逃走中 ~森の果実にご用心~   作:ハルカン

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ミッション3 激走!

 

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ブルース

「弁髪頭の少年……どこにいるんだ!?」

 

 

アルル

「プー君どこにいるんだろう……?」

 

 

サムス

「…………行く!」

 

賞金リセットを回避するため、果敢にミッションに動くサムス

 

サムス

「アルルちゃん? デパート行った……?」

 

そこへデパートから移動したアルルと合流

 

アルル

「弁髪の男の子見なかった……?」

 

サムス

「弁髪……?」

 

アルル

「弁髪の男の子が、タコけしマシンってのを持ってるんだって……」

 

サムス

「そのコを探せばいいの?」

 

必死でプーの居場所を探す逃走者たち

 

 

ワイリー

「自首用電話……ああこの地図見づらいのう」

 

そんな中、自首に動く弱気な博士……

 

ワイリー

「何とか自首して賞金を手に入れんと……またライトの奴に差をつけられてしまう! もうこれ以上惨めな思いをするのはごめんじゃ……」

 

自首用電話を目指す、Dr.ワイリー

 

ワイリー

「む……誰かおるな?」

 

ゼルダ

「あら……おじいさん? 確か……ワイリー博士?」

 

ゼルダだ……

 

ワイリー

「お嬢さん、自首電話はどこじゃ……?」

 

ゼルダ

「えっ、自首するんですか……!? このタイミングで?」

 

ワイリー

「もう賞金が全部リセットになる前に、それやってしまった方がいいじゃろ……」

 

ゼルダ

「一応、自首電話はヌスット広場の南側にありますけど……」

 

ワイリー

「あっちか……? あそこにあるのか」

 

ゼルダ

「ここに来て自首選択するんですか? 一応皆頑張ってるから様子見た方が……」

 

ワイリー

「いやいや、そんな世の中甘くは無いんじゃ。 悪いがワシは希望的観測というのは持たぬことにしておる」

 

ミッションがクリアできると、夢にも思っていないようだ……

 

 

ミッション終了まであと5分

 

賞金リセットまで、あと5分を切った

 

 

アルル

「電話掛けてさあ……皆で探したほうがいいんじゃないかな?」

 

今の所、タコけしマシンの持ち主を知るのはアルルとブルースの2人

 

アルルが電話を掛けた相手は……

 

ピリリリリリリリ

 

りんご

「アルルから電話が来た……もしもし」

 

 アルル

 「りんご? あのさあ……弁髪頭の少年見なかった?」

 

りんご

「弁髪頭……? そんな変てこな人見てないよ……」

 

 アルル

 「それ見かけたらさ……ちょっと電話してくれる? その人がタコけしマシンってのを持ってるらしいから」

 

りんご

「タコけしマシン? そのナイスネーミングのものは一体何……?」

 

 アルル

 「賞金リセット装置がタコの形をしてるから、それを使えば消すことが出来るかもしれないんだって」

 

りんご

「……分かった。 その頭の男の子を見つけたら電話すればいいんだ?」

 

 アルル

 「お願いね……」ピッ

 

アルル

「ダメだ、全然見つかってない……」

 

 

りんご

「タコけしマシンってのを探さなきゃいけない……? アンドロイドけしマシンといい、とにかく役に立つんだか立たないんだかなき買いが散乱してるな……」

 

 

ゼルダ

「私、賞金リセット装置のあるデパートの方に向かおうと思いますけど……自首するならあっちですよ」

 

ワイリー

「丁寧にありがとうな、お嬢さん……」

 

ゼルダ

「いえいえ……頑張りましょうね」

 

ワイリー

「それじゃ……」

 

ゼルダとワイリーがその場から別れる

 

ゼルダ

「このまま自首するのは、私は悔しいなぁ……負けた気がする。 ミッションに」

 

ピーーーーーーーーーー

 

二人の近くに……ハンター

 

ワイリー

「まず、ヌスット広場に入ることが先決じゃ……」

 

自首へと急ぐワイリー

 

ピーーーーーーーーーー

 

 

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ワイリー

「あっちじゃ……」

 

背後から迫るハンターに全く気付いていないワイリー

 

ピーーーーーーーーーー

 

ワイリー

「しめしめ……お?」ポン!

