逃走中 ~森の果実にご用心~   作:ハルカン

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ミッション3 タコ

 

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劇場の裏に隠れているリンクに、ハンターが徐々に接近する……

 

 

リンク

「これハンターこっち側来たかな……?」

 

 

ピーーーーーーーーーーー

 

 

リンク

「……そこから一気にダッシュすれば視界に入らないんじゃない?」

 

 

ピーーーーーーーーーーー

 

 

リンク

「行きますよ……行きます!」

 

 

ピーーーーーーーーーーー

 

 

【挿絵表示】

 

 

見つかった……

 

 

リンク

「うわあ! 来たよ! バレた!」

 

ピーーーーーーーーーーー

 

リンク

「まずい、これ! 来てる!」

 

必死で走るリンク、しかしハンターは視界に入った逃走者を追い続ける

 

リンク

「うわぁ~!」ポン!

 

 

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ミッションは常に、危険と隣りあわせだ……

 

リンク

「ちっくしょ~……はぁ……はぁ……ここで捕まったよ……」

 

 

カリンカ

「確保情報……あっ! リンクさん確保!? 嘘でしょ……」

 

 

ブルース

「リンク確保!? 皆、ミッションに動き出したってことか……?」

 

 

ゼルダ

「リンク捕まっちゃった……」

 

 

カービィ

「残り9人。 これやばい、やばい、動けない、動けない、動けない……自首したくてもこれじゃ動けない……」

 

 

ワイリー

「自首電話はどこじゃ……?」

 

既に自首へと心が傾いているDr.ワイリー

 

ワイリー

「ヌスット広場にあるのが一番近いかの……」

 

 

ブルース

「アレだ……何だアレ? 何だあの形は?」

 

 

アルル

「皆集まってるじゃん……あれ? あの……タコの形をしてるけど」

 

 

ブルース

「おう、アルル……これだろ? 例の賞金リセット装置」

 

アルル

「あ、ほんとだ……『RESET』ってタコのおでこの部分に書いてある、タイマーもあるよ。 『リセットまで残り11分』うわ、もう時間無いって……」

 

ブルース

「しかし何でタコの形をしてるんだ? ……まあそれはいい、こいつをどうすればいい? 運べるか?」

 

アルル

「ちょっと待って、一旦2人で持ってみようよ……」

 

とりあえず、運んでみることにした2人

 

ブルース

「せーの……うわっ、重いな!」

 

アルル

「あ・・・ダメ! 梃子でも動きそうにないや……」

 

鉄のタコはとても運べる重量ではないようだ……

 

 

ゼルダ

「デパートに向かわないと……」

 

ゼルダもデパートに向かって移動中

 

ゼルダ

「ちょっと待って……あれ、何?」

 

ゼルダが、何かを見つけた……

 

ゼルダ

「隠れなきゃ、隠れないと……!」

 

 

ピーーーーーーーーーーー

 

ハンターだ……

 

 

思わず、病院の陰に身を隠すゼルダ

 

ゼルダ

「こっち歩いて来てたもの……」

 

果たして、やり過ごせるか……

 

 

エンカー

「ん? 誰か近くに来たか……?」

 

その近くにいたのは、エンカー

 

エンカー

「こっち通ったほうが近いよな、これ……デパートどっち側だ? そこの病院を右に……」

 

どうやらミッションに向かいにやって来た様子

 

エンカー

「ちょっと待て……あっち来てねえか?」

 

 

エンカーが見つけたのは、ゼルダが見つけたハンターだ……

 

ピーーーーーーーーーーー

 

 

エンカー

「いたいたいた……」

 

ゼルダとは別に、木の陰に隠れる

 

2人に、ハンターの恐怖が忍び寄る……

 

 

ピーーーーーーーーーーー

 

 

ゼルダ

「怖い、怖い……」

 

 

エンカー

「見つけるなよ……俺を見つけるな」

 

 

 

ハンターは隈なく周囲を捜索

 

ピーーーーーーーーーーー

 

ハンターが見つけたのは……

 

 

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エンカー

「うおっ!? 来た!」

 

ピーーーーーーーーーーー

 

エンカー

「チキショウ! 見つかった!」

 

 

ゼルダ

「危ないから、こっち来て……」

 

その隙に、ゼルダがその場から離れる……

 

 

ピーーーーーーーーーーー

 

エンカー

「うわあっ、はぁ!?」ポン!

