【RTA風味】ガンダムビルドファイターズ・古鉄チャート【スパロボ】 作:装甲大義相州吾郎入道正宗
そして今作を見たな。漫画を買え(ダイマ)
「ヒィッ!? なに、これ…上半身が弾け飛んでる…?」
塾生の1人である彼女は、自らのガンプラ「ネブラブリッツガンダム」のカメラアイが捉えた惨状に恐怖した。
ガンプラ塾第1バトルルーム
特別実習【100:バトルロイヤル】
塾生100名を非武装のガンプラで同時参加させ、現地にランダム配置された武器を手に取り奪い合い、最期の一機になるまで戦う生き残り戦。
時間経過と共にエリアが縮小され、どうしても戦う事を余儀なくされる仕様の為か、どのガンプラも直接戦闘に秀でた機体か、漁夫の利を狙うステルス機が多く持ち寄られているのが特徴で、ブリッツガンダムの彼女は後者の戦法を選んでいた。
短絡的な者は徒手空拳に秀でるガンプラ…機動武闘伝Gガンダムに登場するモビルファイターを使用して直接戦闘で優位に立とうとしたが、機体特性から必殺技を放つ瞬間に派手なエフェクトが展開。他塾生に位置を捕捉され。ある者は止せば良いのに飛び上がってしまったので四方八方から狙撃されて花火のように爆散していった。
世界大会規模にも匹敵するバトル筐体が生み出す地形豊かなフィールドは多種多様のエリアに分かれており、障害物豊富な廃墟街や、一面真っ平らの草原、ある程度の防御施設が整った軍事基地など、バトル開始の時点で何処をスタート地点に選ぶのか、戦術眼も問われる一筋縄ではいかない実習の一つだ。
その中でも視界を奪う遮蔽物が多く、見を潜めるのに適した森林エリアで虎視眈々と機会を伺っていた所に、先程のとても同スケールのガンプラが引き起こしたとは思えない破壊痕に戦慄を隠せない。
「嫌な予感がする…一旦ここから離れましょ…」
彼女のネブラブリッツガンダムには高い工作技術によって実現した長時間のミラージュコロイド迷彩…つまりは不可視化による潜伏が可能であり、万が一を警戒して実習開始から今まで一度たりとも、その機能を切っていない。
しかし、慎重な戦法を徹底しすぎたせいか武器の調達を疎かにし、あまつさえ頼みの綱のミラージュコロイド使用限界時間を忘れていたのが仇となった。
「……! こっちに向かって音源反応!? なんで……あっ…!」
後悔先に立たず。迷いの無い進行方向から確実に補足されている事を悟った彼女はやり過ごすのを諦めて、唯一手に入れたガンダムXのシールドビームライフルを構えて音の方向に迎撃の構えを取る。
(大丈夫よ私…。こちらに接近して来るって事は敵に射撃武器が無い証拠。引き撃ちに持ち込めれば勝てるわ…!)
いつでも動けるようにブースターに手を掛け警戒する。幸いここは森林エリア。向かってくるタイミングは木々の破砕音で予測出来るはず。
その時を今か今かと待ち構え、そして…
ーーーそんな小細工を力技で吹き飛ばすガンプラが突貫を仕掛ける。
「なっ…!?」
破砕音など生易しい表現では表せない、劈くような爆音と衝撃波。それらを伴って森林から飛び出したのは右腕の武器を大きく振り被る【重装甲のバーザム】。
反射的にビームライフルを放つブリッツガンダムだったが、直撃弾にも関わらず光条は屈折し、跳ね返る。
あり得ない現象に驚き、それがこのガンプラに施された【ビームコート】という特殊塗装による効果だと知る由もない彼女は、動揺から次への行動が遅れ、迫り来る【杭打ち機】が無情にも叩きつけられた。
ズガンッ! と密着状態で放たれた右腕の武装はインパクトの瞬間、亜音速で杭を射出。いとも簡単にブリッツの胸部装甲へ食らい付くと、溢れた衝撃が四方に飛び散り、圧壊させていく。
「嘘…嘘よこんなの…!」
モニターに表示されるシステムメッセージが信じられない。まさか…まさか、たったの一撃で、
【ブリッツの上半身を丸ごと破壊し尽くす】
なんて誰が信じられるだろうか。
機能停止のメッセージと共にリタイア扱いとなった彼女は敗北によるショックよりも、あり得ない暴力に晒された事実にガクリと膝を突いた。
それを尻目に、自らの得物を確かめるように右手を掲げて悠然と佇むバーザム。この【藍色のガンプラ】は素体の段階で徹底的な改造が加えられているおかげで頭部以外面影が少ないが、高機動と正面装甲に特化した仕様となっている。
本来ならば消耗戦覚悟で競り勝つ算段だったが、偶然拾ったこの癖の強い武器がファイターである少年にとって、運命的な出会いとも言うべき相性の良さを発揮したらしい。
誰に喋る訳でもなく、小さく口元を歪める。
