プリすば!   作:負け狐

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逆転とかそういうレベルじゃない裁判


その44

 裁判当日。告発人の場所は空席であるものの、傍聴人とは異なる区切られた場所に数人の貴族が座っていた。アクセルの街に関係する貴族、ウィスタリア家の跡取りアキノとダスティネス家の令嬢ララティーナ、そして領主のアルダープ。一応名目は傍聴者となってはいるが、それが告発人も兼ねているのは傍から見ていれば明白であった。アクセルに所属する貴族として、第一王女暗殺未遂などという不始末を自分達で片付けようという腹づもりであろう。

 そんな貴族席と大勢の傍聴席に囲まれながら、被告人であるカズマとキャルが連れてこられる。取り調べの結果が結果のため、二人共さしたる疲労はない。わざと監視されていたので多少の息苦しさはあったが、暗い牢屋に押し込められることを考えれば快適過ぎるほどの二日間であった。

 

「なあ、キャル」

「何よ」

「あのハゲのおっさんがアルダープか?」

「あのね、カズマ。その辺の冒険者があんなクソ領主の顔なんか知ってるわけないでしょ」

「……そうだな」

 

 キャルのその言い方は、恐らく無意識だったのだろう。恐らく本人も気付いていない。認識を捻じ曲げてても、辻褄を合わせても、結局の所分かっていればボロが出る。

 その会話を聞いていたのか、弁護人の場所にいるクリスティーナも面白そうに笑っていた。その横には、無事で良かったと泣いているコッコロの姿が見える。

 

「ふん、何も知らん馬鹿な子供が。国家転覆罪の被告人だぞ? これから無事でなくなるというのに」

 

 遠目で見ていたアルダープが髭をいじりながらそう呟く。間違いなくあの二人が有罪になると思っている顔だ。周囲の人間を見下している顔だ。

 そんなアルダープをアキノは冷めた目で眺めていた。果たして何も知らないのはどちらでしょうか。そんなことを思いつつ、しかし表情は変えずに静かに裁判を待っている。

 

「アルダープ殿。その言い方はないのではないか?」

 

 一方、ダクネスは睨むような表情で彼の呟きに反論をした。アルダープはそんな彼女へと視線を向けると、何を言っているのかと鼻で笑った。無様で無知な子供を嘲笑って何が悪いとも言いたげに。

 それを見たことで、アキノも黙っているのをやめた。

 

「成程。流石は郊外のデストロイヤー被害を全て突っぱねた領主様は言うことが違いますわね」

「ウィスタリア卿、何が言いたいのですかな?」

「貴族としての責務も果たせないような矮小な方の言いそうなことですわ、と言ったのですが。お分かりになりませんでしたか?」

「この……」

「アキノ、少し言い過ぎだ」

「……ララティーナさんがそう言うのならば。失礼、領主様、言葉が過ぎたようですわ」

「……ふん」

 

 視線を二人から裁判官の方へ戻す。そろそろ開廷の時間だ。空席の告発人、被告人はカズマとキャル。

 そして弁護人は、クリスティーナとコッコロと。

 

「ペコリーヌ」

「どうしたんですか? キャルちゃん」

「あんたのその格好、どうしたのよ?」

「弁護人ですからね。賢そうに見えません?」

 

 そう言ってどこかドヤ顔で笑うペコリーヌは、普段とは違う服装にキャスケット、そしてメガネとどこぞのベーカー街の探偵を思わせる格好であった。遠目ではぱっと見彼女だと分からない。

 何よそれ、とキャルは彼女を見て苦笑する。そうしながら、小さく溜息を吐いて視線を落とした。

 

「……あたし、あんたに助けてもらってばっかりだわ」

 

 呟くようなそんな言葉に、ペコリーヌは笑みを見せた。何を言っているんですか、と笑った。

 わたしは、もっともっといっぱい助けてもらってますよ。そう言って、サムズアップをした。

 

「だから今回はどーんと大船に乗った気でいてください!」

「主に活躍するのはワタシだがなぁ、ボス」

「……分かってますよ~だ」

 

 ぶうぶう、と唇を尖らせながらクリスティーナを見る。言うからには、ちゃんとやってくださいよ。そう念を押すと、当たり前だと彼女は返す。

 

「クリスティーナさま、どうか、どうか主さまとキャルさまを」

「さっきも言っただろう? クリスティーナお姉さんに任せろとな」

 

 裁判長が木槌で机を叩く。では検察官は前へ。そんな言葉とともに、セナが立ち上がり起訴状を読み上げた。内容はカズマが昨日までも散々聞いたもの、国家転覆罪の適用だ。魔王軍の幹部と繋がっており、それらを誘致した疑い。そして何より、ベルゼルグ王国第一王女ユースティアナ暗殺未遂容疑だ。これらが認められれば、ほぼ間違いなく二人は死刑となる。

