アイドルの幼馴染みはスクールアイドル(休止中) 作:小鳥と点心
はぁーーー
放課後、俺は生徒会室で大きなため息をついた。
希「どうしたん、そんな大きなため息をついて」
そう言われて、少し考えたあと昼休みにあったことを話すことにした。
俺「いやー、実はーーーー
穂『スクールアイドルだよ!』
俺こ海『『『え?』』』
穂『実はあのあと、私たちでも何か出来ないかなって思っていろいろ調べたんだ』
そう言って何冊か雑誌を出した。
穂『このスクールアイドルって今凄く人気らしいの』
海『まさか、やるとは言いませんよね?』
穂『うそ!なんでわかったの!?』
海『今の話を聞いていれば誰だって気づきます』
今のは誰だってわかるわな。
穂『それでね、私たち4人でやりたいなって思ったんだ』
こ海『『え?』』
俺『は?』
今なんて言った?俺も?
俺『なんで俺も入ってんだよ』
穂『だって聖ちゃんには私たちのマネージャーをしてもらうつもりだけど』
俺『いや、まだやるとも決まってないだろ』
海『そうですよ。それに私はしませんからね』
穂『なんで?海未ちゃんこんなに可愛いのに』
そう言いながら穂乃果はどこかのページを探していた。
その隙を見て海未が教室を出ていった。
穂『ほら……て、あれ?海未ちゃんは?』
ドアの方を指したらかけていった。
廊下がなんか騒がしいな。うん、何も知らん。
俺『ところで、ことりはどうするんた?』
こ『私はやってみたいかな。穂乃果ちゃんが誘ってくれたし』
そう言って微笑んだ。
こ『ただ』
俺『?』
こ『聖矢君にも手伝ってもらいたいな』
俺『………………』
少し考えていたら
キーンコーンカーンコーン
昼休みが終わるチャイムが鳴った。
俺『考えておくよ』
ーーーーーーて事があったんです」
希「なんか、お疲れ様」
最後まで話を聞いていた希先輩は苦笑していた。
絵「くだらないわね」
俺「え?」
絵「だから、くだらない」
俺「なんで?」
絵「私もスクールアイドルは知っているわ。それが今流行っていることも。でも流行っているからやるっていう軽い気持ちでやるのならやらないほうがまし。廃校を阻止するってことを軽く考えないで欲しい」
そう言ったあと荷物をまとめて席をたった。
絵「それに、私からしたらスクールアイドルはみんな素人。一番上手いっていうA-RISEも私からしたら素人にしか見えない」
「また、明日」と言って出ていってしまった。
その時の希先輩の顔が凄くかなしそうだった。
俺(素人か。そこは否定しないがなんであそこまで言えるのだろう。A-RISEはレベルは高い方だと思うがそこまで言うのか。そうなると何か経験があるのだろうか………………いくつかは想像できるけど……)
俺「あの、希先輩」
希「なに」
俺「絵里先輩ってーーーーーー」
ー翌日 放課後ー
いつも通り生徒会室に入るとなぜか穂乃果たちがいて絵里先輩と向かい合っていた。しかも微妙に空気が重い。
穂「あれ、聖ちゃんがなんでここに?」
俺「(生徒会に入っているって前言ったはずなんだけど)それはこっちの台詞」
呆れつつそう返した。
俺「海未、なんとなくでわかるんだけどこれどういう状況なの。個人的には海未がここにいるのが一番の疑問なんだけど」
海「実は昨日の放課後にいろいろありまして……」
海未は昨日の放課後の出来事を簡単に教えてくれた。
俺「つまり、穂乃果の押しに負けたということか」
海「そうなります」
まあ、穂乃果はやるって決めたら周りの意見はあまり入らないからな。
とりあえず海未がここにいる理由はわかった。あとは今の状況だよな。
俺「で、この状況はなんだ?」
海「私達で今度の部活動紹介の日のあと講堂の使用許可をいただきに来たのですが…」
俺「穂乃果が伏せていた理由を言ってしまったからもらえなくなったと」
海「そういうことです」
とりあえず、この状況をどうにかするか。てつだうと言ったから少しは協力しないとな。
俺「絵里先輩」
絵「何かしら」
俺「使用許可出してもいいと思いますけど」
絵「なぜ」
俺「だって、3人は講堂の使用許可が欲しいだけでしょ」
絵「だめよ、理由を聞いたからなおさら」
俺「………………」
希「いいんやない?許可しても」
絵「ちょっと、希!」
希「この子たちは講堂の使用許可をもらいにきただけなんやろ」
俺(さっきの俺の台詞とほぼ同じなんですが)
絵「………………まあいいわ。申請書はそこです、書いて提出してください」
海「わかりました」
とりあえずなんとかなったな。
穂乃果とことりも喜んでる。
俺「そういえばグループ名は決まったのか?」
穂「うん。凄くいい名前が入ってたんだ」
俺「へー、良かった………………て、入っていた?」
穂「うん。私たちじゃなかなかいい名前が思いつかなくて」
海「それで名前を募集したんです。まさか次の日の放課後に入っているとは思いませんでした」
そうだったのか。意外と周りは見てくれてるんだな。
俺「それで、なんて書いてあったんだ?」
穂「これだよ」
そう言って何かが書かれた紙をみせてきた。
‘’μ's‘’
俺(9人の女神の名前か。いい名前だな…………あれ?この文字………希先輩の書いた字じゃん)
俺「素直じゃないな」ボソッ
穂「え、何か言った?」
俺「いや、なんでもない。それにしてもμ'sか、いい名前だな」
穂「でしょ?私もそう思ったんだ」
これで後は練習をするだけか。
俺「それじゃあ練習頑張れよ」
穂「え、なに言ってるの?」
俺「え?」
こ「そうだよ。手伝ってくれるんでしょ?」
俺「いや、それは」
海「手伝うと言ったのです。当然練習も付き合ってもらいます」
俺「でも」
希「いいやない」
え?えっと、希先輩なにをおっしゃっているのでしょうか。
希「生徒会の仕事は大丈夫やから行ってきてええよ」
海「さあ、副会長もいいと言っています。いきますよ」
俺「はあ、わかったから先に行っててくれ。プリント出したらすぐ行く」
穂「わかった」
プリントを出した後
俺「希先輩」
希「なに?」
俺「これ」
そう言って一枚の紙を渡した。
俺「それじゃあ俺はもう行きますね」
俺は生徒会室をあとにした。
‘’名前ありがとうございます。
絵里先輩も一緒に歓迎します。いつでもきてくだ
さい。 女神様‘’
希「ふふ、聖矢君にはかなわないな」
この呟きは絵里先輩にも俺にも聞こえることはなかった。
そして
この時まだ知らなかった。
練習場所はおろか
曲も決まっていないということに。
本当遅くなってすみません。レポートとかテストが忙しくて………
今回は長くなりそうだったので分けて書きました。
次はなるべく早く投稿します。
ではまた。