アイドルの幼馴染みはスクールアイドル(休止中)   作:小鳥と点心

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 皆さん明けましておめでとうございます。

 新年一発目です。今回は会話文多めです。


 それではどうぞ。


本音

絵「どうにかしなくちゃいけないんだからしょうがないじゃない!」

 

 

 

 

 

 

 うへー。聞いたらまずいやつだよな。まあ、とりあえず聞いて見ようかな。

 

 

 

 

 

絵「私も好きなことしてどうにかなるんならそうしたいわよ」

希「……」

絵「自分が不器用なのは理解してる。でも

 

 

 

 

 

 

 

 

 今さらアイドルを始めるなんて私が言えると思う?」

 

 

 そう言って絵里先輩は走ってどこかに行ってしまった。

 

 

俺「大丈夫ですか希先輩」

希「松崎くん!?今の聞いてたん?」

俺「たぶん途中からですけど」

希「そっか」

俺「それでどうするんですか」

希「なんのことや」

俺「希先輩の希望って希先輩と絵里先輩も入っているんですよね」

希「何でも知ってるんやね」

俺「何でもは知りませんよ。知っていることだけです」

希「ここでネタを入れてくるとはね」

俺「作者に聞いて下さい」

希「作者?なんのことや」

俺「いえ、こっちの話です」

 

 茶番はここまでにして俺も動きますか。

 

俺「それでどうして欲しいんですか?」

 

 これが一番重要なのだ。

 

希「えりちの話を聞いてあげて欲しいんや。そしてできれば叶えてあげたい」

俺「はぁ、わかりました。ですが先輩も手伝って下さいね」

希「わかった」

俺「頃合い見て来てください」

希「どこにや」

俺「絵里先輩のいる場所はすぐにわかるでしょ」

 

 そう言って穂乃果の携帯にメッセージを入れておいた。さて、がんばりますか。

 

 

 

 

 

絵「私のやりたいこと………」

俺「ここにいましたか」

 

 絵里先輩を探して色んなところをまわってやっと見つけた。てか、講堂とかいかなくてよくなかったか?

 

絵「誰かと思ったらあなただったのね」

俺「先ほどのやり取りを見てましたから。その後、希先輩に頼みごとをされたので来ました」

絵「そう、馬鹿にしにきたわけではないのね」

俺「なんで先輩のことを馬鹿にしなくちゃいけないんですか?」

絵「え?」

俺「だってそうでしょ。俺は先輩が廃校を阻止しようと頑張っているのは知ってます。頑張っている人を馬鹿にするとかそれこそ馬鹿だと思います」

絵「じゃあなんで私のしようとしたことは認められなかったのよ」

俺「それは多分生徒会長としての提案だったんですよね」

絵「当然でしょ」

俺「この中に絢瀬絵里としての気持ちはあったんですか?」

絵「え」

俺「その提案の中に先輩が本気でやりたいという気持ちはあったんですか?」

絵「それは……」

俺「少しぐらいわがまま言ってもいいと思います」

絵「それはどういう……」

俺「本当にやりたいことを始めるときなんてべつに強い思いとかはあまり必要ないと思います」

絵「……」

俺「俺の知り合いにもともと歌が好きな人がいたんです。その人は今では人気歌手ですけど、その人が歌手になろうと思った理由ってなんだと思いますか」

絵「自分の歌で聞いている人を笑顔にしたいとかかしら」

 

 普通ならそう思うよな。俺も本当の理由を聞いたときは笑ったな。その後どつかれたが。

 

俺「いいえ、「新しい歌を一番早く歌いたい」だったんですよ」

絵「は?」

俺「そう思いますよね。俺も聞いたときはその反応でした。その後笑い転げてましたけど」

絵「それは失礼じゃないかしら」

俺「それについては反省してます。ま、何が言いたいかというと、何かを始めるにはちょっとの好奇心があれば十分なんです」

絵「でも、それとこれとは違うじゃない」

俺「同じですよ。ありきたりですけど、やってみなくちゃわからないって言うじゃないですか。興味本意で始めたことが大きくなっていくことだってあります。それに何か目的を持ってやるんだったら自分を押し殺してするより、自分を解放して楽しんでする方が断然いいです」

絵「でも今さら……」

俺「あいつらですよ。気にしないと思います」

 

 話していると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂「絵里先輩!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 穂乃果が教室の入り口に来ていた。ナイスタイミング。

 そして穂乃果が教室に入ってくると

 

 

 

穂「絵里先輩、μ'sに入ってください」

絵「え?」

 

 手を出してそう言った。

 

穂「μ'sに入って一緒に歌って欲しいです。スクールアイドルとして」

 

 しかしまだ絵里先輩はためらっていた。

 

俺「べつに入ってもいいと思いますよ。さっきも言いましたが何かを始めるなんて興味本意で十分です」

 

 そう言うと絵里先輩は笑って手を握った。

 

穂「絵里先輩」

こ「これで8人」

希「いや、9人や」

穂「希先輩?」

希「うちを入れて9人や。このグループは9人になったとき未来が開けるって占いに出てたんや。だからつけたん。9人の歌の女神 μ's ってな」

穂「え!?じゃあこの名前希先輩がつけたんですか!?」

希「そうや。まあ、どっかの誰かさんはとっくに気がついていたようやけどな」

 

 そう言って俺の方を見た。

 

穂「え?聖矢君知ってたの?」

俺「まあな」

穂「なんで教えてくれなかったの」

俺「今回の話のネタが減るから」

穂「え?」

俺「気にしないで」

 

 パン!

 

絵「さ、いくわよ」

穂「え、どこに?」

俺「練習に決まってるだろ、3バカトリオのかたわれ」

穂「ちょ!辛辣すぎ」

 「「「あははは」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 学校説明会当日

 

 

 

 

 

 

 

 

穂「これから歌う曲は私たちが9人になって初めてできた曲です」

 

 

 

 

 

穂「聞いてください」

 

 「「「僕らのLIVE君 とのLIFE」」」

 

 

 

 

 

 

 

 「いい曲ですね」

 

 動画を撮っていると突然声をかけられた。

 

俺「えっと雪穂さんだっけ」

雪「はい、それと年下に対してさん付けはちょっと」

俺「ああ、そうだったね。それで、そちらの方は?」

 「絢瀬亜里沙です」

俺「亜里沙ちゃんね。スクールアイドルすきなの?」

亜「はい、大好きです。見ていると凄く元気が出るんです」

俺「それじゃあ高校に入ったらスクールアイドルに?」

亜「はい、雪穂と一緒に」

雪「ちょっと、私聞いてないよ」

亜「だって今言ったもん」

俺「あははは、まあ頑張ってね」

 「「はい」」

 

 動画を撮ることに意識を戻した。

 

俺「楽しそうだな」ボソ

 

 俺の呟きはライブの後の歓声と拍手にかき消された。

 

 

 

 

 

 

 

俺「みんなお疲れー」

 

 人がいなくなってきたのでいつもの仕事をするために頭を切り替えてみんなのところに走って行った。




 どうも、小鳥と点心です。

 ついにのぞえりが入って9人になりました。やっとμ'sが、本格的に動き出しますね。

 今回、話の中にちょいちょいネタを少し変えて入れてみました。わかる人はわかるでしょ。話の中で俺こと松崎 聖矢が動画を撮っていました。これはあることに使います。さて、なんでしょう。

 楽しみにしていてください。





 今回も誤字などがありましたら報告お願いします。


 では、また次回お会いしましょう。
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