幻想郷の奇跡   作:海風 光

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 …すいません、東方サッカーの実況動画見てて投稿が遅れました…

 久しぶりの紅魔館です♪
 それでは、紅魔館編 第1幕スタートです!



紅魔館編
Ep14 紅魔館の門番


「………。」

 

 …ヤバイ、早く何とかしないとマジで洒落にならん…やっぱ、さっきのが原因だよな…

 

十分前

 

「風剣士の琳、拙者と勝負で御座る!」

 

「………。」

 

 …今、俺の目も前にいるのは、何か修行中の剣士らしい。そして、修行の成果を試す為に、様々な奴と戦った俺に勝負を挑んできた。…何故か「風剣士の琳」って言う通り名までついてるし…

 

「まぁ、これも運命(さだめ)か…その勝負、受けてたつ!」

 

「では、いざ尋常に…」

 

「「勝負!」」

 

5分後

 

「と…投了で御座る…」

 

「…ありがとうございました」

 

「やはり、琳殿には敵わないで御座る…」

 

「でも、筋は結構良いですよ?その調子で頑張ればもっと強くなる筈です。」

 

 …勝負の結果、俺の勝ちになった。だが、相手もかなり強く、俺の体力の消耗も激しかった。生憎今日は、これでもかと言う程無風で、体力の回復など勿論出来なかった上に、さっき軽く斬られて、俺の左腕からは結構な量の血が流れていた…

 

**********

 

 …あ、ヤベェ…足の感覚も無くなって来た…本格的にやばいぞこれは…

 

「こ…ここは…」

 

 気がつくと俺は、とても見覚えのある建物の前に立っていた。

 

「…紅魔…館…」

 

バタッ

 

 此処で、俺の体力に限界が来て、俺はその場に倒れこんだ…

 

「え?………。…ってえぇぇぇぇぇぇ?ちょ…だ、大丈夫ですか?」

 

 …誰かが気付いてくれたみたいだ…

 

「お~い、大丈夫ですか~?」

 

ユッサ、ユッサ、ユッサ

 

 …頼む、この状態で揺らすのは勘弁してくれ…あ、頭が…

 

「返事が無い…これは不味い?しっかりして!」

 

 …うん、揺らすのを止めて、抱えてくれたのは嬉しいんだけどね…俺の顔が何かとても大きくて、柔らかい物に押し付けられてるんだよねぇ…色々な意味で昇天してしまう上に…い、息が…

 

「どうしたの美鈴?門で騒いだりして?」

 

「あ、お嬢様…どちらに行っておられたのですか?」

 

「散歩よ。…ところで、貴女が抱えているその方は?」

 

「気が付くと、紅魔館の門の前で倒れていて…」

 

「成程…って、その方、凄い怪我じゃない…美鈴、この方を紅魔館に運んで、早く手当てしないと間に合わないわ!」

 

「ふぇ?あ、はい!」

 

 …誰かは解らないが助かるみたいだな…後で礼を言わないと…

 

*************

 

「…○○君!」

 

「―凛花ちゃん!如何したの?」

 

「如何したのじゃないわよ!また神社の脇で寝てる!」

 

「いやぁ…この神社に来ると無性に眠気が―」

 

「それはもう聞き飽きた!…今日は何の日か…忘れたの…?」

 

「…なわけ無いだろ…ほら、…誕生日…おめでとう…」

 

「わぁ…覚えててくれたんだ!」

 

「当たり前だ…何年幼馴染やってると思ってる…」

 

「ありがとう○○君!…大好き!」

 

*************

 

―ガバッ

 

「―ッ?…ハァッ…ハァッ…ハァ…ま…また…あの夢か…」

 

 あの夢…そう、俺が外の世界にいた頃の記憶…思い出深い記憶は、夢に出てくる…因みにこれは永琳に聞いた事だ。

 

「あ!目覚めたー?」

 

 俺の横では、緑のチャイナ服を着た女の子が座っていた。

 

「あ、あぁ…虚ろだが、あんたに助けて貰ったんだな…」

 

「まぁ、見つけたのは私だけど、手当てしたのはパチュリー様だけどね…」

 

 …パチュリー?…確か、『動かない大図書館』とか言われてる…

 

「へぇ、結構詳しいねぇ♪」

 

「…詳しくなんかねぇよ…風の噂で耳にしただけだ…」

 

 俺がそう言うと、チャイナっ娘は、思い出したように…

 

「そう言えば、自己紹介がまだだったね、私の名前は『紅 美鈴(ホン・メイリン)』気軽に、美鈴って呼んで!因みに私は、紅魔館の門番をやってるわ!」

 

「俺の名は―」

 

「外の世界から来た旅人…『琳』、でしょ?」

 

 な…何で俺の名を…?

 

「…新聞に書いているって言ったら解る?」

 

 あぁ、文か…

 

「―そんな事よりも!」

 

 美鈴は、思い付いたかのように話し出した。…大抵の予想は付くが…

 

「琳君、私と勝負しよ!」

 

 イェ~イ!俺の予想的中だぜ!…そろそろアタックチャンスかな?

 

「…断っても…強制的に…だよね?」

 

「御名答!」

 

 トホホ…やるしかないのか…

 

 …だが、この時の俺はまだ気がついていなかった…

 

「レミィ…美鈴のやつ…あの旅人と一戦交えるみたい…」

 

「みたいね…さて、始めようかしら…」

 

「お嬢様、琳さんに一体何をなさるおつもりで…?」

 

「大丈夫よ、別に勝負の邪魔をしたりしないから…」

 

「なら…一体何をするの…?」

 

「見極めるの…」

 

「…見極める…ですか…」

 

「そう…あの琳って男…咲夜が惚れるだけの男かどうか…」

 

「べ、別に私は惚れてなどは…」

 

「…咲夜…隠してもバレバレよ…」

 

 …などと言う会話が交わされ、紅魔館の主達が行動を開始した等露知らず、俺は美鈴との決闘の準備をしていた。

 

5分後

 

 準備が整い、紅魔館の門の外に行くと、既に準備していた美鈴が待っていた。

 

「あれ?…自慢の刀は使わないの?」

 

「…相手が素手なら、こちらも素手で行くのが礼儀…」

 

「…武士みたい…」

 

「…外の世界にいた頃、俺が師匠と呼ぶ人に色々教え込まれた記憶がある…」

 

「…でもあんた…剣術以外出来るの?」

 

「一応、殆どの武術は体が覚えている…」

 

「なら、大丈夫ね!」

 

「…試合内容はどうする?」

 

「自由形、一本試合で良い?」

 

「大丈夫だ!」

 

「それじゃぁ…」

 

「始め!」

 

 急に紅魔館の方から声が聞こえて来たと思ったら、テラスの方に、咲夜さんと…あれは…「レミリア・スカーレット」と「パチュリー・ノ―レッジ」と館の妖怪がぞろぞろとこっちを見ている。

 

「「お願いします!」」

 

 俺も美鈴も、少し吃驚したが、其の声を合図に試合を始める事にした。

 





 Ep1以来の紅魔館、そして紅魔館に到着した時の琳は瀕死の重傷。

 因みに、冒頭で割愛した琳と修行中の剣士の勝負内容ですが、お互い剣を交えての押し問答をしていて、琳の隙をついた修行剣士が、琳の左腕を斬りつけるも、琳が右手で刀を下向きに持ち替え、振り上げた刀の柄と鍔で修行剣士の刀を飛ばし、勝利を得たという感じです。

 今話を見てわかると思いますが、私の中では美鈴は豊満な部類です。

 それでは次話で!
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