アイドルの幼馴染みはスクールアイドル(休止中) 作:小鳥と点心
今回は、あの最大のライバルが登場します。
それではどうぞ
やって来ました、日本ー!!!
はい、五月蝿かったですね、すいません。一度はやってみたかったんです。あの某謎解き冒険バラエティーのチャラい人みたいに、手のひらくるくるしないんで許してください、何でもしますから……………何でもするとは言ってない。
とりあえず空港には着いた俺はおもいっきり伸びをした。
なんか肩と腰がバキバキに凝てる。
あの体勢で寝ればそうなるよな。
だが、まだ目的地までは1時間以上かかる。
俺(とりあえず連絡入れるか……)
そう思いLINEにメッセージを入れた。
俺「今空港に着きました」
陽『お疲れ様。まだ、貴方の荷物は届いてないから、今日は家の近くにあるホテルに泊まってもらえないかしら?』
俺「まだ届いてなかったんですか」
はぁ。まだだったのかよ。
俺「いつ届くんですか?」
陽『今日の夜』
俺「じゃあ、明日そちらに向かいますね」
陽『お願いね』
陽『あと、明日は10時頃に学校に来て。制服と教科書を渡すから』
俺「わかりました」
陽『ついでに生徒会の代表二人と顔合わせもついでにしちゃうからそのつもりで』
俺「OKです」
俺「そういえば、ことり姉には俺が来るってことは伝えてあるんですか?」
陽『正確には、あなたが来るってことは伝えてないわ。男の子が一人来るってことしか伝えてないわ』
俺「何でですか」
陽『そっちの方が面白いじゃない。ことりにはサプライズだと思うわ』
俺「はあ………」
何でこの人サプライズが好きなんだろう。
まあいっか。
俺「それじゃあ、明日学校で」
陽『ええ、気を付けてね』
とりあえずこの後半日はフリーだな。
そういえば陽奈子さん、生徒会の人と会わせるって言ってたな。この類いの話って生徒会に入るのがセオリーだよな。
これって、俺も生徒会に入るパターンなのかな………
…………気にしない、気にしない………………
……………
とりあえず、荷物とって移動するか。
そして
俺(へー、こっちだと今はスクールアイドルが人気なんだ)
電車にゆられつつ、ニュースや日本で流行っていることを調べていた。そこで見つけたのがスクールアイドルだった。高校生がグループを作って活動しているらしい。
俺(ことり姉達と同年代なんだ。それにしても、レベルはかなり高いな。プロにも負けてないチームがかなりあるな。)
この中でもA-RISEは周りより頭一つ抜けている。
ただ、彼女達のライブ映像を観てると何か小さな違和感に気がついた。
その違和感が何なのかがわからない。
なぜだかいつも自分がやっているライブとは何かが足りない感じがする。
俺(それにしても、A-RISEって東京の学校のグループなんだ)
調べると、UTX高校にあるグループらしい。
俺(てか、ここって音ノ木坂に近いんだな。そりゃあ生徒はとられるわな)
学校が会社のビルみたいに大きいし、設備も充実している。もう、金で殴っているようなもんだ。
そんな感じでスクールアイドルのことを調べていたら東京駅に着いた。この後は乗り換えて秋葉原駅まで。
そして近くのホテルの予約を済ませた。
ホテル空いてて良かった。何しろ時期が時期だから。ちょうど春休みなのでどこも空いてないのだ。運よく見つけられたが、すでに3件もホテルをまわっていた。
チェックインまでは3時間はある。
荷物を駅に預けて昼食ついでに近くを散策する事にした。UTXもそばにあるらしいので見に行くことにした。
うん、でかい。
俺の語彙力そんなもんだったっけ?
建物の大きさに驚いていた。
だって完全に学校の規模を超えているだろ。
そしたら、急に大型モニターにライブ映像が流れ始めた。流れて来たのはA-RISEの映像だった。それと同時に回りから歓声があがる。
俺(凄い人気だな。モニター映像だけどもここまで盛り上がっているんだから………………あ!そういうことか。)
A-RISEの映像を観たときの自分とは何かが足りないという違和感の正体がわかった気がした。
ライブを観ていたら3人ほど近づいて来る気配があった。普通に通行人が歩いているだけだろ。いつもの癖で、感覚が過敏になっていた。だから気にしないでいた。
しかし、その気配は近づいて来た。
そして
「あの、少しお時間いただいてもいいですか?」
俺「えっと、どちら様ですか?」
ツ「A-RISEのリーダーの綺羅ツバサです」
目の前に現れたのはA-RISEだった。
ーツバサsideー
今日もハードな練習をこなした後3人で他愛もない話をしながら帰るところだった。
いつもならあまり気にしないモニターを観ている人たち。
しかし今日は目が離せなかった。
その中に今自分が一番話を聞きたい人がいたからだ。
ツ(え、うそ?何で松崎聖矢さんがこんなところにいるの?)
