TS悪役令嬢神様転生善人追放配信RTA   作:佐遊樹

65 / 196
INTERMISSION4 誘いは予兆なく

 ハインツァラトス王国の王城、広大な客間。

 そこでは今、わたくしを含む三人の学生が、制服とは違った正装で待機している。

 

 客間の空気は、最悪だった。

 

「…………」

「ロイ、雷撃漏れてる。漏れてるって」

 

 わたくしの対面に座るユートが、引きつった表情で指摘する。

 名を呼ばれた男は無言。隣でずっと全身からバチバチと雷撃を放出していた。

 ロイ・ミリオンアーク。

 わたくしの婚約者は『マリアンヌに縁談を申し込んだカスの顔を拝みたい(意訳)』と言って、ハインツァラトス王国への旅路についてきたのである。

 

 

第三の性別 当たり前すぎる

つっきー 冷静に考えてなんでこの女は婚約者がいるのに求婚されまくってるんだ?

 

 

 さあ……なんででしょう……

 テーブルに置かれた紅茶をすすり、わたくしは嘆息する。

 ロイからすれば、婚約者に対して縁談が飛んでくるなんて青天の霹靂だろう。そりゃ一閃したくもなる。こいつの場合はガチで荷電粒子砲になりそうだが、相手が隣国の貴族だろうとやるときはやる男だ。

 下手に放置してわたくしの知らないところで闇討ちなんてされるよりは、わたくしのいる場で堂々と相手にいちゃもんをつけてもらった方がありがたい。

 

「すまない、待たせたね」

 

 その時、客間の扉が開いた。

 さっとユートとロイが椅子から離れて平伏する。客間に待機していた使用人たちも残らずだ。

 わたくしは左右を見渡して、とりあえず足を組み替えておいた。

 

「……いやはや。アーサーの気に入る娘だから予想していたが、跳ね返りの強い子だな」

 

 ハインツァラトス王国の現国王、ラインハルト・グィ・ハインツァラトス。

 彼は優雅にティータイムを楽しむわたくしを見て、皺の刻まれた顔になんともいえない表情を浮かべていた。

 

「……!? おまっ、マジいい加減にしろよ!?」

「ぶべっ」

 

 わたくしが平伏の姿勢を取ってないのを見て、ユートが大慌てで頭をつかんで下げさせる。

 痛い痛い痛い!

 

 

トンボハンター いつもの

日本代表 親の顔より見た不敬

宇宙の起源 こいつのせいでこの世界における不敬罪が有名無実となりつつあるな

 

 

「ユート。レディをそう手荒に扱うものではないだろうに」

「親父は知らねえんだよこいつのことを! よしマリアンヌ、今俺に頭掴まれてどう思ってる?」

「頭に来ましたわ! ブチ転がしてやります!」

「聞いただろ親父! 王城で王子をボコろうとしてくるんだぜこいつ! いでっ、いでっやめろ蹴ってくんなッ」

 

 平伏の姿勢を取らされながらも、しぶとく右足だけ動かして下段蹴りをユートに連発する。

 覚えとけよ。国王がいなくなった瞬間に客間のカーペットをお前の血に染めてやるからな。

 

「……本当に。若いころのアーサーを思い出すな」

 

 ラインハルト国王はなんか感慨深そうにつぶやいていた。

 時々言われるけど、あのジジイ若いころわたくしと似てたってかなり嫌な情報なんだよな。

 

「今回は急な要請に応えてくれたことを感謝する。というより、私としては本当に来るとは思わなかったが……」

「はい?」

 

 思わず顔を上げた。見ればユートとロイも、ラインハルト国王の言葉に目を丸くしている。

 国王はわたくしがテーブルの上に出していた封筒を指さした。

 

「建前上確かに連絡は取り次いだ。しかし二枚目の密書に記したように、この縁談は明らかな策謀だ。恐らくピースラウンド君に対してコンタクトを取れたらなんでも良かったのだろう」

「えっ……」

 

 二枚目の密書? 何の話?

 わたくしは震える手で封筒を開き、既に読んだ国王からの手紙を取り出す。

 その時、便せんに引っかかって、見覚えのない紙切れが一枚はらりと落ちた。

 

「警告はした。何かしらの罠の可能性すらある。断るならそれを伝えてくれたらこちらでどうにかするとも言ったが……あえて飛び込む思い切りの良さ。見上げたものだな、ユートも見習いなさい」

「へいへい」

 

 国王と王子が会話してる横で、ドバっと冷や汗が吹き出た。

 えっ知らねえ! 二枚目気づかなかった! 分かりにくいんだよクソが!

