艦こREX!   作:Azzoo

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2-3 フラット

裏六甲。

そこは、地元の走り屋でもめったに通ることのない道理由は単純だ。道幅が狭く、コーナー一つ一つが急。小回りの効くマシンでしかまともなバトルが出来なく、大型車で先行後攻方式を取ろうものなら、どちらかがちぎるまで結局決着が付かない。

そこをひた走る一台の派手なオレンジのマシン。しかもワゴン車。スキール音はない。というかたてられない。

夕張「ちょっと…酔った…かもぉ…」

雷「我慢しなさい!あとちょっとなんだから!」

車の中ではそんな声が響いていた。

ーーーーーーー六甲山 中腹ーーーーーーー

夕張「ふぇぇ…ちょっと…タンマぁ…」

雷「はぁ…。あんたねぇ、ちょっとスピード出しただけじゃないの…」

夕張「あれでも十分やりすぎの域よ!?ぅぷ…」

雷「はいはい、家まで送るからそこまで我慢なさい。大丈夫よ、今度はゆっくり走るから。」

夕張()(白目

雷(逝ったわね…これ)

表六甲はゆっくりと走った。

夕張はなにも言えなかった…いや、言わなかった。

ーーーーーーー新和家 リビングーーーーーーー

雷「ただいま…」(ヤバい私もちょっと酔ったかも

夕張「…」(白目

雷「とりあえず、この子はソファーに寝かせますか…」

雷が夕張をソファーに横たわらせて、自分は自分の部屋で休んだ。

ーーーーー数十分後ーーーーーーー

夕張「はっ…ここは…」

ぷ「起きたみたいだな。夕張さん。」

夕張「えっ!?あなたは…電ちゃん…?」

電「あ、夕張さんこんにちは。」

夕張「ど、どーも…」

雷「起きたみたいね…ふぁー…」

電「お姉ちゃんも起きたのか…おはよう」

電「あら、おはよう電。さて、これからどうする気なの?夕張は。」

夕張「えっと…その…ちょっと帰ってまた夜に来ます…」

雷「はい、さようなら。」

そういうと夕張は何故か赤面しながら新和家を後にした。

そして飛んで、深雪との決戦前。

雷は練度を相当高めて、あとは自信の問題というところまできたところだ。

ーーーーーーー六甲山 山頂付近ーーーーーーー

雷「…おっ、来たみたいね。」

電「深雪ちゃんのスターレットに…なにあのレガシィ!?オレンジ!?」

雷「あれ、夕張のよ。」

電「えっ!?でも何で!?」

雷「あんたは一度落ち着きなさい。いい?夕張さんは深雪ちゃんのお姉さん。これでどう?」

電「あ、納得。」

しばらくすると、深雪と白雪、それと夕張が降りてきた。

深雪「よっ!電!またあったな!」

電「今日会ったばっかりだけどね…(汗」

白雪「…こんばんは…です。」

深雪「なぁ白雪ぃ!そんな初雪みたいに恥ずかしがるなって!」

白雪「で、でも…」

深雪「それで、今日の対戦相手は?電じゃないんだろ?」

電「うん。今日戦ってもらうのは、私のお姉ちゃん。」

雷「こう考えると意外と初対面だったわね、私は新和雷よ。よろしく。」

深雪「私は三隅深雪!よろしくお願いです!」

白雪「久佐門白雪といいます…よろしくです…」

雷「それじゃあバトル方式の説明といいたいところだけど、説明くどいからいつもどおり。先行後攻方式で行くわね。最初は下りから。よろしくね、深雪ちゃん。」

深雪「はい!こちらこそ!」

気持ちよくあいさつを交わしたところで二人はそれぞれの車に乗り込む。

深雪はゆっくりと車をターンさせ、雷のハチロクの後ろに着く。

夕張「それじゃあ、カウント行きます!」

『5!4!3!2!1!GO!!』




三隅深雪 (18)
名字の通り夕張の妹。愛車はスターレット。
艦娘時代のころからの名残でとにかく威勢が素晴らしい。これといって悪い絡みもなく、成績こそ微妙なものの、あとは声が小さければパーフェクト高校生というところまで来ている。いわゆる親友として絡みやすいタイプで友達も多い。
そんな彼女の愛車はスターレット。姉の技術もそうだが、それを自分好みにアレンジしてくるところがまた素晴らしいともいえよう。

久佐門白雪 (18)
簡単に言うと不良の妹。愛車はミラージュ
久佐門、という名字からわかる人はわかるだろうが、彼女の兄は大学生で、しかも何故かは知らないが高校の成績に比べて相当高い位置に属する大学だ。説明しよう、彼女の兄は高校二年までヤンキーだったのだ。高三で考えを一新し、必死に勉強した結果が今の大学というわけだ。そんな家庭の中で育ったのか、同じ高校に通う初雪の次におとなしい。でもしゃべるときはきちんとしゃべれる。
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