちらこそ、よろしく・・・」
玲綺は少しだけ頭を下げて、挨拶をした。
―――時は進み、玲綺が九鬼に拘束されて三日間が過ぎた。
この三日間は玲綺は徹底的に調べられた。
血を抜かれたり、写真を撮られたり、謎の機械で質問攻めされたりと徹底的に。
理屈上は、自身の存在を知るためにも必要なことであるのは理解はしていたが、精神的に少し参っていた。
「お疲れのようですね。玲綺様」
李が疲れた彼女を癒すためのお茶を入れる。
「感謝いたします。李殿・・・」
それを玲綺はゆっくりと飲む。お茶は丁度良い温度加減であり、何より美味しかった。そして、あることに気付く。
「すまない・・・。どうもそれなりに親しみを覚えた人達には最後に殿を付けてしまう癖が、私はあるらしい」
玲綺は少しだけ頭を下げる。すると李は目を閉じたまま口を開いた。
「いえ、構いません。どうぞ、玲綺様が呼びやすようにお呼び下さい」
「ありがとう、感謝する李殿」
玲綺もこの三日間に色々と学んだ。口調、癖、自身の性格、振る舞いを知り、見知らぬ機械類や食べ物、この世界の規則や川神や九鬼ついて。
とにかく疑問を浮かんだことは李に聞いて、なんでも玲綺は頭にいれた。そうすることで、自分を知ることもできて、何よりも孤独感から逃げることができるからだ。理由としては今だに『一人でいる』いるというこの孤独感だろう。
玲綺はまだ、それを消すことができていない。
「李殿。それで貴方に教えてもらった死んだふりというのを、私なりにやってみたいのだが・・・見てくれるか?」
その願いに李は微笑んでこう言う。
「喜んで♪」
だからこそかもしれない、こんな監視人相手であっても傍にいてほしいという想いでの行動なのか。
―――数分後。
ステイシーという李と同じ九鬼の従者が部屋に入ってきた。
「よー、李! 玲綺様を揚羽様の元・・・に・・・?」
ステイシーは唖然した。
「・・・」
「・・・」
「何してるの? 二人とも・・・」
この日、ステイシーはしばらくは李の弱みを掴むことが出来たなぁ~と心から、喜ぶのであった。
サイトに呂玲綺の詳細情報が乗っており、そこでの台詞集などを参考にしています。
ここでふと、思ったのは・・・。
『あれ? ヤンデレ要素』できるのこの子?
です・・・。