アイドルの幼馴染みはスクールアイドル(休止中) 作:小鳥と点心
ついに2年生組の登場です。
それではどうぞ
俺が音ノ木坂に向かっていた頃
ーことりsideー
穂むら
いつもの幼なじみ3人で集まっていた。
海「なるほど。それで昨日は来れなかったのですね」
こ「うん、ごめんね」
穂「全然問題ないよ。むしろ言ってくれれば手伝ったのに」
海「そうですよ、なぜ言ってくれなかったのですか?」
こ「一昨日の夜にお母さんからその事を伝えられて話す時間がなくて」
少し申し訳なさそうにうつむいた。
こ「それに……」
穂海「「?」」
穂乃果ちゃんのほうを向いた。
こ「穂乃果ちゃん、まだ宿題終わってないんでしょ?」
穂「あ…………」
海「あれほど早く終わらせるように言ったのにまだ終わってなかったのですか!!!」
穂「そんなに怒らないでよ海未ちゃーん」
このあとしばらくの間海未ちゃんが穂乃果ちゃんの宿題を付きっきりで教えていたため穂乃果ちゃんが涙目になりながら宿題をしていたのは別の話。
ことりは悪くない…………よね。……………うん、ほむまん美味しい。後でお礼言わなくちゃだね。
こ「そういえばお母さんが、今日来る男の子の歓迎パーティーするみたいなんだけど2人とも来る?」
穂「え、私たちも行っていいの!?」
海「ちょっと穂乃果、迷惑ですよ」
穂「別にいいでしょ。ことりちゃんがいいって言ってるんだから」
海「ですが」
こ「大丈夫だよ、海未ちゃん。私のお母さんも友達を連れてきてもいいって言っていたから」
穂「だってさ。海未ちゃんはどうする?」
2人とも来ることになった。
気づいたら4時を過ぎていたので3人で家に向かうことにした。
階段を下りたら穂乃果ちゃんのお母さんの夏穂さんが何か食べていた。近くには外国語で書かれた箱がおいてあった。
それ、どうしたんだろう。
穂「お母さんなに食べているの」
夏「ん?ああ、これ?少し前に来てくれたお客さんがお土産だってくれたのよ。しかもイタリアのですって」
穂「そうなの!?それより穂乃果の分ちゃんと残しておいてよね」
夏「わかってるわよ。それより、これからどこかいくの?」
確かに、この時間から外出ほ少し変だよね。
こ「はい。今日から家で一緒に暮らすことになっている男の子の歓迎パーティーをしようってお母さんが言ってて」
夏「ひーちゃんが言ってた子って今日だったのね。それにしてもパーティーって……まあ、ひーちゃんの考えそうなことだよね。………行ってきていいわよ」
穂「いいの?」
夏「いいわよ。それにことりちゃんの家に来るのはあの子みたいだしね」
こ「あの子って誰ですか?もしかして知ってるんですか?」
夏「ええ、知ってるわよ。」
穂「来るのって誰なの」
夏「それは着いてからのおたのしみよ。ひーちゃんにも内緒にしておいてって言われているから。それより、早く行ったほうがいいんじゃないの?」
穂「あ、そうだった」
そう言うと穂乃果ちゃんが玄関まで走って行った。
穂「早く行こう」
こ「うん。夏穂さん、お邪魔しました」
海「お邪魔しました」
夏「いいえ、またおいでね」
挨拶をしたあとすぐに穂乃果ちゃんの家を出た。
だから、夏穂さんが呟いた言葉を誰も聞くことはなかった。
「穂乃果たちをよろしくね、聖矢君」
ーことりside outー
穂むらで、夏穂さんと少しの間話していた俺は駅に預けておいた荷物を持って南家に向かっていた。
それにしてもほむまん美味しかったな。以前食べたのがおそらくイタリアに行く前だったはずなので実に6年ぶりである。
以前と変わらず美味しかった。その事を穂乃果のお父さんである涼介さんに伝えたら、近くにあったなにものっていない皿に新作レシピがたくさん盛ってあった。
夏「あら、あの人も嬉しいみたいね」
確かに自分が作ったものを美味しいって言って貰えて嬉しくない人はいないと思います。
でもそう言ったと同時に皿の上に新作がのるって新手の魔法か錬金術なのかな。仕組みがわからん。
あとあの人相変わらずしゃべらないな。
少しするとことり姉の家が見えてきた。4時30分を過ぎたところなので行こうとしたらことり姉が誰か2人連れて入っていくのが見えた。
3人に見つからないようにしながら様子を見ていた。確か陽奈子さんも「サプライズにしたいから私が出迎えるわ」って言ってたな……………。
………少し待つか。
15分ほど考え事をしながら待つことにした。
俺(やっぱりこれからの学校生活で3人の呼び方は変えなくちゃだよな。クラスのなかで姉呼びはなにかと不味いからな)
俺(この学校では設定上ことり姉達と同じ学年なんだしちゃん付けが一番いいのかな。………うん、今は全く想像がつかない。そのうちに慣れればいいか)
15分近くたったことを確認してからインターホンを押したーーー
穂こ海「「「えー!?どうしてここにいるの!?」」」
陽奈子さんに案内されて荷物を部屋においてリビングに向かった。
そして俺が自己紹介をしたときの反応である。そりゃびっくりするよな。6年前に外国に行った幼なじみが今目の前にいるのだから驚かないほうがおかしい。
そしてその後はちゃんと質問攻めにあった。本日3回目なのでもう慣れた(遠い目)
こ「つまり、今日から一緒に暮らすのって聖矢君のこと?」
俺「そう言うこと」
こ「やったー」
ことりが抱きついてきた。
穂「ちょっと、ことりちゃんばっかりずるい」
海「2人とも、聖矢が困っているじゃないですか。やめなさい」
いや、別に離れなくても大丈夫だからね。なんだかんだで得しているし。
穂こ「「………はーい」」
そんなことを考えていたら2人は離れた。
海「そういえば、聖矢はいつまでここで暮らすのですか」
俺「予定だと来年の4月の半ばまでかな」
穂「そっか。ずっとこっちにいれる訳じゃないんだね」
俺「まあね、向こうに居たとき歌とダンスをしていたからアイドル活動をしようと思ってる。実際向こうでもスカウトされたからね」
そう言ったら3人が急に黙ってしまった。
俺「どうしたの?」
穂「凄いね、聖矢君!」
俺「え?」
穂「だって、歌もダンスも上手でスカウトされるほどなんでしょ」
海「そうですね、少なくとも私たちなんかよりよほど凄いことをしてますよ」
俺「そうかな」
こ「そうだよ聖矢君。もっと自信持って。ことり達も応援してるからね」
俺「ありがとう」
その後はイタリアであったこととかを話していた。途中から陽奈子さんがカラオケマシンを持ってきたのでカラオケ大会が始まった。俺の点数が一番高かったものの、全員が90点以上の点数を叩き出した。……化け物かよこいつらは。
それからの生活は少し慣れるのは大変だったが、今はこれまでしてきた朝練のメニューをこなせるようにはなった。
たまに、穂乃果姉達が遊びに来るので退屈はしなかった。
ただいまだに慣れない事があり、それはたまにことり姉が俺の布団に潜り込んでいて朝起きると俺に抱きついている。とても可愛いけど心臓に悪いのでやめてほしい。
そんな感じで時間が過ぎていきーーー
ーー明日は音ノ木坂学院の始業式である。
いかがでしたか?
聖矢君がアイドル活動をしていることは隠すことにしました。それと同時に前話での内容も変更させていただきました。申し訳ございません。
これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。