建物の陰の、ゴミ箱の裏に隠れるシェゾ・ウィグィィ
シェゾ
「はぁ……はぁ……はぁ……今、自首したら賞金は30万円か……」
シェゾ
「30万円でかいな……」
ミッションに動いたが、ことごとく空回りし続け体力をかなり消耗してしまっている……
スタッフ
「……自首するんですか?」
シェゾ
「自首するにしても……まず、この体力じゃ電話まで行けないだろ……やっぱりミッション動くんじゃなかった……」
コピーロボット
「今自首したら30万円がポーンって手に入るって事だよね? で、捕まったらポーンて飛んでくってことだよね?」
エリア内2箇所に設置された自首用電話から、自首を申告すればその時点までの賞金を獲得できる
コピーロボット
「30万あったら結構いっぱいイイモノ買えるから、自首しちゃおうかな……なーんて、うっそぴょーん。 キャハハハ!」
余裕を見せるコピーロボット、しかし…………
ピーーーーーーーーーーーー
コピーロボット
「うおっ!?」
ピーーーーーーーーーーーー
コピーロボット
「危なっ……!」
間一髪建物の陰に隠れ、ハンターに気付かれずに済んだ……
コピーロボット
「今、見てる人ビックリしたんじゃないかな? ここで見つかって捕まったらただのピエロじゃん、俺…………」
ハンターは、油断も隙も無い……
カービィ
「ここ何? 誰か住んでるのかな?」
カービィがやって来たのは、オレンジキッドの家の前
オレンジキッド
「やあ、君。 私の名前はオレンジキッドと言います」
カービィ
「え、僕のこと? 何?」
オレンジキッド
「実はこれを誰かにあげようと思いましてね……」
カービィ
「何? この機械……」
オレンジキッド
「この装置の名前は何と私の新発明……グレートオレンジマシーン2! 略称グレオレマシーン2です!」
カービィ
「……………………???」
オレンジキッド
「これをあげるから、世界平和のために役立ててくださいね!」
カービィ
「…………ありがとう。 どーも……」
グレオレマシーン2を貰ったカービィ。 果たして一体何に使うのか…………?
カービィ
「役に立つのかな? これ……後でちょっと使ってみようか。 スイッチ付いてるし。 ひょっとしたらハンターに使えば止めてくれるとかそういうのがあるかもね」
ワイリー
「シッ……あの辺を歩いているんじゃないのか……」
ロックマンシリーズの悪役として知られている、Dr.ワイリー。 移動をやめ、一箇所に留まるようだ
ワイリー
「ワシがウロウロしておったら自殺行為以外の何者でもないぞ……しかもハンターが1体増えておるのだからな。 状況じゃ状況」
この年齢で、移動はキツイ……
ワイリー
「こんなもの80分も続けておったら、寿命が何年縮まるか分からんのぉ……」
スタッフ
「目標金額はいくらですか?」
ルルー
「当然……満額96万円よ。 何を言わせるのかしら?」
スタッフ
「一応ですね、途中で自首するという手段もあるんですが……」
ルルー
「はぁっ、自首!? それは負けよ! 負けと一緒よ! 何てだらしのないことをおっしゃるのかしら!?」
この女に、自首という選択肢は無い……
ルルー
「……いけないわ、こんなはしたない姿をあの方がご覧になってしまったら……あなたのせいよ!」
スタッフ
「すいませんでした……」
カービィ
「何か親切そうなお兄さん……オレンジキッドって人だったっけ? その人から貰ったんだけど……ちょっと今……周りハンターいないし何が起こるか試してみる?」
発明家のオレンジキッドから、謎の機械を貰ったカービィ
カービィ
「もしかしたらハンターに使うのかもしれないけど……結局用途教えてくれなかったしあの人」
早速使用してみるようだ…………
カービィ
「じゃあスイッチ入れるよ? 行くよっ!」ピッ
『OHー! オレンジキッド! AHー! オレンジキッド!』ピッ
カービィ
「何これ、何これ、何これ……?」
スイッチを入れたら、オレンジキッドを讃える歌詞が流れ始めた……
カービィ
「え……何? 何この機械? 何なの……? すごい大音量で流れたんだけど、よく分かんない音楽が……」
カリンカ
「あれ……? あそこに大きめのネズミがいるけど……」
ネズミを見つけた、カリンカ
マウス
「我輩はマウスである。 名前はまだない」
カリンカ
「うわあ、喋った……いや、喋ってるのかな? これは。 どっちかって言うとテレパシー的な感じで?」
マウス