 

「では、被告人と弁護人の発言を許可する。陳述を」

「はい」

 

 そう言って立ち上がったのはクリスティーナではなくペコリーヌ。止めないところを見ると、勝手に行動しているわけではないようであったが、しかし。

 

「……あ、その前にカズマくんに話してもらったほうが良かったんでしたっけ?」

「大丈夫かよ……」

 

 口を開きかけ、何かを思い出したようにそう述べたペコリーヌは、ごめんなさいと一旦座った。そういうわけらしい、と視線がカズマに集まり、いきなりのそれに思わず変な声が出る。

 コホン、と咳払いをすると、何を話せばこれからの進みがスムーズになるのかを考えた。捕まった当初と比べると、セナの態度は随分と軟化している。一応容疑者ではあるものの、彼女自身はもう既にあまり疑いを持っていないと判断してもいいほどだ。だから、必死さは必要ない。ただ冷静に発言すればいいはずだ。

 

「まずは魔王軍との繋がりについて。俺達は魔王の手下になった覚えもないし協力もしていない。魔王軍幹部の誘致だって出鱈目だ。それは、この裁判を傍聴している人達が証言してくれるはずだ」

 

 裁判官の席の傍らにおいてある嘘感知のベルも鳴らない。そのことをカズマは確認した後、もう一つについても、と言葉を紡いだ。

 

「もう一つの方はもっと簡単だ。俺はそもそも第一王女のことを何も知らない。名前は今回の騒動で知ったが、顔は未だにさっぱりだ」

「そ……」

 

 キャルが何か余計なことを言おうとしていたらしい。クリスティーナの視線に気付き、すぐさま口を閉じた。

 ともあれ、カズマの陳述に嘘がないのはベルによって証明される。本来ならばそれについて色々と詰問する立場であるセナも、既に通った道だからか何も言わずそれを聞いていた。そうなった場合、裁判官としては有罪と言えなくなる。国家転覆罪など、適用出来ないと判断することになる。

 

「何を馬鹿なことを。おい裁判官、あんな薄汚い冒険者の発言など論じるに値せん」

「え? しかし、アルダープ殿」

「奴らは魔王軍の手の者だ。だとすれば、少々記憶をいじられていてもおかしくはない」

 

 本人が真実だと心から思っていれば、あのベルは反応しないのだから。顎髭を撫でながらそう述べたアルダープは、時間の無駄だったとばかりに判決を促した。自分はとっとと懸念材料を片付けて仕事の続きをせねばならん。そんなこともついでに続けた。

 

「何を言っているんですか?」

 

 法廷に静かな声が響いた。視線を向けると、弁護人の席にいる少女が一人、立ち上がりこちらを真っ直ぐに見ている。

 

「ペコリーヌさま……」

 

 隣のコッコロが立ち上がったペコリーヌを見やる。普段の穏やかでどこか抜けているような雰囲気はなく、そこに立つ姿はまるで。

 そんな彼女にアルダープは怪訝な表情を浮かべた。まるで、反論してくるのがおかしいといった風で、このまま裁判が終わるのを確信していたのを覆されたような、そんな顔をしていて。

 

「その言い分が通じるならば、今までの裁判で使用されてきた証拠の数多くが無駄になります。あるいは、魔道具自体の存在価値を失う発言です」

「何を言い出すかと思えば……。さっきも言っただろう? 魔王の手下ならば、記憶をいじられるくらいは」

「それは、どうして分かるんですか?」

「はぁ?」

「記憶をいじられている証拠、あります? そこが証明できないと、領主さんの言っている言葉に価値がなくなるんですけど」

 

 ペコリーヌの言葉をアルダープは鼻で笑う。こちらがそうだと言っているのだから、そうなのだ。貴族という立場、領主という地位。それらを含めた発言に、ペコリーヌの目が思わず細められた。

 

「ほう。成程。では、ワタシがそうだと言えば、そうなるわけだ」

 

 そのタイミングで、非常に楽しそうな声色で。

 

「そうだろう、アルダープ。まさかワタシに恥をかかせるような真似をする気か?」

「……も、モーガン卿……!?」

 

 コツコツと靴音を鳴らしながら、クリスティーナが法廷のど真ん中に躍り出た。

 

 

 

 

 

 

「さて、こちらの坊や達の弁護人であるモーガン家当主、クリスティーナだ。先程の領主殿の意見を踏まえると、今この場でワタシに逆らえるのは王族だけということになるが」

 

 裁判官を見やる。びくりと反応したのを見て、クリスティーナは鼻で笑った。弁護人席の傍らに置いてあった机の上、そこの書類を手に取りながら、安心しろと笑みを浮かべた。

 