 わたくしの様子を見て、ロイがなんとも言えない顔になっている。こいつ多分一瞬で事情把握しやがったな……!

 

「で、問題の家は……リーンラード家か。つっても、工業面にはさほど顔出ししてねえ印象だな。どういう家なんだ?」

 

 ユートは封筒に記された家紋を一瞥し、わたくしに縁談を申し込んだ家の名前を言い当てた。

 そりゃそうか、こいつ王子だし。

 

「機械化の流れには取り残された家だな。だが、父上……先代の王には重用されていたらしい」

「らしい、ですか」

 

 歯切れの悪い言い草だった。

 わたくしはついにユートの拘束を振り切ると、服を払いながら立ち上がる。

 国王を前にして膝をつかないわたくしを、使用人たちが信じられない馬鹿を見る目で見ていた。

 

「これ以上詳しいお話をアナタからうかがうのは難しそうですわね」

「その通りだ。君自身の目で確かめるほかない」

「フン。夏休みの冒険としてはギリギリ及第点と言ったところでしょうか。ロイ、ユート、アナタたちもついてくるでしょう?」

 

 二人は顔を上げると、しっかりと頷いた。

 スネ夫とジャイアンは確保できたな。ドラちゃんとのび太としずかちゃんはわたくしが兼任しておくか。

 

「よろしい。城の前に、馬車を用意してある。リーンラード家の邸宅まで連れて行ってもらいなさい」

 

 フフン。ちょっとテンション上がるな。

 考えてみれば国王様から見送られて旅に出るとか、RPGの冒頭っぽい。こういうのだよこういうの。こういう経験がしたかったんだよ異世界なんだし。

 

 

火星 ここお前の住んでる国じゃないけどな

 

 

 ……確かにそうだな…………

 もしかしてハインツァラトス王国に生まれた方が王道っぽかったんじゃないのか、わたくしの祖国冷静に考えてバーサークしてるし旅の途中で立ち寄るやたら強い武器売ってる国枠なんじゃないのか、と悩んでいた時。

 

「だが……気をつけたまえ。一つだけ、伝えなければならないことがある」

「はい?」

 

 ラインハルト国王は声を低くして、わたくしたちに告げる。

 

「先代がリーンラード家を重用していた理由は────」

 

 最後に彼が言った内容に、わたくしたちは首をかしげるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 用意された馬車に乗り込み、数刻。

 太陽が空のてっぺんに上り、それから通り過ぎたころ。昼下がりと言っていい時間に、やっと馬車は停まった。

 

「お待たせしました。こちらが、リーンラード様の邸宅になっております」

 

 御者の方に扉を開けてもらい、わたくしたちは馬車から降りた。

 

「ここがその男のハウスか……」

 

 ロイが低い声でヤバそうなことを言っていた。

 聞こえなかったことにしつつ、わたくしは屋敷をざっと見渡す。敷地は広大だ。しかし屋敷は少々こじんまりとした印象を受ける。

 庭園の草木は手入れが届いておらず、しなびた花や不格好に伸びた木が放置されていた。

 

「ふーん……正直、あんまりいい印象はねえな」

「だね」

 

 ユートの言葉にロイも頷いていた。

 真っすぐに道を進めば、歩道に草木がはみ出しているのが目につく。

 おいおい。庭師を雇ってもいないのか。

 

「大丈夫ですのこれ。場所間違えてませんか?」

 

 さすがに名目上だけとはいえ、求婚相手を招待したタイミングでこれはどうなのよ。

 

「やれやれ、といった具合だね。気が回らなかったのか、意味を見出していないのか。しかしこれでは格の違いは圧倒的だ」

 

 ロイの声に心なしかハリが出ていた。

 こいつ、相手が格下っぽいと判断して突然イキイキし始めたな。

 

「ロイ。たしなめるようなことを言うつもりはありませんが、確かに大きなマイナスではあるものの、これだけですべてが決まるわけではありませんわ」

「もちろんそれぐらい分かっているさ。しかしマリアンヌは意外とこういうのに気を遣うだろう?」

「余裕があれば、ですわ。今現在、ピースラウンド家は壁が壊れたり窓が全部割れたりしているので……」

「何があったんだい!?」

 

 

red moon お前まだ修理してなかったのか

 

 

 だ、だって面倒くさかったんだもん。

 脳内思念で言い訳をしているうちに、邸宅の正面入り口へとたどり着いた。

 コンコンと扉を叩くと、重苦しい音を立ててドアが開け放たれる。

 

「お邪魔いたしますわよ」

 

 初見相手にナメられるわけにはいかねえ。

 わたくしは仁王立ちの姿勢で、腕を組んでふてぶてしく笑みを浮かべた。隣のユートが『お前さあ……』みたいな顔をしている。

 

