一話ごとの文字数がバラバラになりますね…。
まぁ許してくれるでしょう。ではどうぞ。
「──本当に行ってしまわれるの?」
海軍の護衛船に向かう愛しい夫とドフィに、悲しそうに呟いた。彼等は寂しそうに私とロシーを見返すと、安心させる様に微笑んだ。
「ああ。すまないね、見送りをさせてしまって。けれど、二人にこの生活を気に入って貰える為にまずは私達だけで暮らしてみせるよ」
「…約束ですわ。三年、安全に暮らしてみせると」
「約束しよう」
小指を結んだ私達は、お互いに顔を見つめ合い最後の挨拶を交わす。…きっと貴方はとてもお辛い目に遭う事でしょう。それを私は、見送る事しか出来ません。
──今は、まだ。
「母上!心配要らないえ!俺が居るんだえ!」
「まぁ。頼もしいけれど、貴方にも約束して貰いたい事がありますのよ。小指を貸して?」
屈んで、夫とした小指とは反対の小指をドフィと結ぶ。
いつもこうして約束をする時、彼等は真剣になってくれる。とても愛しい、私の家族。
「決して身分をひけらかしてはなりません。貴方はとても勇敢だけれど、数の暴力に敵う事は出来ないのだから。その口調は父上と二人だけの時にね」
「でも母上、」
「ドフィ、練習したじゃない。──大丈夫よ」
ぎゅっと小指を握れば、ドフィは頷いた。そして最後に体を抱き締めてやればドフィも返してくる。
「遠く離れていても私達は家族よ。辛い目に遭った時は、すぐに私を呼びなさい。貴方達は天竜人ではなくなるからきっと助けを呼んでも応答してくれないわ。それを肝に命じて、生き延びるのよドフィ」
「…分かったえ」
私の電伝虫の番号を書いた紙を握らせると、ドフィはそれをポケットにしまい込んだ。
「貴方。ドフィに言ったように、天竜人だとバラしてはなりませんわよ。それは破滅へと一直線なのです。下々民達の怨みを買いたくないでしょう?」
「ぅむ……!も、勿論約束するとも」
私のジト目にすぐに頷く夫に、内心疑いつつも、微笑んで海軍船へと二人が向かうのを見守る。
「それでは、ローザ宮。出航致しますので」
「ええ。しっかりと届けてくださいな」
夫と大きく手を振るドフィに小さく手を振ると、同じ様に手を大振りで見送るロシーの頭を撫でる。
「帰りましょうロシー。私達は私達のするべき事をやらなくては。貴方にはその手伝いをして貰うわ」
「するべき事?」
「そう。誰にも口を挟ませない様に、ね」
──私は、ドフィと夫を見殺しにする。
けれど助けない訳ではないわ。きっと夫は私に助けを求める筈。その時までに、私は他の天竜人達よりも権力を手にする必要があるの。
「これが、私の選んだ道なのよ」
さぁ。長い戦いを始めましょう。
短いって?そうですけど?
次話も急展開です。内容ペラペラで申し訳ない…でもネタと文章力がないので、暖かく見守って欲しいと私は爽やかに伝えます。
感想・評価・ツッコミを一話ごとに強請るのもあれなので、さらって流しますね。お願いします!!
ではでは!