果たして、その意味は・・・?
計画に支障するものは排除する。
それは人間だれしも考えることであり、会社も九鬼も同じであった。九鬼の武士道プランも同じく、計画を実行するために悪意の根は徹底的に潰された。街中で不良をしてる人間達も例外はない。
そんな九鬼の粛清になる中で、一人の不良は九鬼の排除対象から逃れて誰もいない工場で煙草を吸いながら、今後のことを考えていた。
「あーだりぃ・・・。九鬼の奴らが暴れるからこっちの居場所がねーよ」
彼は川神学園の生徒でもあるが、何の偏屈のない日常に退屈していた。ただし、それは彼の思考と行動がそうさせただけであって、実際に他人から見ればただの自業自得の行動だと言わざる日々を送っていた。
しかし、誰もそれを指摘も注意する人もなく、今日まで過ごしていたのだが、それも限界のようだ。これ以上、川神で不良をしていれば九鬼に排除されるのは時間の問題だ。
「帰ろうかな・・・家に・・・」
久しく家に帰っていない。久しぶりに親の顔でも見て今後のことを考えるかなどと考えていた矢先。
ぴとりと一枚の紙が彼のおでこに張り付いた。
「?」
風で飛ばされて、ついたか・・・と男はその紙を剥がそうと手を触れる。
「・・・あれ?」
しかし、紙は剥がせない。まるで密接したセロテープを剥がす際に、苦戦しているように。
何度剥がそうとも全く剥がせない。
「あれ? あれ!? あれ!??」
ガリガリとおでこの部分から血が流れだし、顔が血まみれになっていく。
でも、それでも剥がれない。
「なんで? なんで!?!?」
そして、男の思考は真っ白いとなりそのまま倒れてしまった。
しばらくすると男はゆっくりと起き上がる。周囲を見渡して自身の両手を見た。
「・・・ほぉ。これは」
男は微笑む。
「おーい!」
そこへ彼の友人が声が、自身を呼ぶでいることに気づく。男は無言のまま彼は、男の前に近づいた。
「何してるんだよ? ここに、いたら九鬼の奴らに見つかってしまうぞ!」
「・・・」
男は無言だ。何も言おうとしない。
「お、おい?」
さすがに無言の返答はおかしいと彼は男の名を呼ぶ。
すると。
「・・・私は、そんな名前じゃないですよ?」
男は彼に先ほどと同じように紙を貼っつけた。
「!?・・・・ぎゃあああああ――――!!!!」
彼は抵抗するまもなく奇声を上げて倒れる。
「ふふふ・・・なるほど・・・」
それを男は何か気きつつ、彼を引きずりながら闇へと消えていった。
―――その数日後、二人は川神市郊外で発見される。
発見された彼らはこう言った。
『もうすぐ、川神は消えてなくなる』
と・・・。
A-3終了。
李さんメインでしたね~。そして、これで九鬼内部関連は終了かな?
残りはあと2作品です。
MさんはA-5の義経ルートだろうなぁ~。