どうも、パソコンじゃないから誤字が多いですねぇ……。
まぁそこら辺は気にしないで生暖かい目で見てやってください 。
朝食後、二人は父につれられ、ガレージへと向かった。ガレージは、一階の奥の方にある隠し階段を下ると、正面に峠道と神戸の絶景を見下ろす解放感のあるガレージだ。広さは普通のガレージと何ら代わりはないが、違うのは工具の種類。モンキーペンチから各経口のペンチが全て揃っており、二人は、その種類の多さに圧倒された。
ガレージの中央を見る。ジャッキで上げられた、古ぼけ、とても年期の入った赤いハチゴーがそこに同然とあった。隣には、ハチゴーほどではないが、それでも時代の遅れを感じさせるかのようにそこに呆然とある黄色いインテグラがあった。
元から知っている設定ではあるが、やはり生まれ変わった衝撃が抜けきらない二人はそこらじゅうに有るもの全てが新鮮に感じられた。
父「ここが、お父さんがいつも使っているガレージ……と言っても、二人はわかるはずだよな。」
電「…………。」
雷「…………すごいね。」
電「う、うん。」
父「そんなにすごいか?まぁ確かにお前らが最後にここに来たのは確か春休みの頃だったもんな。」
父がそう言っても、二人はちょっとたりとも動こうとしない。圧倒され過ぎて、呆然としていることしかできないのだ。
そんなとき、父が動く。
父「あ、そうだ、電。お前に借りてたインテのキー。返すよ。ちゃんとアライメントもしておいたから。」
電「え…う、うん。ありがと。」
父「どうだ?一本ぐらい走ってきたらどうだ?」
電「……え?」
父「六甲だよ、この前…ずいぶん前だけど、うちが所有者になったからさ、別に飛ばしてきても大丈夫さ。ほら、いってきな。」
電「うん。」
そういうと、電は雷をつれて、インテに乗り込み、ゆっくりとエンジンをかける。
ブロォォォォォォォン
雷「!?」
電「お姉ちゃん…怖い?」
雷「い、いや?!全然!?」
電「そう、ならいいけど。」
電の口調がほんの少しだけ荒くなった気がした雷だが、案の定その見解は当たっていた。
ヘアピンはまだいいとして、問題はS字コーナーやコーナーへの進入だ。
どうも、高速域に入ると制御できないらしく、進入体制がかなり乱れる。そこに驚き急ブレーキをかけ、なんとかコーナー出口まで持っていくという、初心者もいいとこの、へたっぴ運転だった。
電の運転に会わせるのももっともなのだが、雷がさらに気になったのはそのときの電の表情だった。
電は近接戦に強かったため、近接に入ればほぼ無敵とまで言われた。そのときの電のあだ名が『ぷらずま』だ。
まさしくその表情だった。怒りもせず嘲笑いもせず、ただただ目の前に夢中になる姿勢は、雷にぷらずまを思わせた。
当然、運転中の会話などなかったわけだが、どちらかと言うと、会話『出来なかった』といった方が正しいのか。
ーーーーーーーー表六甲峠下りパーキングーーーーーーーー
雷「ねぇ?電。ひとつ聞いていい?」
電「なに?」
雷「あなた、ホントに電よね?ぷらずまじゃないよね?」
電「うーん、そう言われると……あの時の私は多分ぷらずまだったんだと思う。だって、そのとき私、ほぼ無意識だったんだもん。」
雷「むい……しき?」
電「うん。コースは見えるのに、自分が指示した通りに体が動かないんだもん。」
雷「……は?」
電「そうだなぁ、一言で言えば……
ーーーーーーーー乗っ取られてたっていえばわかるよね?ーーーーーーーー
あ、更新ペース決まりました。
火曜日と木曜日ですね。
学校の行事とかでできない場合とかもあるので、その都度連絡します。
次の木曜日から来週の木曜日までは休みます。テストがあるので。
再来週の火曜日から再開します。