ポケットモンスター アナザーディメンション   作:ヤシュー

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今回から街、キャラクター以外の事も後書きで説明していきます。


生息地調査

[二番道路]

 

セキオウシティとルリシティを結ぶ道路は二番道路と呼ばれる。

最も近いガラル地方でさえ飛行機で12時間かかるアトラティア地方は他の地方と離れている為道路の番号もリセットされている。

また、離れているからこその特殊な環境や生息域があったり、各地の伝説のポケモンが現れたりする遺跡なんかも残される未開の地もある。

 

確かここに生息するのは・・・

私はスマホロトムを図鑑モードで起動する。

 

【図鑑モード:生息地サーチ】

[二番道路]

ラクライ

ピカチュウ

プラスル

マイナン

モルペコ

デデンネ

シビシラス

メリープ

***

 

リストにはフカマルもヨーギラスも載っていない。

まぁ、本来の生息地じゃないしね。

 

私は試しにそこら辺の草むらを掻き分けて見る。

すると、フカマルが飛び出してきた。

 

「いくよっ!ドレディア!」

 

私がそう言ってゴージャスボールをベルトから取り出すと大きくしてくるんとバク宙しながら前へ投げるとドレディアが出てきた。

 

「フカ!」

 

フカマルが穴を掘って地面に潜った。

ここはリザードンの方が良かったかな。

いや、ドレディアでいける!

 

「ドレディア、フカマルの動きを呼んで!」

 

「ティア!」

 

ドレディアが咄嗟に横に避けるとドレディアがいた場所からフカマルが飛び出した。

 

「ドレディア!《はなびらのまい》!」

 

私が言うとドレディアの周りを花びらが舞い、ドレディアがそれに合わせてくるくると踊る。

すると花びらがフカマルに飛んでいきフカマルにあたった。

 

「いくよ!モンスターボール!」

 

私がそう言って今度は普通にボールを投げる。

投げたボールはフカマルに当たってからフカマルを吸い込んだ。

 

地面に落ちたモンスターボールが三度揺れるとカチンと音がする。

 

「フカマル、ゲットだよ!」

 

「ティア!」

 

ドレディアの元に駆け寄ってドレディアと肩を合わせる様になって手に入れたフカマルのボールを左手で前に付き出して右手は腰に当てて言った。

それに合わせてドレディアが鏡写しにポーズを取る。

それをスマホロトムが撮影した。

 

「ロトム、拡散よろしくね!」

 

「ケテ!」

 

“ポケッター”と呼ばれるアプリに投稿する予定の写真だ。

今人気のアプリでジムリーダーや四天王の有名人は勿論、一般のトレーナーも利用しておりポケッターに写真や文を投稿して今何しているかを皆に拡散出来る。

私はバトルの時や捕獲した時に記念写真を撮って投稿している。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

二番道路で生息地の調査中!

ここにはいない筈のフカマルを捕まえたよ。

ドレディア、捕獲協力ありがとう!

#アリス

#ドレディア

#フカマル

#チャンピオン

#ポケモン捕獲

#二番道路

#フィールドワーク

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ポケッターに写真と共に投稿する。

 

「よし、それじゃあヨーギラスも確認して見よっか。」

 

ドレディアをボールから出したままで草むらを調べる。

すると、ヨーギラスも見つけた。

 

「ドレディア!ギガドレイン!」

 

「ティア!」

 

ドレディアがメガドレインをした瞬間にモンスターボールを投げる。

ヨーギラスも簡単に捕まってくれた。

 

ロトム!投稿お願いね。

先程の文のフカマルをヨーギラスに変えて投稿する。

投稿が終わったら図鑑モードで起動して生息地の確認をする。

やはり、2匹とももっと北にあるパイア鉱山しか生息地は表示されない。

 

パイア鉱山からここまではそこそこの距離もあるし生息地が変わる程大量移動できる距離じゃない。

だが、沢山のポケモンがここに来ている。

うーん、なんでだろう。

 

「へっへっへ、二番道路は完了だな。

次は二番道路にいるプラスルとマイナンを十番道路に連れていくぜ!」

 

道路の先、ここからでは影になっている木の裏から声がした。

声の方へ行くとそこには黒いスーツを着た男が2人いた。

男達は黒いスーツにサングラス姿で見た感じ怪しい。

 

「そこで何をしてるの!」

 

私が大声で言った。

 

「なっ!?ってガキかよ。驚かせんな。」

 

「二番道路とか、十番道路に移動とか。

この頃ポケモンの生息地が変わってるのはあなた達の仕業だね!」

 

「バレちゃ仕方ない!せめて口封じさせて貰うぜ!」

 

そう言って1人の男がグラエナを繰り出した。

それを見たもう1人がゴローンを繰り出す。

 

「行くよ!メタグロス、ドラパルト!バトルスタンバイ!」

 

私がメタグロスの入ったヘビィボールとドラパルトの入ったダークボールを両手に持ってバク宙しながら前へ投げる。

ドレディアは私の隣で私がボールを投げるのを見て拍手をした。

 

「メタグロス!ゴローンに《アイアンヘッド》!

ドラパルトはグラエナに《ドラゴンアロー》!」

 

「ドララ!」

 

「グロー!」

 

私の指示で2匹が動く。

 

「グラエナ!《あなをほる》でかわせ!」

 

「ゴローン《まもる》だ!」

 

相手も伊達にトレーナーをしていないらしい。

中々の判断だ。

でも、甘い。

 

「ドラパルト!穴の中に《ドラゴンアロー》!

メタグロスは《じしん》!」

 

私が言うとドラパルトがグラエナの掘った穴にドラメシヤを飛ばした。

それと同時にメタグロスが4本の爪を地面に太鼓の様にドンドンと叩き付ける。

すると、辺りが揺れ、グラエナが飛び出してきた。

ゴローンも驚いてまもるを解く。

 

「メタグロス!とどめの《バレットパンチ》!」

 

「グロっ!」

 

メタグロスのバレットパンチがゴローンにクリーンヒットした。

グラエナも倒れ、相手の2匹は戦闘不能だ。

 

「なっ!?」

 

「お、おい、こいつよく見ればチャンピオンだぞ!」

 

「か、勝てるわけねぇ!」

 

2人が私の招待に気付いた様で私を見て驚いた。

 

「ダークホール団に楯突いた事後悔させてやるからな!」

 

「覚えてろよ!」

 

そう言って2人が走って逃げていった。

ダークホール団。

そう名乗った2人組。

そういえば、他の地方でもロケット団やギンガ団、フレア団なんかが悪さをしているなんて聞いたけどそれらと同じだろうか?

 

取り敢えず、この事はお兄ちゃんにも報告しなきゃ。

 

「皆、お疲れ様!戻って休んでね。リザードン!帰るよ。」

 

私がそう言って3匹を戻してからリザードンを繰り出して背中に乗ると研究所へと戻った。




*二番道路*
生息ポケモン
ラクライ
ピカチュウ
プラスル
マイナン
モルペコ
デデンネ
シビシラス
メリープ
野生平均LV.10
ルリシティへ向かう為の道路で西に海を望む海岸線。
海側は崖になっておりでんきタイプのポケモンが多く、たまに隣の道路に住むキャモメやウッウが出てくることもある。

*接続*
セキオウシティ─二番道路─三番道路─ルリシティ

*ダークホール団*
二番道路にフカマルとヨーギラスを連れてきていた張本人。
謎の団体で黒いスーツに身を包んでいた。
戦闘スキルもそこそこあるため少なくともなりたてのトレーナーでは無さそう。
他の地方の悪役と同じ立ち位置。

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