「ようこそいらっしゃいました」

 

 開かれた扉の向こう側。

 そろって明るいオレンジ色の髪をした男女二名が、わたくしたちの正面に佇んでいた。

 彼らは恭しくお辞儀して、顔を上げてから口を開く。

 

「私は現在リーンラード家の当主を務めております、アズトゥルパ・リーンラードと申します。こちらは妹のマイノンです」

「いらっしゃいませ、お客様方!」

 

 仏頂面の兄と、天真爛漫な笑顔の妹が並んだ。

 二人とも若い。というか当主つったけどわたくしたちより五歳ぐらいしか離れてないんじゃなかろうか。二十歳そこそこの印象だ。

 

「お招きくださりありがとうございます。マリアンヌ・ピースラウンドですわ。こちらは……」

「ああ、俺は知ってるだろ。第三王子のユートだ」

「僕はロイ・ミリオンアークです。マリアンヌの婚約者です」

「えっどこから声出してますかアナタ」

 

 隣から地獄じみた低い声が聞こえてきてさすがにビビった。

 見ればロイが完全に人殺しの目つきになっている。

 こ、コワ~……。

 

「お三方とも、遠方への呼びつけに快く応じてくださりありがとうございます。大したもてなしもできませんが……どうぞ中へお入りください」

 

 しかしアズトゥルパさんはロイの殺意に一ミリも反応せず、硬い表情のままわたくしたちを屋敷へ迎え入れた。

 結構度胸あんじゃん。顔もカッコイイ。こいつ、原作キャラか?

 

 

みろっく サブクエのキャラかな?

苦行むり うん。原作とどれくらいかけ離れてるか分かんないんだけど、仏頂面の普通の人。普通の善人で、普通に自分の限界を知ってて、普通に優しくあれる人だよ

 

 

 へえ。そういうのわたくし大好きですわよ

 もしプレイしたら推しキャラだったかもしれませんわね

 

 

TSに一家言 お前それ絶対ロイに言うなよ

 

 

 まあ……言えないわな……

 わたくしたち三人は、アズトゥルパさんと、その隣をぴょこぴょこ歩くマイノンさんに先導され屋敷の廊下を進んでいく。

 

「ねえねえお兄様! お客様たちに、アレを出すのはどう!?」

「アレというと……お前が買ってきたクッキーのことかい? あれは他人様に出せるものではないだろうに」

「え~!? マイノンあれ好きなのに!」

 

 ……仲良いな。

 一瞬だけ、ユートの横顔を見た。ひどく眩しそうに、目を細めていた。目の前にある幸福を、かけがえのない、守るべきものだと認識している男の顔だった。

 大人っぽい表情に、一瞬心臓が跳ねた。

 

「……ユート」

「……ん、わりい。湿っぽい面になってたか? 良くねえな」

「ユートのくせに!」

「いだっ!?」

 

 思いっきり足を踏んだ。

 訳が分からないと言った様子で、ユートは目を白黒させている。

 

「……おいロイ。今日のマリアンヌ、なんか気が立ってないか?」

「僕の気も立ってるよ。いくら払って足を踏んでもらったんだ……!」

「それは気が違ってるって言うんじゃねえのか?」

 

 わたくしを挟んで馬鹿の会話をしないでほしい。こっちの知性が下がる。

 嘆息していると、振り向いたマイノンさんがくすくす笑っていた。

 

「お三方とも、仲が良いんですね!」

「えぇ。マリアンヌと愉快な仲間たちはみんな仲良しですわよ」

「面白いわ! 王子様が愉快な仲間たちの一人だなんて、普通は怒られそうなのに!」

 

 そう言うと、彼女は真っすぐ前を見たままの兄に顔を向けた。

 

「お兄様もそう思うでしょう? やっぱりマリアンヌさんで良かったのよ!」

「……そうであることを願うよ」

 

 あ? 何の話だ?

 

「お待たせしました。こちらにどうぞ」

 

 彼が足を止めたのは、体感では屋敷のちょうど中央に位置する空間へつながる扉だった。

 ……妙だな。客間にしては、奥まっている。奥過ぎる。客間じゃねえぞここ。

 

「あの、こちらは……」

 

 それを指摘する前に、先んじてアズトゥルパさんが扉を開けた。

 案内されたのは、研究室だった。

 広い部屋だが、乱雑に本棚が置かれている。倒れて、中身を床にぶちまけている本棚すらある。

 研究机が所狭しと並び、部屋の最奥には天井と床を結ぶような、巨大な水槽が設置されていた。

 

「……ここ、は?」

「見てもらいたいものがあるのです」

 

 スッと声色が変わった。

 分かりやすいぐらいに、色恋沙汰の香りが消えた。

 

「マリアンヌ・ピースラウンドさん。あなたは上位存在と接触した経験があり、さらには真正面から打倒してみせたと聞きました」

 

 接触、打倒。

 接触……打倒……?

