アイドルの幼馴染みはスクールアイドル(休止中)   作:小鳥と点心

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 こんにちは、小鳥と点心です。


 …………正直何も書くことがないです。



 まあ、そんなわけでどうぞ


正夢

 気がついたら白い空間に立っていた。

 

 

 どこだここ?

 

 そう思った瞬間周りが急に眩しくなり思わず目を瞑った。

 そして気がついたらどこかの部屋にいた。

 というか親父の部屋だ。

 そして前を向いて飛び込んできた光景に驚いた。まあ、目の前に自分が居たら誰だって驚くわな。だってVRでしか体験できないような光景を見ているんだからな。

 とりあえず自分の腕をつねってみた。

俺(うん、痛くない。というかこう言う体験したの初めてだな。これがいわゆる夢だからつねっても痛くないってやつなのかな?)

 まあ、とりあえずこれが夢だと仮定しよう。何の話をしているのかが気になった。何しろ目の前には俺(夢の中に出てきている方)、俺の両親、陽奈子さんが居るからだ。しかも4人の空気が微妙に重い。

 とりあえず耳を澄まして見ることにした……

 

父〔聖矢、突然で悪いんだが来年の4月から音ノ木坂学院のテスト生として1年間音ノ木坂に通ってくれないか?〕

俺〔は?〕

俺(え?どゆこと?急に)

俺〔て言うか音ノ木坂って女子高だよね。何故に俺がそんなところに?〕

陽〔うちの学校、生徒数が少ないってことは知っているわよね〕

俺〔ええ、よく電話で長々と愚痴ってますからね〕

陽〔その節は大変失礼しました〕

 

 そうなのだ。俺はよく陽奈子さんの愚痴(主に学校の生徒数が減少していることに関して)を長々と聞かされているのだ。ついこの間は夜中の3時に電話で起こされてたっぷり3時間聞かされた。おかげで1日中眠くて練習が身に入らずコーチに怒られたことを覚えている。

 

陽〔で、さっきの話なんだけどかなり切羽詰まった状態なの。もしかしたら今年度で募集を取り止めることになるかもしれないの〕

母〔それに音ノ木坂って私とひーちゃんの母校でしょ?それが無くなるのは寂しいから〕

俺〔で、何でそれが最初の言葉に繋がるの〕

陽〔学校での会議で挙がった対応策の一つで共学化があったの〕

俺〔そうなんですか。でもそれってかなり反対意見が出そうですね〕

陽〔そうなの。だからまずはテスト生を受け入れて様子を見てみようってことになったの〕

 

 確かにすぐに共学化なんて言ったら生徒の親から反対意見は出るだろうな。そして、生徒も不安になる。テスト生の案は妥当だろう。だからこそ疑問が出る。それは当然のことだろう。

 

俺〔何故、俺なんですか?そもそも俺まだ日本だと来年小6になるんだよね。さすがにおかしいでしょ〕

母〔学力は問題無いでしょ〕

俺〔いや、そっちの問題じゃないんだけど〕

母〔じゃあなに?見た目だったら問題ないと思うけど。周りも11歳に見えないって言っているけど〕

 確かに11歳で身長165cmはでかい。おまけに体格もそこそこ良い。見違えられてもおかしくない、が

俺〔それこそ問題だよね!完全に年齢偽ることになるよね!〕

陽〔それについては問題ないわ。関わる人にだけ本当のことを話せばいいから〕

母〔それにね、この話はマネージャーとかにもしてあるの〕

俺〔え、うそ!?〕

父〔本当だ。しかもこの話をしたら逆に勧められたぞ〕

俺〔どうしてそうなるの!普通、反対するでしょ!〕

母〔反対されると思って聖矢が6歳までしか日本にいなかったってこと話したらこうなった〕

父〔それに、「まだ正式にデビューしていない路上ライブの時から頑張っているんだから1年ぐらい休憩しても誰も文句は言わない」とか、「むしろ、日本に行って日本の文化に触れてきた方が曲のレパートリーが増える」とか言ってたぞ〕

俺〔うっ、確かにそうだけど〕

 

 ああ、外堀ってこうやって埋まっていくのね……

 

母〔で、どうするの?あんたの返事次第で今後の動きが変わって来るのだけど〕

父〔せっかくいろんな人が勧めてくれているんだし日本に帰ってみたらどうだ?〕

俺(いやでも〔皆が勧めてくれているならその話は受けようかな〕……は?)

