自分は転生者である。テンプレよろしく神様に殺されチートを貰って転生したのだが、実は今大変困っている
「ここ......どこ?」
そう、自分は今高い木々が覆い繁る森にいるのである。
「まいったなぁ....そもそもココ何の世界なんだ?まさか『プレデター』とかじゃねーだろうな....」
一応オールマイティに使える能力貰ったけど....
「まぁ、悩んでてもしょうがないし、とりあえずこの辺を探索するか...」
コンパスを手に歩き出す。人里とか見つかるといいんだけどなぁ....
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「 誰 も い な い 」
あれからかれこれ5,6時間は歩き回ったのに人里どころか、ネズミ一匹見当たらない。
いくら何でもこれだけ歩き回って動物一匹見つからないのは不自然すぎる
「どうなってんだよ....」
ぼやきながらも進んで行く。そしてしばらく進んだ先には.......それなりの大きさの古びた洋館が建っていた
「オイ、マジか」
やばいって。森の中で洋館はやばいって。もーコレ絶対『バイオハザード』じゃん。
イヤ、そりゃあチート貰ってるんだからそうそう負けるつもりはないよ?てゆーかよっぽどの不意打ちじゃなきゃ多分絶対やられないと思うよ?
でもさ、真正面からなら絶対勝てるからってゾンビなんかと戦いたくは無い訳よ。だってキモイし怖いじゃん
なんて一人でぶつくさ言ってると近くの茂みでガサガサッと何かが動く音が!
「っ!ダレカソコカクレトリヨロー!!」ボウトクテキナシュリュウダン、ポーイ
数秒後、ズドーン!と言う爆音と共に「ぎゃあああ!」と悲鳴が聞こえてきた...ってあれ?ゾンビって悲鳴上げたっけ?まあいっか
「良くねえよ何しやがんだこのクソガキ!!」
さっきの茂みからローブを纏い長い木の杖を持った男が飛び出してきた。なんだゾンビじゃねーのか
「いきなり人のこと爆殺しようとしといて言う事はそれだけかテメェ...」
別に無事だったからいーじゃん。事故事故。良くある良くある。ってゆーかオタクだれ?
「良くあるって....まあいいや。俺か?俺はナギ・スプリングフィールドってーんだ。『千の呪文の男(サウザンド・マスター)』とも呼ばれてんな」
まぁ本当は5,6個しか呪文知らねーんだけどな と笑いながら自己紹介してくる。つーかナギ・スプリングフィールドって事は....ココ『ネギま』か!
ナギが居るって事は原作開始前か?サウザンド・マスターって名乗ったって事はココは『魔法世界』だよな?
「オイ、ヒトにだけさせてねーでお前も名乗れよ」
考えているとナギが俺にも名乗るように言ってくる
「ん?ああ俺は禊萩 花麻呂(ミソハギ ハナマロ)って言うんだ」
「よっし、ハナマロだな。そんで?ハナマロはこんな所で一人でなにしてんだ?お前見た感じ5,6歳、いってても精々7,8歳位だろ?親は?後さっきの爆弾どっから出したんだ?」
まさか、「異世界から転生してきました」なんて言う訳にもいかないしなぁ。なんか適当に誤魔化しとくか
「分かんない。何か気付いたらこの森にいた。しょうがないからこの辺りを探索してたんだ。爆弾は作った」
「作った!?お前が?」
「うん。こーやってね」
言いながら手榴弾をイメージする。すると手の中に手榴弾が現れる。これが俺の貰った特典の1つ『投影魔術』。ホントは『無限の剣製』が良かったんだけどアレは紅茶くんの心象風景だから無理らしい。しかしこの『投影』はチート仕様で自分の実力以上の物は創れないが、創った物は壊れない限り無くならない。さらに、カタチさえイメージさえ出来れば詳しい情報がなくても何でも創れ、紅茶とシロウくんには出来ない『既存の物に投影を重ねて補強』も出来るという、どチートもいいところの代物になっている
「すげーな、オイ!俺もそれなりにいろんな魔法見てきたけどそんなの見た事ねーぞ!」
そりゃあそうだろうこの世界の技術じゃないんだから
「どこでそんなモン覚えたんだよ?」
「いや、分かんないんだけどコレが使えるって言う事は何故か分かるんだよね」
「神様に貰いましたー」とは言えない
「さっきから分かんねえばっかり言ってるけどお前まさか記憶喪失か?」
丁度いいやソレでいこう
「そう...なのかな?自分の名前とかは分かるんだけど...」
「はー...ハナマロ、お前これからどうするんだ?」
「うーん、どうしよう?」
生活費稼がないといけないし.....取り敢えず賞金稼ぎでもしてよーかなぁ....
「もし何も当てが無いんだったら俺と一緒に来ねーか?」
「え?」
そりゃあ、願ってもない事だけど....
「....良いの?俺お金持ってないよ?」
「良いに決まってんだろ!ガキがいちいちそんな事気にすんじゃねーっつーの!」
そう言ってナギは俺の頭をワシワシしてきた。恥ずかしかったので取り敢えず払っといた
「では、これから宜しくお願いします、ナギさん」
「んーな、急にかしこまんなっての!普通で良いんだよ普通で!」
「じゃあ...これからよろしくナギ」
「おう!ヨロシクな!ハナマロ!」
そう言って互いに握手する俺とナギ。そんなこんなで俺の二度目の人生はスタートしたのであった
あれ、そういえば.....
「なあ、ナギはあの場所で何してたの?あの洋館の調査?」
「は?洋館?何言ってんだ?んーなモンどこにあったんだよ?オレは向こう(洋館の方ユビサシ)から来たけどあの辺には建物なんか一件も無かったぞ?」
「.....................」
「.....................」
「えっ」
「え?」
「なにそれこわい」
因みにもしナギと出会わずに洋館に立ち入っていた場合グレイ○・エ○カウンターズみたいな事になってました