そう、彼は3月初めに行ったライブから1年ほど活動を休止すると発表しているからだ。
よく観察していたツバサからすれば彼を松崎聖矢ではないと証明する方が難しかった。
英「どうしたんだ、ツバサ」
ツ「向こうに松崎聖矢がいる」
あ「それってあなたが目標の一つとしてみているっていう人の一人よね?」
ツ「ああ、そうだ……」
英「話したいなら行ってくればいいだろ」
ツ「え、でも」
英「この機会を逃したら、いつ会えるかもわからないんだろ?だったら今いってきた方がいいと思うぞ」
ツ「確かにそうね。ただ、一緒に話を聞きに行かない?」
あ「ええ、いいわよ」
そう言われて彼に近づいていった。
ツ「あの、少しお時間いただいてもいいですか?」
俺「えっと、どちら様ですか?」
ツ「A-RISEのリーダーの綺羅ツバサです」
ーツバサside outー
いきなり目の前にA-RISEがでてきた。何でも彼女達は俺に話があるらしい。
なので、近くのカフェに移動した。
俺「で、聞きたいことって?」
ツ「えっと、活動休止って聞いていたけど何でこんなところに?」
俺「日本に用があったからね」
ツ「そうだったんですね」
英「ツバサから少しは話を聞いているのだが、松崎さんはどのような活動をしているんですか」
俺「基本的にはあなた達がやっていることをプロとしてヨーロッパ規模でやっているよ。あ、あと下の名前で呼んでもらって構わないよ。それに敬語もなくていいよ。」
ツ「ありがとう、それじゃあ遠慮なく……聖矢さんに私たちはどう見えていますか」
あ「そうなのよ、回りからレベルは高いって言われるし、中にはプロと並べるんじゃないかとか言われるのだけど」
英「実際、プロからみてどう映っているのかがきになっていてね」
ツ「そんな中であなたを見つけたから聞いて見ようと思ってね」
なるほど、回りから高く評価されているけど実際どの程度なのかを知りたいと。でも、技術面は申し分ない。ただ、まだまだなっていないのはアイドルとしての意識。プロとの差があるとすればそこなんだけど、そのことを伝えるとなるとかなり厳しい言葉をかけることになる。彼女達の心を傷付けないようにするのが難しい。
ツ「厳しい言葉で構いません。教えてください」
そう言った
なので遠慮はしないことにした。
俺「確かに技術面ではプロに近いと思う。ただ、あくまでも近いというだけでプロと同じだとは言っていない。そしてあなた達のライブはプロのそれとでは明らかに足りないものがある」
ツ「それって」
俺「それを俺に聞いてどうすんだよ」
A-RISE「「「………」」」
俺「それがわからないうちはプロ並みって回りから言われてるとか口にするな。その発言はプロをバカにしてる」
A-RISE「「「……はい」」」
俺「まあ、言うだけ言ってそのままってのも悪いから一つアドバイス」
A-RISE「「「?」」」
俺「君たちのライブには俺からみると違和感が一つある。そしてその違和感はいたってシンプル。それがわかれば一歩前進かな」
ツ「ありがとうございます」
俺「おう、役に立てたのならそれでいいよ。それと、金は払っておくからな」
そう言って俺は店を出た。
あいつらは、もっと強くなるだろうな。
A-RISE、彼女達が最大のライバルとして目の前に立ちはだかるのはもう少し先の話。聖矢はまだこの事に気づいていない。
俺(神田明神ってこの近くなんだ。行ってみよ)
地図アプリを見ながら歩き出した。
いかがでしたか
聖矢がなんかいろいろ言ってましたね。
私はA-RISEをバカにしするつもりはありません。
話の流れでそうしようと思っただけです。
なので、もう一度
私は!A-RISEを!バカにするつもりは!ありません!
はぁはぁはぁ……
わかっていただけると幸いです。
また、学校の授業が始まるので更新が遅くなります。
ではまたお会いしましょう!