らずまがそう言うと、電はもほや、声さえも出せなくなった。
電は声にならない声を出すものの、どうにもぷらずまには伝わらない。
ぷらずまの話は続く。
ぷ「えんたも知っての通りさ。私はなにせ、私本体の身体はない。だから、あんたの身体を借りてるって訳さ。」
電「…!!」
それっきり、ぷらずまは黙り込み、ひたすら六甲山を攻めた。
電は何も言う気がおきなかった。
ただ勝手に動く自分の体を呆然と感じることだった。
ーーーーーーー六甲山パーキングエリアーーーーーーー
ぷらずまは、パーキングエリアて、インテを降りると、身体を電に入れ替えて、精神(魂)として、外界にでた。
電には、その姿が勇退離脱しているように見えた。
むろん、勇退離脱は自分自身の魂が抜けて身体見えるものなので、これではない。だが、電ははっきりと見えたのだ。自分こらなにかが抜けていく姿を。
電「……!!」
ぷ「驚くのも無理はない。私は元々あんただったんだからな。」
電「…へ?どういうこと?」
ぷ「私はあんたで、あんたは私ってわけさ。一から説明…しなきゃ分かんないよな。」
ーーーーーーー元々はお前どってことはつまり、今お前が使っている体は元々わたしのだったってことさ。
ーーーーーーーしきりに言えば、私は一代目電(いなずま)ってこと。
ーーーーーーーあの頃は、大きな艦もまだ居なかったから、私ら駆逐艦も第一艦隊として前線て思いっきり戦い尽くせたってわけ。
ーーーーーーーあの頃は…私が鎮守府に着艦して一年だったかな。急に大型建造ってのが始まったのさ。マイナー軽巡が最高クラスだった我が鎮守府にとって画期的なものだった。
ーーーーーーー最終的には、近接戦でもっとも強かった私と、遠距離命中率ほぼ100%の雪風が第一艦隊に残され、他の子は鎮守府の雑用に回された。
ーーーーーーー結論から言うとだな、私は自殺したのさ。
秘書艦からももちろんはずされたし、提督から見放されたも同然だった。私は、雪風とか、他の艦娘と仲良かったから、みんなをおいて私だけ…っていうのもあんまり出来なかったしな。
それで、私の自殺を知った提督が、慌てて2代目、つまり、お前を作ったってわけさ。
電はしきりに頷きながらぷらずまの話を聞いていた。
電「って…ことは、あなたは私の前世ってこと?」
ぷ「やっと分かってくれたか。こういうのは頭使うから結構疲れるんだよなぁ…。」
電「でもさ…なんで私なんか?」
ぷ「はぁ…分かった顔して分かってないとか…。まぁいい。一言だけだ。私とお前の身体はまったく同じ。つまり、お前が使っている身体は昔私が使ってたのってことさ。」
電「うん、分かんない。」
ぷ「頼むから即答だけは止めて…。゜+(。ノдヽ。)゜+。」
電「あ、ということは、私の身体が妙に疲れ切ってるっていうのもそれが原因なの?」
ぷ「やっと分かってくれた…か?」
電「うん。大体は、ね。」
ぷ「のらいいんだがな。」
電「それよりさ、帰りは私に運転させてよ。」
ぷ「おう、もちろんだ。」
電はそういうと、ぷらずまが運転しているを分析しそれの欠点のみをできるたけ改善させた走りを心掛けた。
ブレーキはなるべく手前でふみ、アクセルも段階を踏んで少しずつ入れるようにした。
ぷらずまにはその光景はとても不思議だった。
ーーーーーーー新和家リビングーーーーーーー
8時。二人が起きてくる。
電は、相変わらず眠そうだった。
今回で取りあえず雷・電編は一区切りにします。
次はだいぶ後の話になるので。