 

 

【挿絵表示】

 

 

エンカー

「ああっ…………」

 

 

ゼルダ

「はぁ……はぁ……デパートから離れちゃった……」

 

こちらは、逃げ延びたようだ……

 

 

エンカー

「ふっざけんな! マジで……これ最悪だぜ、おい! …………俺、今日何もやってねえよ!」

 

 

残る逃走者は8人、賞金リセットを阻止できるのか……!?

 

 

りんご

「任せっぱなしにするのはちょっと……自分的には嫌なんですが……私、今すごく遠いんですよ。 地図で言うところの東の森の中に来てしまいまして……」

 

デパートからかなり離れた位置にいるりんごは、ミッションの成り行きを見守るようだ

 

りんご

「ハンター1体消えたはずなのに、確保ペースが変わらないというのは、それだけ皆がミッションに動いているという証拠だからな……」

 

 

カービィ

「消す方法が分からないからな……そんな僕がミッションに向かったって一緒に来た人等の足引っ張るだけだもん。 自首……はしないけど、とりあえず朗報を待つよ」

 

カービィもミッションには動かない……

 

 

ワイリー

「そんな目先のちょっとした6万のためにわざわざ賞金リセットというトンチンカンなミッションに挑む必要ない。 名誉よりも金じゃ……目先の6万円よりも90万円じゃ。 自首電話に向かう!」

 

ワイリーもミッションには動かない……

 

 

りんご

「……人間っていうのは、行動しない理屈っていうのはいくらでも作り出せるんですよね。 こうダラダラ無駄な言い訳をしてる暇があったらその時間動けたんじゃないのと思われるんでしょうね。 情けないな……そんな自分が」

 

 

ブルース

「どうすりゃいいんだ……? このままじゃあっという間に残り5分になる」

 

ポーラ

『あの……すいません、どうしたんですか? それ……』

 

そこへ一人の少女がやって来た

 

アルル

「え……いや、あの……この鉄のタコを消したいんだけど……」

 

立ち往生する2人を呼び止める、デパートへ買い物に来たポーラ

 

ポーラ

『これですか……? これでしたらタコ消しマシンという機械で消せるんじゃないですかね……?』

 

アルル

「タコ消しマシン……? 安直……っていうか都合よすぎじゃ?」

 

ブルース

「そのタコ消しマシンっていうのはどこにあるんだ!?」

 

ポーラ

『えっと……確かネス達が持っていたような……あ、丁度来ました!』

 

ネス

『おーい! ポーラ、あれ……?』

 

そこへ、ポーラと合流しに来たネス、ジェフ、アップルキッド

 

アップルキッド

「おや、これは……鉄のタコ?」

 

アルル

「ねえ、ネス! タコ消しマシンって持ってる……?」

 

ネス

『あ、アルルちゃん、ブルース、久しぶり。 前の逃走中以来だけど……。 タコ消しマシン……それがどうしたの?』

 

ブルース

「実はこの鉄のタコを消したいんだが……」

 

ネス

『……タコ消しマシンは実はプーって友達に貸しっ放しなんだよね……今日、会うことにはなっているんだけど中々来なくて……』

 

ジェフ

『今日会ってその機械を受け取って、アップルキッドさんにお返ししようと思っていたんですよ』

 

ブルース

「そのプーっていう奴はそこにいるんだ?」

 

ネス

『分からない……けどもうこの町には来てるんじゃないかな?』

 

 

賞金リセット装置を消すには、プーが持っているタコ消しマシンが必要となる

 

オレンジキッド

「発明っていうのは本当に素晴らしいものでしてね……私の人生では5歳の頃にですね……」

 

プー

「あっ!?」

 

オレンジキッド

「おっ!? 何か見つけたのですか!?」

 

プー

「今のうちに……!」

 

オレンジキッド

「ちょちょちょ、何どこかへ行こうとしてるんですか! いいから私の話を聞きなさい!」

 

プー

「何で俺がアンタの身の上話を聞かなきゃ……」

 

これよりブルースとアルルは、エリアのどこかにいるプーを探さなければならない

 

 

ブルース

「名前プーって言うんだな……?」

 

ジェフ

『それとあと、特徴としては弁髪ですね……』

 

アルル

「弁髪のプーさ……おっとっと。 ギリギリのネーミングになるところだった。 さん付けじゃなくて君付けの方がいいね プー君どこ~?」

 

装置を消す、手がかりを掴んだ逃走者たち

 

果たして、残り5分までに賞金リセットを回避できるか!?

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