 

「特級選抜試合の時のことだね」

 

 しゃらりと音が響いた。

 隣のロイが、腰元から剣を抜刀した音だった。

 反対側のユートもわたくしを庇うように前に進み出ていた。

 

「テメェ。上位存在と接触した人間を呼びつけるためだけに、婚約なんて大げさなこと言いやがったのか……」

「婚約……? ああ、そんな文言を使いましたね」

 

 おいおい急展開すぎだろ。

 なるほど形だけの求婚だった、というのは分かった。しかし上位存在がらみかよ。

 

 

日本代表 何!?!?!?!?!?何の話!?!?!?!??!なんでこんな知らないイベント始まってるの!?!?!?!?!待ってください!!!!!

つっきー 誰も待たねえよバーカ

日本代表 お前ほんと最近態度悪いなマジでしばくぞ

無敵 ご愁傷様

 

 

 どうやら原作のサブクエとはちょっと違うみたいだな。

 殺気だっているロイとユート。わたくしは嘆息して、()()()()()()()()()()()()()()()()()の出力を6%に引き上げた。

 

「てりゃっ」

「「うおわぁっ!?」」

 

 肩をつかんで後ろに引っ張る。それだけで簡単にバランスを崩し、二人はそろってスッ転んだ。

 かっこよくナイト様っぽいことしてくれてたけど、お前らに庇ってもらうには、わたくしお前らより強すぎるんだわ。

 

「狛犬が怖い顔をしていたら、お話が進みませんわ。わたくしの連れが粗相をしましたわね」

「お気になさらず」

 

 アズトゥルパさんに軽く頭を下げてから、わたくしは巨大な水槽を見上げた。

 思い出すのはラインハルト国王が言っていた言葉。

 

 

『先代がリーンラード家を重用していた理由は────()()()()()()()()()から、らしい』

 

 

 精霊。上位存在。

 ふうん。夏休みの劇場版が始まった感じがするじゃねえか。

 

「詳しい話を聞かせてください。アナタはわたくしに何を求めます? 何のために?」

 

 問いかけに、アズトゥルパさんは数秒黙った。

 

「上位存在を倒したのは……偶然ですか?」

「は?」

「違うマリアンヌ! 挑発じゃなくて事実確認だそれ!」

 

 打ち付けた腰をさすりながら、ロイが立ち上がって大声を出した。

 何だよあぶねえな。一瞬ビキっちゃったじゃねえか。

 

「ならば回答は明瞭ですわ。偶然でもなんでもなく。このわたくし自身の実力に裏打ちされた、覆りようのない結果であると断言しましょう!」

「心強い。ならばその英雄譚、もう一度再演していただきたい」

「ほう。上位存在を倒せと?」

「そうです」

 

 一度言葉を切ってから。

 彼はこちらを、光のない瞳で見つめて口を開く。

 

 

 

「戦力はアナタたちのみ。敵は上位存在、累計5体。『氷結領域(ロストエデン)』『雷撃皇帝(マクスウェルカノン)』『暗中蠢虫(ワームシャドウ)』『虚像骨子(ボーンミスト:レス)』『外宇宙害光線(アンノウンレイ)』──これらすべてを撃滅していただきたい」

 

 

 

 告げられた内容を聞いて。

 ロイとユートが、言葉を失った。

 わたくしはフッと笑みを浮かべて、今まで戦ってきた上位存在のことを思い返すのだった。

 

 

 

 

 

 ────さすがに無理っしょ。帰ります。

 

 

 

 

 

「一度成し遂げたことのある方と見込んでです。無理ならば、お帰りくださって構いませんので」

「いや~~~~~成し遂げたことぐらいそりゃあありますわ。ありますけどね? 五体? 五体ってちょっと……数がいくらなんでも、ね?」

「あら、できないの? 残念だわ」

「やってやろうじゃないですかこの野郎ッッ!!!」

 

 

外から来ました 馬鹿!!!!!!!!!!

無敵 お前頭蓋骨の内側全部デッドスペースなんか?

 

 

 ち、ちが……口が、口が勝手に……

 だがマイノンさんの笑顔と、アズトゥルパさんの頷きを見て、わたくしはもう何も言えなくなってしまうのだった。







最近は僕ヤバと邦キチのおかげで蓄積していた健康ポイントをかぐや様で全部持ってかれて死んでいます
本当につらい
俺を助けてくれ一花……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。