逃走中 ~森の果実にご用心~   作:ハルカン

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ミッション4 逆転

オレンジキッドの新発明品が、スイッチを入れたら爆発した頃……

 

エリア南、ゲームスタート地点では……

 

ゲームを始める際にアルルがひっくり返した砂時計が再びひっくり返された……

 

 

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ゼルダ

「あれ……? おかしいですよ、時間が……」

 

 

ブルース

「さっき3分切った所だよな? 3分11秒……12秒……13秒って増えてるぞ!? しかも賞金も減っていってる!」

 

 

カリンカ

「何コレ何コレ……?」

 

 

りんご

「何と言うか……とりあえず言えるのは前例の無い展開が巻き起こってる様子ですね。 ……カオス!」

 

 

サムス

「そろそろ逃走成功だと思っていたのに! 何が起きたのよ!?」

 

 

その様子を見ていた、ゲームマスター・カンティーヌ

 

そして『MISSION』と表示されたモニターをタッチした……

 

 

カービィ

「うわもう残り3分30秒まで増えちゃったよ……」

 

ピリリ、ピリリ、ピリリ

 

カービィ

「うわっと……メール、メール、メール……」

 

 

牢獄

 

ピリリ、ピリリ、ピリリ

 

バド

「うわ、また確保情報か!」

 

ルルー

「今度は誰かしら?」

 

シェゾ

「いや……違う。 確保情報じゃない。 『ミッション4』?」

 

リュカ

「え!? 残り3分でまだミッションあるの?」

 

シェゾ

「『ゲームスタート地点に置かれた砂時計がひっくり返され、ゲーム時間が逆転を始めた。 これにより現在残り時間は1秒ずつ増え続け、更に現在賞金は1秒200円ずつ減少している』」

 

 

 

カリンカ

「バッカじゃないの!?」

 

 

ゼルダ

「減っていってる……完璧に減っていってる……ああ、あっという間に1万円減った」

 

 

MISSION4 逆転した時間を戻せ!

 

エリア南のゲームスタート地点にあるゲーム時間を司る砂時計が、オレンジキッドの発明品により反転

 

これにより現在残り時間が1秒ずつ増え続け、賞金は200円ずつ減少している

 

このままでは、ゲームは永遠に終わらない

 

ゲーム時間を元に戻すには、再びこの砂時計を反転させなければならない

 

 

サムス

「これでエリア南まで行かなきゃいけないのか……」

 

 

りんご

「何だか今回は、非科学的な話をこれでもかと詰め込んでいるようだ……とりあえず、向かわなければ!」

 

 

ブルース

「このまま南に行こう……これをやらなきゃクリアできないというならやるしかない……迷ってたら残り時間が増えるだけなんだ……!」

 

 

ただちに動き出した逃走者達! しかし、一番エリア南に近いカービィは……

 

カービィ

「減っていってもい、減っていってもいい……いや動いたらいるんだよハンターが……4体居るんだからこのエリア」

 

動く気が無い……その背後から

 

 

ピーーーーーーーーーーー

 

ハンターが接近

 

 

カービィ

「いやあの……砂時計をもっかいひっくり返さないとゲーム時間が元に戻らないんだってさ……でそれ誰かがやらなきゃいけないんだって……でも僕は他の人に譲る、その役」

 

カービィは全く気付いていない……

 

 

ピーーーーーーーーーーー

 

 

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カービィ

「もう僕のさっきまでの原動力であるバナナパワーは切れちゃったから……何だか、ドンキーみたいなこと言ってるな、僕。 うわぁ、来たあ!」

 

 

ピーーーーーーーーーーー

 

 

カービィ

「うわはは……ダメ、もう無理だ……」ポン!

 

 

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動かなくても、ハンターは神出鬼没……

 

カービィ

「あ~……お腹空いた」

 

 

りんご

「とにかく……出来るだけ時間を掛けずに砂時計を戻さないと残り時間は増える一方……」

 

スタッフ

「ミッション行くんですか?」

 

りんご

「あったりきよ! 逃走中は終わりが無ければ意味が無い!」

 

 

ゼルダ

「どうしよう、行こうと思うけどあっちにいるわね……向こう行って向こう行って……」

 

こちらも砂時計へ向かおうとするゼルダ、しかしそれをハンターが足止め……

 

ゼルダ

「ダメ! こっちに来たわ……もう、いる……いっぱいいるし」

 

このままでは、ゲームは全員確保されるまで終わらない

 

 

ブルース

「ヤバイな……そろそろ2分経って残り6分……そんなことより、ハンターがいないかどうか確認」

 

周りを警戒しながら歩を進めるブルース

 

ブルース

「そこの影を……うわあ! 出たか!」

 

ピーーーーーーーーーー

 

出くわした……

 

ブルース

「何なんだ……オイオイ!」

 

ピーーーーーーーーーーポン!

 

 

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ブルース

「しくじった…………!!」

 

動いても、ハンターは神出鬼没……

 

ブルース

「あの出方じゃしょうがない……」

 

 

シェゾ

「確保情報……ブルース確保!」

 

バド

「お? これで後残ってるのは……?」

 

アルル

「りんごと? カリンカちゃんと?」

 

ウルフ

「あとはサムスにゼルダの4人か……」

 

リンク

「見事に女の子だけだね……」

 

オリマー

「今回の男どもはだらしないですねぇ……まったくもう」

 

 

りんご

「このままドカンと向かったらハンターいるかな……? でも…………よし。 ……行っちゃお。 ダッシュしましょう、ダッシュ!」

 

一気に、砂時計へと向かうあんどうりんご!

 

遂にスタート地点のすぐ傍まで辿り着く!

 

りんご

「どこだったっけ? どこだったっけ? 始まりの場所……思い出せ、思い出せ……ちょっと待って落ち着け自分!」

 

焦って、冷静さを失うりんご

 

りんご

「手にえっと……林檎って漢字を書いて……飲み込む! よし、あ、あれだ!」

 

落ち着きを取り戻し、砂時計を目視

 

りんご

「これか! よし! どうだ!」

 

りんごの手により、再び砂時計がひっくり返された

 

 

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りんご

「えーっと……あれ、これだけでいいんですか? え、これだけ? もう……仕事終わっちゃった?」

 

りんごの活躍により、逆転した時間は5分強

 

 

シェゾ

「あんどうりんごの活躍でミッションクリア!」

 

バド

「うわあ、スゲエ! 今回一番頼もしいなあ!」

 

 

ゼルダ

「……賞金上がってます。 元に戻ってる! 200円に上がってる」

 

 

サムス

「りんごちゃんが迅速に行動してくれたわ……」

 

 

カリンカ

「嬉しい……感謝しなくちゃね……りんごちゃん、ありがとう!」

 

 

りんご

「…………」

 

スタッフ

「どうしました?」

 

りんご

「いや、冷静に考えて想像以上にとんとん拍子にことが運んだもので……ミッションクリアに対するリアクションをとり損ねました。 うわぁ~……この自分で自分を殺した感、ハンパないな」

 

 

 

ゲーム時間は残り8分。残る逃走者は4人!!

 

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