逃走中 ~森の果実にご用心~   作:ハルカン

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ゲーム終了

 

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残る逃走者は遂に、サムス・アランとあんどうりんごの2人!

 

 

りんご

「もうちょっと砂時計早くやってれば、もうゲーム終わってたかな……そう思うと後悔の所も……無いわけではなく、でも今更言ってもというのも心の片隅にありつつ……」

 

逃走中初参戦にも関わらず、果敢にミッションに挑んできたあんどうりんご

 

りんご

「それにしても初めてにしては頑張ってますよね、私? 自分で言うことではないかもしれませんけど。 このドキドキは何というか……いや、言葉で表現するには私の語彙力でも足りないほど!」

 

 

サムス

「どうしよう……。 こんなところまで来たのは過去ほとんど無いわよ、私……」

 

りんごとは対照的に今回で4回目の参戦となるサムス・アラン。 念願の逃走成功まであと一歩というところに迫っている

 

サムス

「来た来た来た来た……後4分! 落ち着いて……落ち着いて私!」

 

 

逃げ切れば、賞金96万円

 

しかしエリア内の4体のハンターに確保されれば、賞金は一瞬にしてゼロ

 

 

ゲーム終了まで、あと4分!

 

りんご

「お、時間逆転前の時にようやく戻った。 あの時は6人も仲間がいたのに、今となってはもう2人って……末恐ろしい」

 

そんなりんごの前に現れたのは……

 

りんご

「やばいぞやばいぞ……私、今遠くにハンター見ました」

 

 

ピーーーーーーーーーーー

 

 

りんご

「はぁ……はぁ……」

 

遠くのハンターを目撃したりんご。 彼女の視力は……5.0

 

りんご

「4体いるのか……これきびいな! ヤバイです……」

 

 

ゲーム終了まで残り3分

 

 

サムス

「これハンターがどこ通るかってのもちゃんと確認しとかないといけないのよ……」

 

ピーーーーーーーーーーーーー

 

サムス・アランの前方にハンター

 

サムス

「います……ハンター。 ハンターの背中を見とくようにすれば安全」

 

こちらも見つかる前にハンターを目視した。 しかし……

 

 

ピーーーーーーーーーーーーー

 

その背後から、もう1体……

 

ピーーーーーーーーーーーーー

 

 

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サムス

「はぁ……はぁ……大丈夫? うーわっ! いたわ!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーー

 

サムス

「やばい、やばい、やばい……嘘!」ポン!

 

 

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サムス

「あー来ちゃった後ろから前のハンターと距離とってたのにでも後ろから颯爽と現れた……私の確保って大体こんな感じなんだよなあ。 逃げ切るコツは理解してるつもりでも大抵変な油断しちゃうんだよなあ……」

 

ゴール目前で、戦線離脱

 

ゲーム終了まで残り2分

 

 

ピリリ、ピリリ、ピリリ

 

シェゾ

「うわあ、来たぞ! またメールが!」

 

オリマー

「嘘、誰!? 誰!?」

 

シェゾ

「確保情報サムス・アラン確保!」

 

カービィ

「サムス捕まった!?」

 

リンク

「え? じゃあ後りんごちゃんは?」

 

アルル

「りんごだけ? 残ってるの!?」

 

 

残るは……あんどうりんご、ただ一人

 

りんご

「うわ……遂に……遂に残り1人ですか……?」

 

対するハンターは、4体……

 

りんご

「人影が見えるだけでハンターかどうかをまず疑わなければならない……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーー

 

りんご

「うわ……! 見えた!」

 

再び遠くのハンターを目撃

 

ピーーーーーーーーーーーーー

 

 

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しかし、ハンターにも見つかった……

 

 

りんご

「はぁ……はぁ……」

 

ピーーーーーーーーーーーーー

 

 

りんご

「うわあ! 見つかっちゃってたパターン!?」

 

ピーーーーーーーーーーーーー

 

りんご

「おおう! 早い! 早い! 早いって!」

 

ピーーーーーーーーーーーーー

 

りんご

「あかん……あかん……あかーん!」ポン!