 

 

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ワイリー

「…………はぁ?」

 

ハンターの接近に、微塵も気付けなかった……

 

ワイリー

「……え? いつの間に後ろにいたんじゃ……?」

 

 

カリンカ

「ワイリー博士捕まった……残り7人」

 

 

りんご

「あれ……? ちょっと待って……」

 

森の辺りに隠れていたあんどうりんごが見たのは……

 

 

プー

『いい加減にしてくれねえかな……』

 

オレンジキッド

『私は君に発明の素晴らしさを伝えようとしているだけであって……』

 

 

りんご

「え……あれ、弁髪だよ……まさかアルルが言ってたのってビンゴ!? いいんですか、こんなご都合主義的な展開で!? 逃走中ではよくあることなのか!?」

 

2人の近くに偶然隠れていたようだ……

 

りんご

「私が……交渉してみよう!」

 

プーの傍に駆け寄る!

 

りんご

「あの……ゴメン! 君……あのタコけしマシンって機械持ってる?」

 

プー

『ん? タコけしマシンなら持ってるが……』

 

りんご

「それ使いたいんだけど……ダメですかね?」

 

プー

『お、分かった……俺のほうでは手が放せそうに無いからな。 じゃあ姉ちゃん使ってもいいが……これを、俺の代わりにネス達に届けてやってくれ。 ここのボタンを押せば光が出るから消せるはずだ。 コンパクトサイズだから運ぶのも問題ないだろ』

 

りんご

「ほいきた了解! ありがとう!」

 

オレンジキッド

『いけそうもないって私はただ君に発明の素晴らしさを……』

 

プー

『じゃあそれは分かったから行っていいな? それじゃ』

 

オレンジキッド

『いやいや、まだ伝え終わってません! いいから私の話を聞きなさい!』

 

 

りんご

「走れ……走れ……! 時間が無い! 残り2分だ!」

 

賞金リセットまで残り2分

 

りんご

「あっ……サムスさん?」

 

サムス

「弁髪の男の子を見つけないと……あれ?」

 

りんご

「見つけた! 見つけた! これがタコけしマシンです! 後は私に任せてください!」

 

サムス

「大丈夫? まだ走れる?」

 

りんご

「大丈夫です……頑張れる、頑張れる、頑張れる!」

 

サムス

「デパートの真ん前だから! お願いね!」

 

 

カリンカ

「ゼルダさん? どうします? 辿り着いたけど……」

 

ようやく、賞金リセット装置に辿り着いたカリンカとゼルダ

 

ネス

『タコけしマシンっていうのがあればこれ消せるかもしれないんだけど……』

 

ゼルダ

「そんなの持ってないから、今のところどうしようもないわね……」

 

 

りんご

「あそこだな? 他の皆が集まっているということは。 おーい! 皆! これ使えばいいって!」

 

 

ゼルダ

「あっ、りんごちゃん!」

 

カリンカ

「何か、機械みたいなの手に持ってる……あれがタコけしマシン? それを使えばいいの?」

 

遂にりんごが、賞金リセット装置の元に到着した!

 

りんご

「これ……? このタコの機械に……?」

 

 

ネス

『あっ、紛れも無くそれはタコけしマシン! ボタンを押したら光が出るからそれをこの鉄のタコに向けて!』

 

りんご

「タコけしマシンが自分を使えと私を呼ぶ……皆を救えと私を呼ぶ!」

 

カリンカ

「もう時間無いんだからさっさと押しなよ……」

 

りんご

「それでは皆さん……タコけしマシンの力、とくとご覧あれ! 3,2,1…………レッツ、ドーン!」

 

カッ……!!

 

りんごが機械のスイッチを押した瞬間……一瞬の光が放たれた

 

りんご

「どうだ……命中!?」

 

カリンカ

「あっ、消えてる! ヤッター!」

 

ゼルダ

「すごいチカラ! 一瞬の光だけなのに……」

 

りんご

「これでミッションクリア!」

 

 

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ピリリ、ピリリ、ピリリ

 

アルル

「やった! ミッションクリア! 『あんどうりんごにより、賞金リセット装置は消された』」

 

 

ブルース

「『逃げ切ったときの賞金は変わらず96万円だ』。 ふう……間に合ったか」

 

 

サムス

「りんごちゃん……やるぅ!」

 

 

カービィ

「あーぶなぁーい! 結構ギリギリの所じゃなかったかな。 でもすごいな、りんごちゃんって」

 

 

りんご

「あ……これあなた方にお返しします。 弁髪の少年から返してあげてくれと言伝を承りましたので……」

 

ネス

『あ……そりゃ、ま丁寧にどうも……アップルキッドさんのものなんだけど』

 

 

残る逃走者は、あと7人!!

 

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