その後も、このパイルバンカーを主軸にしたバーザムの蹂躙劇は続き、最後の1on1で対するホワイトカラーのZZⅡに肩を撃ち抜かれて戦闘能力を失うも、頭部のブレードアンテナで串刺しして勝つという荒業で見事トップに君臨した。
この時、バトルロイヤルの歴代記録においてバトル時間最短、最年少勝利、最多撃破数の3冠に輝いたのも付け加えておこう。
「やるじゃないか。何だか今日は調子良いように見えたけど、何か発見でもあったのかい?」
実習終了後、それぞれが異なる感想と悔しさを抱き、ある者達はパイルバンカーによって刻まれたトラウマを抱えて退室していく中で、この戦いを見学していた1人が勝者である少年に声を掛けた。
ガンプラ塾一期生筆頭、ジュリアン・エアーズ・マッケンジー。
祖父に著名なガンプラファイターを持つ彼は、その血筋を十二分に引き継いでトップの成績で駆け抜け続ける名実共の王者だ。
そんな彼を前にしても少年は口を開かず、むしろ睨みつける視線で警戒を露わにし、自分のバーザムを後ろ手に仕舞う。
「あははっ、相変わらず人見知りだね。だけどそんな事をしたら何かあったと証明しているような物だよ」
「!」
驚いて身を僅かに固める少年の姿は、目つきや普段の態度とは似つかない年相応の若さを物語っていた。
「君は勘違いされやすいからね…。態度に気をつけるか、それとも【無愛想に見えるくらい鉄面皮】に構えるぐらいしないと足元を掬われるよ」
ジュリアンの言葉を反芻するように吟味し、小さく頷く。
殺伐とした雰囲気から親しい友人関係を構築する事が難しく、孤独や疑心暗鬼に陥りやすい環境下で、元から誤解を受けやすい性格をしている少年。それを誰よりも気に掛けているジュリアンは塾生として見れば彼の後輩になるが、心の中では兄貴分を自称している。
(親の借金の肩代わりに塾に引き渡された若い才能。勝たなければその援助が無効になると脅されるなんて、本来許されない事だ…)
年相応の態度はなりを潜め、同年代よりも大人びた雰囲気持つのはそこから来るものだろう。
返事こそないが、律儀に会釈をすると足早に自室へと帰っていく後ろ姿に少しだけ微笑ましさを感じるジュリアンだったが、ドアから現れた不意の人物に視線を鋭くする。
「今回はよくやったわ。…だけど貴方、最後に被弾したわね? 約束を守れない悪い子は…分かるわね?」
ガンプラ塾講師 マクガバン・エレオノーラ。
2代目メイジンの信奉者であり、ビルダーとしてもファイターとしても優れる才能から右腕を任せられる【女装の男】。メイジンが次代に提唱する【勝利の為のガンプラファイター】を育成すべく塾生にあらゆる枷を強いる嫌われ者だ。
ここに編入した経緯から講師に逆らえない少年は苦虫を潰したような顔を見せないよう顔を俯かせると、反論もせずにその後に続く。
見た目だけならば叱られる子供と大人の構図だが、その実は大きく違う。彼の指導方針は徹底した勝利を叩き込む為の一種の洗脳に近い。そして幼い彼ならば自分の思い通りに調教出来ると息巻いているのも原因の一つだろう。えこ贔屓とは違うが、ある意味で目を掛けられているのは間違いなかった。
この後は恐らく、苦手とするファイターの才能を補うべく過酷な個人練習を強いられるのだろうとジュリアンは考えた。彼の基本戦闘スタイルは圧倒的火力による最短最速戦術。それを【意図的に高める】には相当な繰り返し訓練な必要とする筈だからだ。
戦わなければ生き残れない悲しい少年。
そんな彼を生み出さなくてはいけないガンプラ塾そのものに嫌悪を露わにするジュリアンであった。
買った 買った! 今日は(外伝漫画をドン)買っだ!
リアル思春期を殺した少年…いったい何ホモ君なんだ…。
視点切り替えに煮詰まっているので答えて頂ければ幸いです。
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ノンケパート増やせや猿ゥ!
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走者視点が基本ダルルォ!?
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第三者視点も好きなんだろぉ?
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それも1つや2つではない…全部だ
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セイきゅんとの三密濃厚接触