幻想郷の奇跡   作:海風 光

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お久しぶりで~す!

 もうすぐWindows XPのサービスが終わるんで、次の投稿用パソコンを探さなあかん次第の海風です…(汗)

 地底編第4幕スタートです!



Ep21 漢の生き様

「琳…あんた…まだ全力を出し切ってないね?」

 

「…ばれてたか…」

 

「当たり前だ、その腰に下げてる小刀を使わずに素手で戦ったからね。」

 

 俺は、勇儀をその場に下ろした後、いつもの調子で答えた。

 

「…相手がハンデを背負うなら、こちらも背負うべき…だろ?」

 

「…全く、気に入った!もっと愉しませてあげるから、駄目になるまでついてきな!」

 

 勇儀はそう言うと、杯を投げ捨て、ファイティングポーズの構えをとった…相手は本気だ…

 

「…ならば…こちらも本気で行かせて貰う…」

 

 俺はそう言うと、腰の刀、『翡翠』を抜き、両手で持ち、上段で構え、呟いた。

 

「…モード大剣…」

 

 俺が呟いたと同時に、翡翠から溢れる程の光が放たれ、翡翠の姿は、小刀から全長2m程の大剣に変わっていた。

 

「成程…それがあんたの本気か…ふふふ、久しぶりだよ…全力で戦えるのは…」

 

「…何時でも来い!」

 

「言われなくても…」

 

ビュッ

 

ガキンッ

 

勇儀は、さっきと同じように素早く動き、パンチを繰り出してきた。…今度は連続で繰り出してきているが…俺も、やられっぱなしでは無い、大剣の刀身を勇儀に向け、右手で柄の部分を持ち、左手で刀身を支え、ラッシュを防いだ。

 

「流石だね!…だが、守ってばかりじゃ勝てないよ!」

 

「…それもそうだな…なら、反撃に回るか…」

 

 そう言った俺は、刀身を勇儀の腕の下に入れ、腕と平行になるように置き、力いっぱい振り上げた。すると…

 

「うおぉ!?」

 

「斬るだけが…刀じゃねぇんだよ!」

 

 勇儀は、思いっきりおれの後ろにぶっ飛んだ…が、直に体制を立て直し、俺と少し距離をとった。

 

「…一体何を…」

 

「スペルカード! 力業『大江山颪』!」

 

「?」

 

 な…何だあれは…勇儀の周りから、白縁に紫色の、大きさが1m程ある弾幕が大量に現れた…しかもこの弾幕…じとじとした熱風を放っている…いや~ローブに『暑さ無効』付いてて良かった~

 

「わ…私は暑さで倒れそうです…」

 

「…俺からは、我慢しろとしか言えねぇなぁ…」

 

 …だが、この弾幕…あまりにもシンプルすぎる…っは!まさか…勇儀は、この弾幕の隙間を狙って攻撃を仕掛けて来た時…カウンターの一撃を狙う…か?…まぁ、俺が勇儀なら、そうするが…なら、此処で俺がやる事は一つ…

 

「…その罠、そっくりそのまま返してやるよ!」

 

 そう言った俺は、大剣を構え直し、勇儀向かって突撃した。

 

―ドゴッ!

 

…ポコッ!

 

………。

 

 い…今起きた事を簡単に説明すると、俺は勇儀に突撃し、勇儀と交わる直前、大剣の剣先を俺の方に向け、柄の方を持って、勇儀の溝に叩き込んだ。…同時に、勇儀の拳が俺の左頬に食い込んでいた事は言うまでも無いが…

 

「………。」

 

「…何の真似だ…」

 

「…何が…だ?」

 

「何故お前はあたしに一撃を与える直前、剣の向きを変えた…それに、この柄の所にグルグル巻きに巻かれた布は何だ…」

 

「…布…じゃ…なく…て…タオル…だ…」

 

「そんな事はどうでも良い…あたしの質問に答えろ!」

 

「…俺…は…女性…を…傷つけ…ない…主義…なん…だ…よ…!」

 

バタッ…

 

 俺はそう言うと、その場に倒れこんだ…正直、これから目が覚めるまでの記憶が一切無い事は言うまでもない。

 





 …やはり、勇儀姉さんと言えば、『四天王奥義「三歩必殺」』を書くべきだったでしょうか…?(汗)
 …まぁ、今こんな事を言っても遅いんですがねぇ~(苦笑)

 今回の裏話…と言っても、語ることが“あまりない”というのが正直なところ…

 今話で琳大剣を使って行った防御方法…モ〇ハンプレイヤーなら大抵わかると思いますが、まさしくそれです!

 今話のラスト描写についてですが…前話のあとがきでも言いましたが、正直言って琳の戦い方は甘いです。(作者である私が言うのもあれですが…)
 …でも琳には、「女性を傷つけない戦闘スタイル」を突き通してもらいたいと思ってます。

 次話では今話の決着後の話し合い(?)的な事が行われます!

 それでは次話で!
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