俺(いやいやいや、何言ってんだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  pipipipipipipi

 

 

 

 

 

俺(なんだ今の夢……にしてもさっきのって寝言?なんだよな。それに今の夢妙にリアルだったな……)

 

 そう思いつつ目覚まし時計を止めた。

 

 

 

 

 5時00分

 

 

 

 いつもの癖で掛けてしまった目覚まし時計。

 今日はOFFなので二度寝しようとしたがさっきの夢のこともあって寝ることができなかった。なので、いつも通り朝練をする事にした。

 

俺「まあ、さっきの夢は気にしなくていいか」

 

 そう呟いてランニングに出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから一週間は何事もなかった。

 

 12月初めのある日、父に話があるから部屋まで来るように言われた。いつもだったらその場で話すので少し身構えた。父がいつも部屋に呼ぶときは重要な話だからだ。この時、以前見た夢が頭をよぎった。

 

俺(まさかね)

 

 そう思いつつ父の部屋に入った。

 

俺(あれ?まだ陽奈子さん帰ってなかったんだ。と言うかこの並び方どっかで見たことがあるんだが……まさか夢と同じ内容の話ってわけではないよな)

俺「で、話ってなに?」

父「聖矢、突然で悪いんだが来年の4月から音ノ木坂学院のテスト生として1年間音ノ木坂に通ってくれないか?」

俺「は?どゆこと?」

 とか言いながら内心

 

 

 

 

俺(ですよねー!!!)

 

 と、めっちゃ叫んでる俺がいる。

 

 フラグ回収お疲れ様です!!!

 

俺(じゃねえよ!)

 

 そんな一人コントを繰り広げているなか話がどんどん進んでいく。だけど、両親と陽奈子さんの言葉はほとんどあのときと変わらない。夢とこのやり取りの違いはほとんどが俺の発言。いくら頑張っても夢の時と同じ流れと言うか内容になってしまう。

 

 

 

 ー1時間後ー

 

 結局、俺が折れてテスト生の話を受けることにした。

 我ながら折れるの早いな。

 と言うかさっきから鳥肌がヤバいんだけど。あれほど夢と同じように話が進んでいったらそうなるよな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 それからの3ヶ月は凄かった。

 急遽3月の半ばにライブを入れたり、それに向けての練習、ライブに合わせて活動休止の記者会見をしたりとひっきりなしに予定が入ってくる。

 あとは、溜まっていたファンレターの返事を書いたりしていた。これはある意味サボっていたつけがまわってきただけだが。

 

 

 

 そんな感じで時間は過ぎていき、今日は日本に向かう日。ライブの次の日でもあるのでかなり疲れていた。空港に駆けつけてくれたファンに応えたあと飛行機に乗り込んだ。

 俺の両親は日本に帰らないらしい。そして俺は、陽奈子さんの家にお邪魔する事になったらしい。

 

 

 ま、いっか。

 

 

 

 

 とりあえず、寝よう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーことりsideー

陽「ことり、明後日から一人男の子が一緒に住むことになったから仲良くしてあげてね」

こ「え?それってどう言うこと?」

陽「その子の両親にちょっと事情があって1年間子どもをあずかることになったのよ」

こ「へー、そうなの」

こ(どんな子なんだろう。あまり怖くないといいな)

陽「大丈夫よことり。その子の両親は、私の友達なの。それにその子も私は信頼してるの。」

こ「そんなに言うんだったら大丈夫なのかな」

陽「ええ。そういえば、その子の荷物明日届くから運ぶの手伝ってね。それじゃあ、おやすみなさい」

こ「うん、おやすみ」

 

 そう言って母は部屋を出ていった。

 

こ(それにしても、お母さんがあそこまで言う子ってどんな子なんだろう)

 

 

 

 そんなことを思いつつ眠りについた。

 




いかがでしたか



ここで発言とかの「」について話しておきます。

「」は、普通の会話あるいは発言
『』は、電話、メールなどの相手の発言
〔〕は、夢の中での会話
()は、思っていることを頭の中で言うとき

 なるべく守っていきたいと思います。

 あと、誤字脱字をしていただけると嬉しいです。

 


 ではまた、次回お会いしましょう。
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