「ワタシは公明正大だ。権力で無理矢理有罪を無罪に、無罪を有罪にしろなどとは言わんよ。だから、ほれ」

 

 手にした書類をヒラヒラと掲げる。そこに書かれている文章をセナへと見せると、彼女は思わず目を見開いた。

 

「きちんと証拠を用意した。……暗殺依頼の命令書だ」

 

 ざわ、と傍聴人達がざわめく。ざわめきはあっという間に伝染し、法廷中がにわかに騒がしくなる。静粛に、と裁判長が木槌でガンガンと机を叩いたが、その騒ぎは一向に収まる気がない。最終的にキレた裁判長が静粛にっつってんだろと木槌を投げ付けてようやく収まった。

 

「オホン。そ、それでモーガン卿、その書類というのは」

「見てもらえば分かるさ。アクセルの貴族が、自身の欲のために第一王女を亡き者にしようとしていたことがな」

 

 裁判長に渡すと、それを読むよう促す。成程確かに、これは間違いなく暗殺の命令書で、そして依頼した相手の名前は目の前の二人ではない。カズマとキャルの無実を証明するにはこれ以上ない証拠だろう。

 が、裁判長はそれを最後まで読んだところで動きを止めた。その命令を出した人物、署名している貴族の名前を見て目を見開いた。

 

「……だ、ダスティネス・フォード・ララティーナ……!?」

「なっ!?」

 

 ダクネスが立ち上がる。それを合図にしたように、傍聴席にいる人々もダクネスに、ララティーナに目を向ける。その横では、アキノが目の前のアルダープを見詰めていた。驚愕に目を見開き、そんなはずはないと小さく呟く彼を、だ。

 

「その命令書を見ての通り、ユースティアナ様暗殺を依頼した貴族はダスティネス家、それも幼少から親交があるはずのララティーナだ。まったく、嘆かわしい」

 

 やれやれと頭を振る。そんなクリスティーナに向かい、立ち上がったダクネスが大声で捲し立てた。

 

「何を言うか! 知らん! 私はそんな命令書など、何も知らん!」

 

――チリーン

 ダクネスの発言に合わせるように、裁判官の机においてあるベルが鳴る。一瞬にして法廷が静まり返り、皆が目の前の光景を理解するまで暫し固まり続けた。

 どういうことだ、とキャルが目を見開く。事態に思考が追いつかない。自分に王女を襲撃するよう依頼したのはダクネスだったのか。そんなことを考え、いや違うと頭を振るが、しかし本当の依頼者の顔など出てくることはなく。ひょっとして、思い出せないのはそういうことなのではないかと考えてしまった。知り合いが、ペコリーヌをあれだけ慕っていた彼女が依頼者だなんて考えたくもなかったから、だから無意識的に記憶を封じてしまったのではないかと。そう辻褄を合わせてしまった。

 

「キャル」

「……何?」

「一応言っとくぞ。余計なことを喋んな」

「分かってるわよ……喋りたくても、今は多分無理だし」

「……ならいい」

 

 やっぱり駄目か。カズマはそんなことを思う。根底から作り変えることは無理でも、出来た穴を塞ぐくらいは可能らしい。キャルの中に巣食っているそれを引っこ抜くには、やはり直接相手を対処しないといけない。本物の女神でもいるならともかく、今の彼に出来るのは精々それくらいだ。そのために、今こうして皆が。

 

「違う! 私はそんなものを書いてなどいない!」

 

――チリーン

 

「ほ、本当だ! 私は何も知らない! 嘘だと思うのならば」

 

――チリーン

 

「拷問でも尋問でも何でもするがいい! 望むところだ」

 

 最後の一言に、ベルは反応しなかった。こころなしか興奮し始めたダクネスを見ながら、カズマはこれ本当に大丈夫なんだろうなと眉を顰める。

 さて、とクリスティーナが視線をダクネスからセナを経由して裁判長へ向けた。これで判決は決まったな、と笑みを浮かべた。

 

「この際だ、本当の犯人の処罰も一緒にやってしまったらどうだ?」

「え? そ、それは、つまり……?」

「決まっているだろう? そこのララティーナに死刑判決を出せ。ああ、いや、王女暗殺の罪は重い。三日三晩ほど拷問し、無残な姿にしてから首を落とした方がいいか?」

 

 実に楽しそうにクリスティーナが述べる。ダクネスはその言葉に目を見開き、無残な姿になるという三日三晩の拷問を想像し身悶えていた。横のアキノが非常にシラけた目で彼女を見ていた。

 裁判長も検察官であるセナも、そんな突然の要望に首を縦に振れるはずもない。が、相手はモーガン家当主、犯人とされるララティーナもダスティネス家の令嬢であり、家柄は同格であるが、個人の立場には差がある。