「あ、我輩がここにいたら邪魔だったな。 失礼」
そう言うと、ネズミは遠くへと走り去っていった……
カリンカ
「何だったんだろう? あと別に邪魔じゃなかったんだけどな……何なら珍しいからもうちょっと喋りたかったけど」
カービィ
「いらない、いらない、いらないよ! 何これ? 何か持ってたら悪いこと起こりそうなんだけど」
邪魔な機械を押し付けられてしまったカービィ
カービィ
「ホントに何の役にも立たないのかな? ……いや、何かあるんじゃない? もう一回スイッチ入れてみましょうか」
『OHー! オレンジキッド! AHー! オレンジキッド!』ピッ
カービィ
「絶対これ邪魔なだけだって……」
有効活用の仕方が思い浮かばない……
カービィ
「これ持ってても何のいいこと無いでしょ……とりあえず持ってはいるけどさ……走ってる最中にスイッチ入ったりしないように気をつけなきゃ」
ウルフ
「幼稚園か? ありゃ……」
幼稚園らしき建物に近付くウルフの視線の先には……
ウルフ
「あれ……? あいつ、もしかして……」
ネス
『あ、そうなんだ……ジェフはアップルキッドさんのところにいるんだね?』
ポーラ
『だからとりあえずこのサンドイッチを持ってってあげて』
ネス
「分かった……それじゃあね、ポーラ!」
ウルフ
「あいつ、ネスだよな……おい! おい!」
どうやら、見知った顔を発見した様子
ネス
『あれ、ウルフ? 何してるの? こんなところで……』
ウルフ
「いや……例のゲームだが」
ネス
『え? 例のゲーム?』
ウルフ
「っていうかお前も出たことあるだろうよ……それよりもよ……お前は何でこんなところに? 別にプレイヤーってわけじゃねえだろ?」
ネス
『ちょっと昔世話になった人に会いに行こうと思ってね……あと返さなきゃいけないものもあるんだ。 ほら、これ……』
ウルフ
「何だ? この機械……」
ネス
『これ、こけしけしマシンって言うんだよ! 文字通りこけしを消すことが出来るんだ』
ウルフ
「……はぁ? こけしを消す……? 何の役に立つんだ、んなもん……」
ネス
『いやいや旅の途中これ役に立ったんだよ? 1回だけだけど。 まあ、色々とね……で、これを返しに行くところなんだ』
ウルフ
「へぇ……」
ネス
『まあそういうことだから……じゃあね!』
ウルフ
「うーん……この辺はアイツの縄張りなのか? だとしてもよ……」
キキーモラ
「怖い……ここいたら捕まりそうですよ……あっち行ったら逃げ切れるような気がする……」
ハンターの恐怖に、じっとしていられないキキーモラ
しかし……その近くに、ハンター
ピーーーーーーーーーーー
キキーモラ
「いないよね……よし。 いないよね……よし」
全く気付いていないキキーモラ
ピーーーーーーーーーーー
キキーモラのいる建物の反対側に……ハンター
キキーモラ
「あっち行っちゃおう……」
ピーーーーーーーーーーー
ハンターが気付く前に移動……
キキーモラ
「ここにいれば……あれっ?」
シェゾ
「何だよ……ぜぇ、ぜぇ……キキーモラ……」
先客がいた……
ピーーーーーーーーーーー
キキーモラ
「この辺、ハンターいないよね? シェゾ」
シェゾ
「俺に聞くな……少し休ませてくれよ……」
ピーーーーーーーーーーー
キキーモラ
「ハンター怖いからさ……ちょっと一緒に行動してくれない?」
シェゾ
「はぁ……?」
建物の陰からシェゾを出すキキーモラ
シェゾ
「休ませろって言っただろう……なんだよ。 今俺はちょっと歩くのもキツイんだ」
ピーーーーーーーーーーー
シェゾ
「うわっ!」
キキーモラ
「キャーッ! 出たー!」
ピーーーーーーーーーー
シェゾを置いて方向を変え走り出すキキーモラ。 ハンターが視界に捉えたのは……
シェゾ
「はぁ……はぁ……はぁ……」
限界寸前の、シェゾ・ウィグィィだ……
ピーーーーーーーーーーポン!
バタンッ
シェゾ
「はぁ……はぁ……はぁ……もうダメだ……無念だ……」
完全燃焼……
キキーモラ
「出たよー! 怖い、ハンター! あんな間近で見ちゃいましたよ、ハンターを……」
シェゾのお陰で、確保されずに済んだようだ
アルル
「確保情報……あっ、シェゾが捕まっちゃった~残り15人だよ。 声が本当に死にそうだったもん」
リュカ
「怖いよ! 本当に……えー、あと50分くらい? このドキドキがあと50分も続くかもしれないんだ……」
ここまで4人が確保された
残る逃走者はあと15人