1-1 最初の最初
雷が寝覚める。
あたりを見回すとそばに電が寝ている。
どうやらシングルベットのうえで、寝ていたようだ。
すかさず電をお越しにかかる。
雷「電……電。」
電「ん……。」
電がものすごく眠そうな顔で起きる。
電「あれ……?眠い……(眠)」
雷「え?ちょっと……寝ないでよ!」
さて、ここで雷と電の紹介をしておこう。
まずは状況の説明から。
新和家は、雷電の世代で事業に成功し、次々とその勢力を拡大していった。買い取った六甲山を拠点に、山頂付近には、私立農業高校を建てた。車に関しては中古車店一店と少ないものの、安定してパーツや車を提供出来るようになっている。
雷の名は新和雷。新和家の建てた高校を卒業して、麓の大学に通っていたが、校則が厳しく、ことごとく校則にひっかかかり、現在は停学処分となっている。車に関してだが、親が車をいじっているのを見た程度で、それ以上の知識はない。
電の名は新和電。新和家の建てた高校に通う高校三年生。季節が夏のため、今は夏休みだ。車に関しては一応車を所持しているが、あくまで町乗り仕様として使っていて、早く走らせる気はないようだ。
今は夜。かなり夜更けだ。
ドアがガチャリと開く。
ビクリと二人がドアのほうを向く。
雷「だ……誰?」
父「ん……お前ら、まだ寝てなかったのか?早く寝たほうが良いぞ。それじゃ、御休な。」
バタン
電「お姉ちゃん……誰今の?」
雷「た、多分だけど、お父さんじゃない?」
電「そ、そっか。」
それからまた、二人は10分くらいお互い向き合う。
雷「そろそろ寝る?自分たちの部屋もあるし。」
電「う、うん。そうだね。お休み。」
電が部屋を出て、隣の部屋に移動する。二人の部屋は壁を隔てて左が雷、右が電になっている。
ーーーーーーーー翌朝ーーーーーーーー
二人が起き、朝食を取りに一番下の階に降りる。
雷「おはよう。お母さん。」
母「はい、雷おはよ~。」
電「おはようなのか~。」
母「はい、電おはよう。相変わらず眠そうね。」
電「う、うん。あ、お姉ちゃんおはよう。」
雷「おはよう。」
母「そろそろお父さんが起きてくる頃だから、部屋に来たら朝ごはんにしましょう。」
雷・電「うん、わかった。」
父がドタドタと上の階から下りてくる。
ご飯。
終わっとき、父がふと話す。
父「そういえば、電と雷。昨日は遅くまで起きてたみたいだけど、よく寝れたか?」
雷「う、うん。寝れたよ。」
電「全然?」
父「電はいつも眠そうにしてるからな。それと、また今日も来るんだろ?お父さんが車いじってるとこ。」
二人はちょっと向き合い、こう言う。
雷「そ、そうね。ね?電。」
電「う、うん。そうだね、ちょっと行ってみるよ。」
今回はここら辺まで。
学校でかいてるので、Dstoryでやってるようにいかないところもありますが、そこは家に帰ってからまたやりますので。
結構定期更新も行けるかもしれません。