アイドルの幼馴染みはスクールアイドル(休止中)   作:小鳥と点心

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王様ゲーム スタート

穂「ねえ、王様ゲームしようよ」

 

 

 

 

 そんな言葉が出たのはおよそ2時間前だった。

 

 

 

 

 夕食が終わって思い思いに寛いでいた時、穂乃果からそんな言葉が出てきた。

 

陽「いいわね、用意も出来ているからすぐにできるわよ」

 

 陽奈子さん、なんでそんなに用意が良いんですかね。というか俺は嫌ですよ。それで何度もひどい目にあっているんですからね。酔った陽奈子さんがこのゲームをするとひどいことになるのだ。

 

 そんな考えを他所に、

 

絵「希、王様ゲームってなにかしら」

希「あれ、えりちはしらないん?王様ゲームは、番号と王様のマークが書かれたくじを引いて王様になった人が番号を指名して何でも命令かできるゲームや」

絵「何でも?」

希「そ、何でもや。やからあんなことや、こんなこともできるんよ」

 うわー、すっげー悪い顔してる。

絵「し、しないわよ!」

海「は、破廉恥です!」

真「下らないわね」

凛「面白そうなのになんで真姫ちゃんはそんなこと言うにゃー」

 

 ワーワーギャーギャー

 

 うーん、話しを聞いているとやる意見が優勢だな。俺がやらないって言っても覆らないよな、この空気は。と言うより俺がダメージ受けそう。主に希ちゃんから。黙っているか。

 

 

 

 

 

 

穂「よーし、始めよう」

 

 あ、やるんですね。

 

穂「せーの」

 

 「「「王様だーれだ!!!」」」

 

真「はー、私ね。じゃあ、6番の人は2番の人を次の次まで膝枕ね」

海「6番は私ですね」

希「2番はうちやね。それじゃあよろしくね」

 

 そう言って、希ちゃんは海未ちゃんの足に頭をのせて寝転んだ。

 

穂「次いくよ、せーの」

 

 

 「「「王様だーれだ!!!」」」

 

希「あ、うちやね」

 

 皆が身構えた。

 

希「………3番の人は8番の人にお姉ちゃん大好きって言う」

絵「8番は私みたいね」

俺「俺か、3番は」

凛「ちょうどいいにゃ」

俺「こっちは恥ずかしいんだけど」

凛「関係無いにゃ、早くやる」

俺「はー、わかったよ」

 

 仕方ないので、俺は絵里ちゃんの方に行って、

 

俺「じゃあ、いくよ」

絵「ええ」

俺「………」

絵「………」

 

俺「お姉ちゃん、大好き」ニパー

 どうだ、必殺戸塚スマイル!

 

 戸塚って誰だ?

 

絵「………」

 「「「………」」」

俺「?おーい、絵里ちゃん、大丈夫?」テフリフリ

陽「おー、聖矢君やるわねー」

 周りを見たら数人が固まっていた。

穂「はっ!」

こ「今何があったの?」

海「わからないです」

に「あんた、それシャレにならないから止めなさいよ」

俺「お、おう」

 

 思わずどもってしまった。

 

陽「この子どうする?」

絵「」バタン

 

 あ、倒れた。

 

俺「とりあえず、介抱してます」

 

 そう言って絵里ちゃんを抱えて部屋を出た。所謂、お姫様抱っこで。この時、二人ほど顔を赤くしてうつむかせていたことに気づかなかった。

 

 

 

穂「続きやろっか」

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