 

「踏ん切りがつかんか? ならばこうしよう、処刑するのはアクセルの冒険者ダクネス。ララティーナとは何ら関係のないクルセイダーだ。はっ、目的のため冒険者として紛れ込んだ工作が仇となったな」

 

 提案、とは聞こえがいいが、実質命令だ。そうすることで相手の立場を考えることなく、モーガン家の裁量で動けと言っているのだ。そうなってしまうと、裁判官も逆らうことが出来なくなる。翌日には存在がなかったことにされるなど容易く出来る立場に、好き好んで逆らうことなど出来はしない。

 

「……で、では。被告人カズマとキャルは検察官の訴えた事柄とは無関係と思われるため無罪。そして、本件の真犯人と思われる冒険者ダクネスを有罪とし、死――」

「待て!」

 

 裁判官が苦虫を噛み潰したような顔でそれを述べようとしたタイミングで、一人の男が声を張り上げた。アクセルの領主、アルダープ。彼がその判決に異議を唱えたのだ。

 クリスティーナはその言葉に笑みを消し、目を細めると視線をアルダープへと向けた。

 

「その判決は不当だ! 少し時間をくれれば、ワシが、アレクセイ・バーネス・アルダープが彼女の潔白を証明してみせる」

「ほう」

 

 彼の言葉にクリスティーナが再度笑みを浮かべる。本当に出来るのか、とアルダープに問いかけ、肯定するのを見ると満足そうに頷いた。それを待っていたとばかりに、彼女はその口元を三日月に歪めた。

 

「いいだろう。だが、ワタシは短気でな。よくて三日だ。それまでに奴の潔白が証明できなければ」

「構いません。すぐにでも彼女の潔白と、本当の真犯人を証明してみせましょうぞ」

 

 言うが早いか、アルダープは立ち上がり法廷から立ち去ろうとする。一秒でも時間が惜しいのだろう。振り返ること無く、憤怒の表情を浮かべながら。

 忌々しい狂犬が、と吐き捨てるような呟きをしながら扉を開け出ていった。

 そんな彼の背中を見ていたクリスティーナ達は、開けっ放しの扉を職員が閉めたのを合図に顔を見合わせる。

 

「えっと、裁判長さん」

 

 ダクネスも、アキノも、そしてクリスティーナも。揃って悪戯が成功したかのような笑みを浮かべていることが理解できない裁判官達に向かって、ペコリーヌがそっと声を掛けた。

 

「さっきのは茶番なので、気にしないでください」

「……は?」

「真犯人の証拠は、これから提示します。多分、三日以内に」

 

 三日。それは先程アルダープに提示した期間だ。が、それがどうしたというのか。裁判をこんな滅茶苦茶にして、一体何を納得すればいいのか。

 すいません、とペコリーヌは頭を下げた。本来ならば真面目に仕事に取り組んでいた人達を、無理矢理巻き込んでしまった、と。

 それを見ていたダクネスが血相を変えて駆け寄る。そういうのは私達の役目ですから、と慌てた様子で、ペコリーヌよりも深く裁判官達に頭を下げた。

 

「え、あの……?」

 

 理解が追いつかない。クリスティーナ達の茶番とやらもそうだし、ペコリーヌが頭を下げたことに慌てたダスティネス家令嬢もそうだ。一体全体、これは何が起こっているのか。

 ともかく、法廷は一旦閉廷。真犯人とやらの証拠が出てきた後に、再度行われる。そのことを告げ解散させた裁判官は、ぞろぞろと出ていく傍聴席の人々を見ながら溜息を吐いた。

 

「さて」

 

 残ったのは、被告人であるカズマとキャル。突如犯人にされたダクネスと、その横にいたアキノ。そして弁護人のコッコロ、クリスティーナ。傍聴席にいたウィズとユカリ。そして。

 

「カズマくんとキャルちゃんも解放されたことですし」

 

 メガネと、被っていたキャスケットを取る。そして頭に普段のティアラを付けたペコリーヌは、肩をぐるぐると回しながらその場にいた皆に宣言をした。

 

「後は領主を、ボッコボコにするだけですね」

「はい。ぶっ殺します」

 

 笑顔で物騒なことを、ペコリーヌらしからぬことをのたまった。間髪入れずにコッコロも同意する。残りの面々はそれに引くこともなく、了解と同意する始末だ。

 なにせ、この間の時点でそんなものは周知の事実なのだから。

 

「ペコリーヌもコッコロも怖っ……!」

「ヤバいわね……」

 

 そして知らない二人だけはドン引きするのであるが、その辺は預かり知らぬことである。

 




Q:何でベル鳴ったん?

A:だってアレでっち上げ用にダクネスが自分で書いたやつだもの。

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