 

 

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りんご

「捕まりましたあー! 展開が急すぎる……」

 

ぷよぷよ主人公あんどうりんご。 最後の最後に……ばたん、きゅ~……

 

りんご

「確保だ確保だかーくーほーだー、K・A・K・U・H・O・か・く・ほ! 出直してきます……」

 

 

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シェゾ

「全員確保か……」

 

バド

「仕方がないな、コレは」

 

アルル

「嘘でしょ~……?」

 

コピーロボット

「まあ、こんなこともあるさね。 ククク……」

 

 

りんご

「何であんな早いの!? ハンター! びっくらこいた!」

 

ウルフ

「びっくらこいたって、テメェいつの人間だ?」

 

ボンバーマン

「いや、ホント今回、ほんの数分前までは5,6人逃走成功するんじゃねえか? って思ってたんだぜ」

 

ルルー

「それが、この体たらくだもの。 もっとしっかりしてほしいわ、皆」

 

カービィ

「おたくもその一人じゃん……」

 

ブルース

「全くもって自分の未熟さを痛感してしまう回になってしまった……」

 

オリマー

「いやー、かなり難易度高かったですね今回は」

 

キキーモラ

「逃走中は最後まで何が起きるか分からないっていうのが垣間見えましたね」

 

サムス

「あ~でも、悔しいわ……惜しかったのに、もうちょっとだったのに……」

 

ゼルダ

「とにかく次回は、逃走成功を出すようにリベンジしましょう!」

 

りんご

「そうですね……あれ? 何ですか? あれは……」

 

オリマー

「人間……? じゃなさそうですね。 手紙のようなものを持ってますけど」

 

牢獄に、謎のアンドロイドが手紙を持って現れた

 

りんご

「え……私に? ありがとうございます……くちばし系男子ロボットさん」

 

ルルー

「何よ……? 私にくれるっていうの?」

 

カリンカ

「あら……私にも?」

 

ブルース

「何だ? ……随分アヤシイ手紙だが」

 

手紙を渡されたのは、あんどうりんご・ルルー・カリンカ・ブルースの4人

 

りんご

「内容一緒みたいですね……『あんどうりんご殿 貴殿を私の考案した新サバイバルバトルゲーム・戦闘中に招待する ゲームマスター・クライン』」

 

カービィ

「あれ? 僕さっき戦闘中って書いてあるポスター見たよ?」

 

アルル

「逃走中の次は戦闘中になるってことかな?」

 

シェゾ

「しかもゲームマスター・クラインとは初耳だな。 カンティーヌじゃなかったのか?」

 

コピーロボット

「それでお前ら4人に直々にオファーが来たって訳? スカウトって感じじゃね?」

 

ブルース

「面白い……受けて立とうじゃないか」

 

ルルー

「戦闘本能がカギを握るようね……逃走中よりも私はやる気がみなぎるわよ!」

 

カリンカ

「うん……私も出よう!」

 

りんご

「…………まあこんな招待のされ方しちゃったら、出ないという決断をするほうが勇気のいることだろうな。 というか、半ば強制的に出ろってことですね」

 

アルル

「そういうツッコミはやめよう? りんご」

 

りんご

「……というわけで次回は新ゲーム戦闘中! お楽しみに!」

 

シェゾ

「勝手にしめるな!」

 

 

 

場所は、謎の世界……この世界のゲームマスター・カンティーヌは、逃走中を開催するためのアンドロイド『ハンター』を度重なる実験と研究で作り上げる

 

ハンターの恐怖、そして逃走者それぞれの人間模様を映し出す『逃走中』というエンターテインメントゲームを完成させ、成功させた

 

「今回も無事に終わったか……」

 

そして今回もゲームを成功させ、胸をなでおろす様子のカンティーヌ

 

『ゲームデータを保存しますか? YES NO』

 

カンティーヌはイエスをタッチした

 

WARNING WARNING WARNING

 

「…………!? 何だ?」

 

「……ハッキングだな」

 

「……!? どうしてお前が!?」

 

そこに現れたのは、カンティーヌと共に働いている男

 

「今回は仕事は与えなかったはずだが……」

 

「なあに、ちょっと俺のゲームへのプレイヤーを吟味してただけだ。 それより、それもうデータをコピーされちまったようだぞ」

 

「…………だとしたら、しばらく逃走中は控えて様子を見た方がよさそうだな」

 

「じゃあよ……間隔を空けるのももったいねえから……俺のゲーム、試してみないか?」

 

「お前のゲーム……? あの奇妙なアンドロイドを使うと言っていた奴か?」

 

「アンタのこの司令室とはまったく別の場所で作ってた奴だからコピーはされてないぜ。 それに……もう何人か今回からプレイヤーをピックアップした。 ちょっとお前のデータにクロウを送り込んで招待状を出してやったよ」

 

「……いつの間にか。 お前は食えない奴だな……。 いいだろう、逃走中休止期間はお前に任せる」

 

「ありがとさん……フフフ」

 

「お前が……『ゲームマスター・クライン』として行う……新ゲーム、戦闘中とやらを楽しみにさせてもらう」

 

そう言いながら二人はそれぞれ別の部屋へ戻っていった……

 

果たして、次回待ち受けているゲーム戦闘中とは……そして逃走中の運命は!?

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